stsls
名称
ステータスファイルの状態表示
形式
stsls 〔{-n 論理ファイル名|-f 物理ファイル名|-a|-l|-p}〕
機能
ステータスファイルの状態を,オンライン中に標準出力に出力します。
オプション
●-n 論理ファイル名 ~〈1~8文字の識別子〉
状態を表示する論理ファイルの名称を指定します。
●-f 物理ファイル名 ~〈パス名〉
状態を表示する物理ファイルの名称を完全パス名で指定します。
●-a
ステータスサービスが使用中のすべてのステータスファイルの状態を,短縮形式で表示します。
●-l
ステータスサービスが使用中のすべての論理ファイルの状態を表示します。
●-p
ステータスサービスが使用中のすべての物理ファイルの状態を表示します。
すべてのオプションの指定を省略すると,ステータスサービスが使用中のすべてのステータスファイルの状態が表示されます。
出力形式
オプションの指定を省略した場合の出力形式を次に示します。
出力メッセージ
メッセージID | 内容 | 出力先 |
---|---|---|
KFCA01040-E | 物理ファイルでエラーが発生しました | 標準エラー出力 |
KFCA01050-E | プロセス間通信でエラーが発生しました | 標準出力 |
KFCA01070-E | stslsコマンドの処理でエラーが発生しました | 標準エラー出力 |
KFCA01085-I | ヘルプメッセージ | 標準出力, 標準エラー出力 |
KFCA01091-E | メモリ不足です | 標準エラー出力 |
KFCA01099-E | OpenTP1関数コールでエラーが発生しました | 標準エラー出力 |
注意事項
ステータスサービスが動作中のときだけ,ステータスファイルの状態を管理しています。
このため,ステータスサービスが動作中に次に示すクローズ状態のファイルに対しstsinitコマンド,またはstsrmコマンドを実行しても,stslsコマンドで表示されるファイル状態は変わりません。
なお,stsinitコマンド,またはstsrmコマンドを実行したあとにstsopenコマンドでステータスファイルをオープンしてから,stslsコマンドを実行すると,現在のファイル状態を表示できます。