システムジャーナルファイルを二重化している場合,A系の現用ファイルから読み込みます。A系の現用ファイルを読み込み中に障害が発生した場合,B系の現用ファイルに切り替えて読み込みます。
再開始でファイルグループの状態を回復したあと,ジャーナルの出力位置を回復するときにエラーが発生すると,OpenTP1は停止します。エラーメッセージが出力されるので理由コードに従ってエラーの原因を取り除いたあと,OpenTP1を再開始してください。
全面回復時,システムジャーナルサービス定義に新たにファイルグループを追加できます。
システムジャーナルサービス定義でjnl_rerun_swap=Yと指定すると,再開始でのジャーナル出力位置の回復後にスワップします。また,Yを指定していない場合でも,ジャーナル出力位置の回復時に前回現用であったと思われるファイルグループに障害が発生,またはアンロードされていた場合も,ジャーナル出力位置の回復後にスワップします。
システムジャーナルサービス定義でjnl_rerun_reserved_file_open=Yと指定すると,次の二つの条件を満たす場合に,予約ファイルを自動的にオープンします。