mcfmexp

名称

拡張予約定義

形式

〔mcfmexp  -g  サービスグループの登録数
          -l  論理端末の登録数
        〔-i  dg|ndg
        〔-o  dg|ndg〕〕

機能

拡張機能に関する環境を定義します。mcfmqgidコマンドを定義したとき,必ずこのmcfmexpコマンドを定義してください。また,mcfmqgidコマンドを省略したときは,mcfmexpコマンドを定義できません。

オプション

●-g サービスグループの登録数

 ~〈符号なし整数〉((サービスグループの総数~2147483647))

このMCFマネジャ管理下のMCFで使用するMCFアプリケーション定義中のサービスグループの総数を含む予約最大数を指定します。

MCFアプリケーション定義のmcfaalcap定義コマンドの-gオプションのquekindオペランドに,diskを指定したアプリケーションが属するMHPのサービスグループの総数を指定してください。

●-l 論理端末の登録数

 ~〈符号なし整数〉((論理端末の総数~2147483647))

このMCFマネジャ管理下のMCFで使用する論理端末の総数を含む予約最大数を指定します。

指定する論理端末数には,MCF通信プロセスまたはアプリケーション起動プロセスごとに,それぞれ次の条件を満たす論理端末の総数を指定してください。

なお,mcfmexp定義コマンドの-gオプションとmcfmexp定義コマンドの-lオプションには次の条件を満たす値を指定してください。

32767≧サービスグループの登録数(mcfmexp定義コマンドの-gオプションの指定値)
  +論理端末の登録数(mcfmexp定義コマンドの-lオプションの指定値)×2
  +MCF通信サービスの数(mcfmcname定義コマンド指定数)×5

条件を満たさない値を指定した場合,メッセージKFCA11033-Wを出力します。

●-i dg|ndg

 ~《ndg》

システム開始時に入力用ディスクキューが使用できない場合,メモリキューを代用して縮退運転をするかどうかを指定します。

dg:縮退運転をします。
ndg:縮退運転をしません。

●-o dg|ndg

 ~《ndg》

システム開始時に出力用ディスクキューが使用できない場合,メモリキューを代用して縮退運転をするかどうかを指定します。

dg:縮退運転をします。
ndg:縮退運転をしません。