rapクライアントマネジャの起動には,dcsvstartコマンドを実行します。または,ユーザサービス構成定義にdcsvstart定義コマンドを指定してOpenTP1を開始することで,rapクライアントマネジャを起動できます。
- (実行例)
- >dcsvstart -u rapクライアントマネジャ名
rapクライアントマネジャの停止には,dcsvstopコマンドを実行します。または,dcstopコマンドを実行してOpenTP1を停止することで,rapクライアントマネジャを停止できます。
- (実行例)
- >dcsvstop rapクライアントマネジャ名
rapクライアントマネジャ機能を使用する場合,次の順序で起動します。
- rapクライアントマネジャの起動
rapクライアント側のノードで,rapクライアントマネジャを起動します。
- rapリスナーの起動
rapサーバ側のノードで,rapリスナーサービス定義のrap_notifyオペランドにYを指定しているrapリスナーを起動し,rapクライアントマネジャに通知します。ここで起動するrapリスナーの情報は,rapクライアントマネジャサービス定義のrap_listen_infオペランドに指定されている必要があります。
- rapクライアントの起動
rapクライアント側のノードで,rapクライアントを起動しdc_rpc_callを発行します。
rapクライアントマネジャは,システム管理者のユーザ識別子で起動してください。定義の詳細については,マニュアル「OpenTP1 システム定義」を参照してください。