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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 システム定義


監視対象RM定義

〈このページの構成〉

形式

set形式

  set rmm_start_command=監視対象RM開始コマンド
  set rmm_stop_command=監視対象RM終了コマンド
  set rmm_abort_command=監視対象RM強制終了コマンド
  set rmm_get_pid_command=監視対象プロセスID取得コマンド
〔set rmm_command_watch_time=監視対象RMコマンド監視時間〕
  set rmm_command_uid=コマンド実行用ユーザID
  set rmm_command_gid=コマンド実行用グループID
〔set rmm_start_watch_time=監視対象RM開始処理監視時間〕

コマンド形式

なし。

機能

RMMサービスのコマンドを定義します。

コマンドの作成については,マニュアル「OpenTP1 運用と操作」を参照してください。

説明

set形式のオペランド

rmm_start_command=監視対象RM開始コマンド

 〜〈1〜127バイトのパス名〉

監視対象リソースマネジャを開始するためのコマンド名を指定します。

コマンド名は,ルートディレクトリからの絶対パス名で指定してください。

rmm_stop_command=監視対象RM終了コマンド

 〜〈1〜127バイトのパス名〉

監視対象リソースマネジャを終了するためのコマンド名を指定します。

コマンド名は,ルートディレクトリからの絶対パス名で指定してください。

rmm_abort_command=監視対象RM強制終了コマンド

 〜〈1〜127バイトのパス名〉

監視対象リソースマネジャを強制終了するためのコマンド名を指定します。

コマンド名は,ルートディレクトリからの絶対パス名で指定してください。

rmm_get_pid_command=監視対象プロセスID取得コマンド

 〜〈1〜127バイトのパス名〉

監視対象プロセスのプロセスIDを取得するためのコマンド名を指定します。

コマンド名は,ルートディレクトリからの絶対パス名で指定してください。

rmm_command_watch_time=監視対象RMコマンド監視時間

 〜〈符号なし整数〉((0〜7200))《1800》(単位:秒)

監視対象リソースマネジャの各コマンドの監視時間を指定します。指定した時間を過ぎてもコマンドが終了しなかった場合,RMMサービスはコマンド失敗と判断してコマンドを無効にします。

0を指定した場合,監視時間は無限となります。

このオペランドを指定する場合は,dcstopコマンドで指定した監視時間内になるように指定してください。

rmm_command_uid=コマンド実行用ユーザID

 〜〈符号なし整数〉((0〜59999))

各監視対象リソースマネジャのコマンド(開始コマンド,終了コマンド,強制終了コマンド,プロセスID取得コマンド)を実行するユーザのIDを指定します。

RMMサービスでは,この指定に従って各コマンドのユーザIDを設定して実行します。このユーザIDは,各コマンド中で実行されるコマンドや,子プロセスにも引き継がれます。

rmm_command_gid=コマンド実行用グループID

 〜〈符号なし整数〉((0〜59999))

各監視対象リソースマネジャのコマンド(開始コマンド,終了コマンド,強制終了コマンド,プロセスID取得コマンド)を実行するグループのIDを指定します。

RMMサービスでは,この指定に従って各コマンドのグループIDを設定して実行します。このグループIDは,各コマンド中で実行されるコマンドや,子プロセスにも引き継がれます。

rmm_start_watch_time=監視対象RM開始処理監視時間

 〜〈符号なし整数〉((0〜7200))《300》(単位:秒)

RMMサービスが,監視対象リソースマネジャの再開始を待つ時間を指定します。0を指定した場合は,監視対象リソースマネジャが再開始されるまで待ち続けます。

このオペランドは,監視対象リソースマネジャを自動再開始機能で再開始する場合に有効です。詳細については,マニュアル「OpenTP1 運用と操作」を参照してください。

コマンド形式

なし。