付録M.11 OpenTP1_ScenarioScaleout
- 名称
- OpenTP1_ScenarioScaleout
- 概要
- スケールアウトのサンプルシナリオテンプレート
- 機能
- OpenTP1をインストールしたあとに実行すると,OpenTP1の環境設定をして,OpenTP1およびサンプルSPPを起動します。
- 入力シナリオ変数
- ●DCDIR ~〈1~50文字の文字列〉
- 登録するOpenTP1ディレクトリ名を指定します。
- OpenTP1システムで一意になるように指定してください。
- ●DCCONFPATH
- OpenTP1定義ファイル格納ディレクトリを指定します。
- ●HOST_NAME
- シナリオジョブを実行するOpenTP1ノードのホスト名を指定します。
- この入力シナリオ変数は省略できます。省略した場合,シナリオの実行先ホストでシナリオジョブを実行します。
- ●USER_NAME
- シナリオジョブを実行するOpenTP1管理者のユーザ名を指定します。
- この入力シナリオ変数は省略できます。省略した場合,JP1/Baseで定義したユーザマッピングのプライマリユーザがシナリオジョブを実行します。
- ●GROUP_NAME
- OpenTP1グループ名を指定します。
- 入力シナリオ変数USER_NAMEを指定した場合は,必ず入力シナリオ変数GROUP_NAMEも指定してください。
- ●BETRAN_FILE1
- A系のOpenTP1ファイルシステムのパスを指定します。
- キャラクタ型スペシャルファイルを指定する場合は,シナリオテンプレートを実行する前に,パーティションを割り当ててください。
- ●BETRAN_FILE2
- B系のOpenTP1ファイルシステムのパスを指定します。
- キャラクタ型スペシャルファイルを指定する場合は,シナリオテンプレートを実行する前に,パーティションを割り当ててください。
- ●USER_SERVER_NAME ~〈1~8文字の文字列〉
- 起動するユーザサーバ名を指定します。
- サンプルシナリオテンプレートを使用する場合は,basesppを指定してください。
- ●NODE_ID ~〈4文字の文字列〉
- 設定するOpenTP1のノードIDを指定します。
- OpenTP1システムで一意になるように指定してください。
- ●PORT_NUMBER ~((5001~65535))
- OpenTP1システムに新しく追加するOpenTP1ノードのネームサーバが使用するポート番号を指定します。
- 出力シナリオ変数
- なし。
- 実行ユーザ
- 環境設定をするOpenTP1のディレクトリを作成するシナリオジョブ,およびOpenTP1をOSに登録するシナリオジョブは,スーパユーザが実行します。それ以外のシナリオジョブは,入力シナリオ変数USER_NAMEで指定したOpenTP1管理者が実行します。