リモートAPI機能を使用した電文の送受信を行う場合,送受信する電文長に依存してレスポンスが悪化し,性能が低下することがあります。リモートAPI機能では,レスポンス改善のための性能チューニング用パラメタを提供しています。パラメタでソケットウィンドウサイズを大きくし,送受信リトライ間隔を短く設定すれば,レスポンスを改善できます。
性能チューニング用パラメタの適応については,システム要件に合わせてユーザで判断してください。性能チューニングパラメタは,次の手順で設定してください。
- rapリスナーサービス定義の次のオペランドを指定する
- rap_max_buff_sizeオペランド
- rap_io_retry_intervalオペランド
- rap_sock_countオペランド
- rap_sock_intervalオペランド
- rap_connect_retry_countオペランド
- rap_connect_retry_intervalオペランド
- rap_listen_backlogオペランド
オペランドの詳細については,マニュアル「OpenTP1 システム定義」を参照してください。
- オペランドを指定後,rapdfgenコマンドを実行する