次に示すどちらかのメッセージが出力されて,リソースマネジャのアクセスに失敗しました。
KFCA00906-E リソースマネジャへのアクセス時にエラーが発生しました。 |
KFCA00907-E リソースマネジャのXA関数でエラーが発生しました。 |
KFCA00906-EまたはKFCA00907-Eメッセージはリソースマネジャのアクセスに失敗した場合に出力されます。OpenTP1はOpenTP1以外のリソースマネジャ(Oracle,HiRDBなど)と連携する際に,標準規格であるxaインタフェースを使用してアクセスします。
OpenTP1側でエラーリターン値を決定しているのではなく,リソースマネジャ側でリターンした情報をメッセージに出力しているため,エラーリターンした原因を究明するにはリソースマネジャ側での調査が必要です。次に示すフローに従って現象の切り分けを行い,必要に応じてOpenTP1のサポートセンタ,またはリソースマネジャのサポートセンタへ問い合わせてください。
図11-7 KFCA00906-Eメッセージが出力された場合の調査手順
図11-8 KFCA00907-Eメッセージが出力された場合の調査手順