ネットワークコミュニケーション定義は,テキストエディタを使用して定義ソースファイルを作成し,定義ソースファイルから定義オブジェクトファイルを生成します。この定義オブジェクトファイルをOpenTP1システムに登録します。
定義オブジェクトファイルの名称は,表4-1および表4-2の形式に従って指定します。そのファイル名を,表4-1および表4-2の定義コマンドであらかじめ登録しておきます。
定義ソースファイルの詳細については,「5. ネットワークコミュニケーション定義の詳細」を参照してください。
定義オブジェクトファイルの生成については,「4.3 定義オブジェクトファイルの生成」を参照してください。
表4-1 ネットワークコミュニケーション定義を登録するファイル名(その1)
定義名 | 定義ソースファイルの数 | 定義オブジェクトファイル名※1 | 指定する定義コマンド名 (定義名) |
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MCFマネジャ定義 | 各定義につき一つ | $DCCONFPATH/_mu……※2 | dcsvstart -m(システムサービス構成定義) |
MCF通信構成定義 | 各定義につき二つ | $DCCONFPATH/_mu……※2 | mcfmcname -s(MCFマネジャ定義) |
MCFアプリケーション定義 | 各定義につき一つ | $DCCONFPATH/任意 | mcftenv -a(MCF通信構成定義) |
表4-2 ネットワークコミュニケーション定義を登録するファイル名(その2)
定義名 | 定義ファイル名(完全パス名) | 指定する定義コマンド名(定義名) |
---|---|---|
システムサービス情報定義 | $DCDIR/lib/sysconf/定義ファイル名※1 | mcfmcname -s(MCFマネジャ定義) |
システムサービス共通情報定義 | $DCDIR/lib/sysconf/mcf※2 | 指定する定義コマンドはありません。 |
MCF性能検証用トレース定義 | $DCCONFPATH/_mc | 指定する定義コマンドはありません。 |