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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 システム定義


インタバルサービス定義

〈このページの構成〉

形式

set形式

〔set  watch_time=最大応答待ち時間〕

コマンド形式

なし。

機能

各システムサーバへ提供するインタバルタイマ機能の実行環境を定義します。

説明

set形式のオペランド

watch_time=最大応答待ち時間

 〜〈符号なし整数〉((0〜65535))(単位:秒)

RPCによってプロセス間で通信する場合,サービス要求を送信してからサービスの応答が返るまでの待ち時間の最大値を指定します。

OpenTP1の終了処理で,このオペランドで指定した時間だけ終了処理を待ち合わせる場合があります。したがって,大きな値を指定した場合,OpenTP1の終了処理に時間が掛かる場合があります。

指定時間を過ぎても応答がない場合は,RPCは送受信タイムアウトとしてエラーリターンします。

0を指定した場合は,応答を受信するまで待ち続けます。0を指定した場合,OpenTP1が終了しない場合があります。

省略した場合は,システム共通定義のwatch_timeオペランドの値が仮定されます。

このオペランドは,システム共通定義のwatch_timeオペランドのデフォルト値で使用してください。

特別なチューニングを必要とする場合以外は,このオペランドの内容を変更しないことをお勧めします。

システム共通定義のwatch_timeオペランドのデフォルト値よりも,極端に小さな値または大きな値を指定すると,OpenTP1ダウンに至る障害が発生する場合がありますので,ご注意ください。

コマンド形式

なし。