3.11.5 ノーマルノードを混在させて使用する運用

ノーマルノードを混在させて使用する場合の注意事項を説明します。

<この項の構成>
(1) ノーマルノードを混在させて使用する場合のシステム共通定義の指定
(2) マネジャノードからノーマルノードへ変更する場合の注意事項

(1) ノーマルノードを混在させて使用する場合のシステム共通定義の指定

ノーマルノードを混在させて使用する場合,システム共通定義に次の指定をしてください。

(2) マネジャノードからノーマルノードへ変更する場合の注意事項

マネジャノードからノーマルノードへ変更する場合は,変更したあと,マネジャノードの再割り当てが必要です。新たにマネジャノードを構築するか,既存のエージェントノードをマネジャノードへ昇格させてください。

マネジャノードからノーマルノードへ変更する手順を次に示します。

  1. 変更するノードのOpenTP1を停止します。
  2. マネジャノードをノーマルノードへ変更します。
    システム共通定義のname_service_modeオペランドで,動作モードを変更します。
  3. マネジャノードの再割り当てをします。
    新たにマネジャノードとするノードを構築するか,既存のエージェントノードをマネジャノードに昇格させます。エージェントノードから昇格させる場合は,nammstrコマンドに-u,および-eオプションを指定して,旧マネジャノードのノード情報を削除してください。
  4. ノードリストの整合性確保によって,しばらくすると,エージェントノードのノードリストから,旧マネジャノードのノード情報が削除されます。
    ノードリストの整合性確保までに,エージェントノードのノードリストから旧マネジャノードのノード情報を削除するには,各エージェントノード上でnamndrmコマンドに-nオプションを指定して実行します。旧マネジャノードの存在を確認するには,エージェントノードで,namsvinfコマンドに-bオプションを指定して実行します。