TP1/Server Base用の共用メモリの見積もり式について説明します。ここで説明する見積もり式の単位はバイトです。
システム環境定義のstatic_shmpool_sizeオペランドに指定する静的共用メモリの算出式について説明します。ここで説明する算出式に従って静的共用メモリを算出してください。
128×(システム環境定義で指定した最大サーバ数+3)
+6024+dcstatsコマンドで統計情報のジャーナル出力を指定するユーザサーバの最大数×1024
128×(システム環境定義で指定した最大サーバ数+3)+8000
+dcstatsコマンドで統計情報のジャーナル出力を指定するユーザサーバの最大数×1280
944×prc_process_countオペランドの指定値+60624
32×tim_watch_countオペランドの指定値+1440
(lck_limit_foruserオペランドの指定値+lck_limit_fordamオペランドの指定値
+lck_limit_fortamオペランドの指定値+lck_limit_formqaオペランドの指定値)
×544+62016+128
(lck_limit_foruserオペランドの指定値+lck_limit_fordamオペランドの指定値
+lck_limit_fortamオペランドの指定値+lck_limit_formqaオペランドの指定値)
×544+62432+128
2048+1280×(RM名+RM拡張子)数+(816+128×(RM名+RM拡張子)数
+128×trn_max_subordinate_countオペランドの指定値
+↓(63+4×(RM名+RM拡張子)数)/32↓×32)
×trn_tran_process_countオペランドの指定値
+(C×(trn_max_crm_subordinate_countオペランドの指定値+1)
×trn_tran_process_countオペランドの指定値×1216)+128
2048+1280×(RM名+RM拡張子)数+(816+128×(RM名+RM拡張子)数
+128×trn_max_subordinate_countオペランドの指定値
+↓(63+4×(RM名+RM拡張子)数)/32↓×32)
×trn_tran_process_countオペランドの指定値
+(C×(trn_max_crm_subordinate_countオペランドの指定値+1)
×trn_tran_process_countオペランドの指定値×1248)+128
4864+256×jnladdfg定義コマンドの定義数
+480×m×jnladdfg定義コマンドの定義数
+64×m
+128×(m×2+1)
+4096×m×i
+↑(128×(34+2×jnladdfg定義コマンドの定義数×2×m)/8064)↑×8192
+↑(jnl_max_datasizeオペランドの指定値+336)/4096↑×4096×(m×2+1)
+↑(jnl_max_datasizeオペランドの指定値+336)/4096↑×4096×16×m
+↑(388+192×m)/4096↑×4096
+n
4864+256×jnladdfg定義コマンドの定義数
+480×m×jnladdfg定義コマンドの定義数
+64×m
+128×(m×2+1)
+4096×m×i
+↑(128×(34+2×jnladdfg定義コマンドの定義数×2×m)/8064)↑×8192
+↑(jnl_max_datasizeオペランドの指定値+336)/4096↑×4096×(m×2+1)
+↑(jnl_max_datasizeオペランドの指定値+336)/4096↑×4096×16×m
+↑(388+192×m)/4096↑×4096
+n
+512
+128×↓(j×1024×1024/(k×1024))↓
+k×1024×↓(j×1024×1024/(k×1024))↓
共用メモリの所要量は,10496バイトです。
17872+チェックポイントダンプサービス定義の定義数×688
+(チェックポイントダンプサービス定義のjnladdfgオペランドの定義数)×400
18640+チェックポイントダンプサービス定義の定義数×784
+(チェックポイントダンプサービス定義のjnladdfgオペランドの定義数)×400
共用メモリの所要量は,0バイトです。
1376+6272×n+(↑(a+336)/4096↑+1)×4096×n
4448+6856×n+(↑(a+336)/4096↑+1)×4096×n
13472+1200×trn_tran_process_countオペランドの指定値
+64×(trn_tran_process_countオペランドの指定値
×trn_max_subordinate_countオペランドの指定値)
+(↑(J+336)/4096↑)×4096
