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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 システム定義


2.2.15 システムジャーナルサービス定義の内容

システムジャーナルサービス定義の内容を,次の表に示します。

表2‒16 システムジャーナルサービス定義の内容

形式

オペランド/コマンド

オプション

定義内容

指定値

set

jnl_max_datasize

最大レコードデータ長

〈符号なし整数〉

((32000〜4000000))《32000》

(単位:バイト)

jnl_cdinterval

ジャーナルブロック数

〈符号なし整数〉

((100〜32000))《1000》

jnl_rerun_swap

システム再開始時にジャーナルをスワップするかどうかを指定

Y|《N》

jnl_dual

ジャーナルファイルを二重化するかどうかを指定

Y|《N》

jnl_singleoperation

ジャーナルファイルが片系しか使用できない場合にスワップするかどうかを指定

Y|《N》

jnl_rerun_reserved_file_open

全面回復時に予約ファイルをオープンするかどうかを指定

Y|《N》

jnl_arc_name

グローバルアーカイブジャーナルサービスのリソースグループ名@ノード識別名

〈1〜8文字の識別子〉@〈4文字の識別子〉

jnl_arc_buff_size

アーカイブするための共用メモリバッファの容量

〈符号なし整数〉

((2〜80))《10》

(単位:メガバイト)

jnl_arc_max_datasize

アーカイブ時の転送データの最大長

〈符号なし整数〉

((1020〜8188))《1020》

(単位:キロバイト)

jnl_arc_terminate_check

ジャーナルサービスの正常終了および計画停止時,アーカイブ対象ジャーナルをすべてアーカイブするかどうかを指定

《Y》|N

jnl_arc_rec_kind

アーカイブ対象になるジャーナルレコード種別

《a|c|f|g|i|m|o|s|u》

jnl_arc_uj_code

アーカイブするUJコード

〈符号なし整数〉

((0〜255))《0-255》

jnl_arc_check_level

グローバルアーカイブジャーナル使用時にファイルグループがスワップ先として割り当てられる条件

《1》|2

jnl_arc_trn_stat

同期点ジャーナルおよびトランザクション管理サービスの回復用ジャーナルをアーカイブの対象とするかどうかを指定

《Y》|N

jnl_unload_check

スワップ先のファイルグループを決定する時にアンロード待ち状態をチェックするかどうかを指定

《Y》|N

jnl_auto_unload

自動アンロード機能を使用するかどうかを指定

Y|《N》

jnl_auto_unload_continue

自動アンロード継続機能を使用するかどうかを指定

Y|《N》

jnl_auto_unload_path

アンロードジャーナルファイルの格納ディレクトリ名

〈パス名〉

《$DCDIR/spool/dcjnlinf/unload》

jnl_max_file_dispersion

並列アクセス化する場合の最大分散数

〈符号なし整数〉

((1〜8))《1》

jnl_min_file_dispersion

並列アクセス化する場合の最小分散数

〈符号なし整数〉

((1〜8))《1》

watch_time

最大応答待ち時間

〈符号なし整数〉

((0〜65535))

(単位:秒)

コマンド

jnladdfg

-g

システムジャーナルを構成するファイルグループ名

〈1〜8文字の識別子〉

ONL

オンライン開始時にこのファイルグループを使用するかどうかを指定

なし。

jnladdpf

-g

対応するファイルグループ名

〈1〜8文字の識別子〉

-e

要素ファイル名

〈1〜8文字の識別子〉

-a

物理ファイルのパス名

〈パス名〉

-b

物理ファイルのパス名

〈パス名〉