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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 システム定義


MCFアプリケーション定義

MCFアプリケーション定義は,アプリケーションを定義し,その実行環境を設定するものです。一つのMCFアプリケーション定義に対し,一つのソースファイルを作成してください。

アプリケーションとは,一つの業務のことです。同じサービスでも,使用する通信サービスの違いによって,別々のアプリケーションとして定義できます。

MCFアプリケーション定義コマンドの指定順序を次の図に示します。

図5‒5 MCFアプリケーション定義コマンドの指定順序

[図データ]

アプリケーション属性定義を指定するとき,mcfaalcap定義コマンドの-Nオプションのmodelnameオペランドを使用すると,モデルとする定義の指定内容を流用できます。

このとき,モデルとするアプリケーション属性定義の一部だけを流用して,新しい定義を作成することもできます。例えば,アプリケーション名称「ex01」の属性定義の一部を流用してアプリケーション名称「ex02」の属性定義をする場合,次の図に示すように定義できます。

図5‒6 モデルアプリケーション属性定義の指定例

[図データ]