+DAM+TAM+MCF+MQ
128+128×trn_tran_process_countオペランドの指定値
+(4160+(↑(J+336)/4096↑×4096))
×(trn_recovery_process_countオペランドの指定値)
+56×(trn_tran_process_countオペランドの指定値×2+2)
4288+240×trn_tran_process_countオペランドの指定値
+(↑(J+336)/4096↑)×4096
128+240×trn_tran_process_countオペランドの指定値
+(4160+(↑(J+336)/4096↑×4096))
×(trn_recovery_process_countオペランドの指定値)
4288+240×trn_tran_process_countオペランドの指定値
+(↑(J+336)/4096↑)×4096
共用メモリの所要量は,0バイトです。
共用メモリの所要量は,64バイトです。
(name_total_sizeオペランドの指定値+name_cache_sizeオペランドの指定値)
×1024
name_total_size,およびname_cache_sizeの算出式を次に示します。
name_total_size=↑(7616+(all_nodeのノード数×384
+all_node_exのノード数×284
+all_node_extend_numberオペランドの指定値×384
+all_node_ex_extend_numberオペランドの指定値×284)
+((SPP数※1+rapサーバ数※2+XATMI数※3)×264)
+MCF※4+DAM※5+TAM※6+CLT※7)/1024↑
name_cache_size=↑(all_nodeオペランドおよびall_node_exオペランド
に指定したノード※8で起動するSPP数※1の総計×224)/1024↑
(1+MCF通信サーバの数+MHP数)×264
name_total_size=↑(7936+(all_node_exのノード数×284)
+all_node_ex_extend_numberオペランドの指定値×284
+163840
+((SPP数※1+rapサーバ数※2+XATMI数※3)×264)
+MCF※4+DAM※5+TAM※6+CLT※7)/1024↑
name_cache_size=↑(ノードリストに登録されるノード
およびall_node_exオペランドに指定したノード※8で起動する
SPP数※1の総計×224)/1024↑
(1+MCF通信サーバの数+MHP数)×264
ディスクキューを使用する場合,次に示す算出式に従って算出します(メモリキューだけの構成のときは見積もり不要です)。
共用メモリの所要量は,1024バイトです。
共用メモリの所要量は,1551360バイトです。
1024+148×A+↑(A/8)↑+260×B
672+A×trn_tran_process_countオペランドの指定値
288×(damfile定義コマンドの定義数+dam_added_fileオペランドの指定値)
+256+512
288×(damfile定義コマンドの定義数+dam_added_fileオペランドの指定値)
+288+512
2336+(48×ISTサービス定義に定義したテーブル数)+512
16+(72+12×n1)×n2
↑message_store_buflenオペランドの指定値/message_cell_sizeオペランドの指定値↑
↑rap_parallel_serverオペランドの指定値×2.1↑
共用メモリの所要量は,64バイトです。
M×N
共用メモリの所要量は,32バイトです。
システム環境定義のstatic_shmpool_sizeオペランドに指定する静的共用メモリの算出式について説明します。ここで説明する算出式に従って静的共用メモリを算出してください。
128×(システム環境定義で指定した最大サーバ数+3)+5487
+dcstatsコマンドで統計情報のジャーナル出力を指定するユーザサーバの最大数×1024
共用メモリの所要量は,251648バイトです。
32×tim_watch_countオペランドの指定値+1440
(name_total_sizeオペランドの指定値+name_cache_sizeオペランドの指定値)×1024
name_total_size,およびname_cache_sizeの算出式を次に示します。
name_total_size=↑(7616+all_nodeオペランドのノード数×384
+all_node_exオペランドのノード数×284
+all_node_extend_numberオペランドの指定値×384
+all_node_ex_extend_numberオペランドの指定値×284)
