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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 システム定義


tamtable

〈このページの構成〉

名称

TAMテーブルの属性の指定

形式

{{tamtable  〔-o  ローディング契機〕  〔-a  アクセス形態〕〔-i〕〔-j〕
              TAMテーブル名  物理ファイル名}}

機能

オンライン中にTAMサービスを使用してアクセスするテーブル名と属性を指定します。

オプション

●-o ローディング契機

 〜《start》

TAMテーブルをロードする契機を指定します。

start

TAMサービスを開始するときにロードします。

cmd

tamloadコマンドを入力したときにロードします。

lib

dc_tam_open関数を発行し,TAMテーブルをオープンしたときにロードします。

●-a アクセス形態

 〜《read》

TAMテーブルのアクセス形態を指定します。

read

参照型

rewrite

追加・削除できない更新型

write

追加・削除できる更新型

reclck

テーブル排他を確保しない,追加・削除できる更新型

●-i

TAMテーブルの実更新時に,入出力エラーが発生してもアクセスを続行する場合に指定します。このオプションを指定すると,入出力エラーが発生しても同一オンラインでは,そのTAMテーブルは障害閉塞状態にはなりません。したがって,アクセスできます。

ただし,入出力エラーが発生後にオンラインダウンした場合,そのテーブルをオンラインから切り離してTAMサービスを再開始します。

●-j

TAMレコード更新時に,更新された部分だけのジャーナルを取得します。

このオプションを指定すると,TAMレコード更新時のジャーナルの取得量を低減できます。

●TAMテーブル名

 〜〈1〜32文字の識別子〉

TAMテーブル名を指定します。

●物理ファイル名

 〜〈1〜63文字のパス名〉

TAMテーブルを格納する物理ファイルを絶対パス名で指定します。ただし,環境変数は使用できません。