/1024↑
name_cache_size=↑(該当アーカイブジャーナルノードに接続する被アーカイブ
ジャーナルノード数×224)/1024↑
(name_total_sizeオペランドの指定値+name_cache_sizeオペランドの指定値)×1024
name_total_size,およびname_cache_sizeの算出式を次に示します。
name_total_size=↑(7936+all_node_exオペランドのノード数×284
+all_node_ex_extend_numberオペランドの指定値×284
+163840)/1024↑
name_cache_size=↑(該当アーカイブジャーナルノードに接続する被アーカイブ
ジャーナルノード数×224)/1024↑
共用メモリの所要量は,99328バイトです。
共用メモリの所要量は,1551360バイトです。
システム環境定義のdynamic_shmpool_sizeオペランドに指定する動的共用メモリの算出式について説明します。ここで説明する算出式に従って動的共用メモリを算出してください。
なお,ここで説明する算出式は,アーカイブジャーナルノードでないノードの場合です。アーカイブジャーナルノードの場合は動的共用メモリの値に0を指定してください。
(((1+(↑(システムジャーナルサービス定義で指定したjnl_max_datasizeオペランドの指定値+512)/4096↑))×4096)+32)×trn_tran_process_countオペランドの指定値
共用メモリの所要量は,0バイトです。
ディスクキューを使用する場合,次に示す算出式に従って算出します(メモリキューだけの構成のときは見積もり不要です)。
↑(複数のトランザクションで同期点処理までに,同時に要求するメッセージ数×48+32)/8192↑×(8192+512)
(484×↑1トランザクションブランチでオープンしているファイル数/10↑+72×dam_update_blockオペランドの指定値+304)
×同時実行トランザクションブランチ数
(484×↑1トランザクションブランチでオープンしているファイル数/10↑+72×dam_update_blockオペランドの指定値+304)
×同時実行トランザクションブランチ数
+(128+52×↑1グローバルトランザクションで発生するトランザクションブランチ数/10↑)
×同時実行グローバルトランザクション数
(488×↑1トランザクションブランチでオープンしているファイル数/10↑+72×dam_update_blockオペランドの指定値+304)
×同時実行トランザクションブランチ数
(488×↑1トランザクションブランチでオープンしているファイル数/10↑+72×dam_update_blockオペランドの指定値+304)
×同時実行トランザクションブランチ数
+(128+52×↑1グローバルトランザクションで発生するトランザクションブランチ数/10↑)
×同時実行グローバルトランザクション数
128+32×tam_max_tblnumオペランドの指定値
DAMブロックを退避するためのバッファ領域用の共用メモリの算出式について説明します。次に示すD1またはD2のうち,どちらか大きい値に1024を加えた値が算出結果になります。
D1=DAMサービス定義のdam_cache_sizeオペランドで指定したバッファ領域長
D2=A+B
DAMサービス用の共用メモリとして確保されるバッファ領域長をDAMサービス定義のdam_cache_sizeオペランドまたはdam_cache_size_fixオペランドに指定した場合,自動的にバイトに換算されます。そのときに,1キロバイト当たり1000バイトで換算するか,1024バイトで換算するかをdam_kb_sizeオペランドで指定できます。詳細については,DAMサービス定義のdam_kb_sizeオペランドを参照してください。
TAMテーブル用の共用メモリは次に示す算出式に従って算出してください。
ISTテーブル用の共用メモリは次に示す算出式に従って算出してください。
リアルタイム統計情報サービス用の共用メモリは次に示す算出式に従って算出してください。
304+(↑(4×rts_service_maxオペランドの指定値)/8↑×8)
+(104×(rts_service_maxオペランドの指定値+1))
+(144×rts_item_maxオペランドの指定値×(rts_service_maxオペランドの指定値+1))
共用メモリプールのサイズは次に示す算出式に従って算出してください。
OpenTP1制御用共用メモリ(約10240キロバイト)
+システム環境定義のstatic_shmpool_sizeオペランドの指定値
+システム環境定義のdynamic_shmpool_sizeオペランドの指定値