MCF性能検証用トレース定義

形式

set形式

〔set prf_file_size=MCF性能検証用トレース情報ファイルのサイズ〕
〔set prf_file_count=MCF性能検証用トレース情報ファイルの世代数〕

機能

MCF性能検証用トレース情報を取得する場合の実行環境を定義します。

説明

set形式のオペランド

prf_file_size=MCF性能検証用トレース情報ファイルのサイズ

 ~<符合なし整数>((1024~1048576))《1024》(単位:キロバイト)

MCF性能検証用トレース情報ファイルのサイズを指定します。

トレース情報は,通常ファイルに出力します。このファイルはMCF性能検証用トレース定義のprf_file_countオペランドの指定値分の世代を用意し,すべての世代を使用したらオーバラップして上書きします。このため,ある程度時間が経つと古いトレース情報がなくなります。このオペランドの指定値を大きくすることで,ファイルを上書きする時間を延長できます。

トレースファイルの1ファイルサイズの算出式を,次に示します(単位:バイト)。

1ファイルサイズ=128+(1トランザクションで必要なトレースデータ長×実行トランザクション数)

注※
1トランザクションで必要なトレースデータ長は,マニュアル「OpenTP1 運用と操作」を参照して計算してください。

prf_file_count=MCF性能検証用トレース情報ファイルの世代数

 ~<符合なし整数>((3~256))《3》

MCF性能検証用トレース情報ファイルの世代数を指定します。

値を小さくすると,新しい世代数の範囲で制御するため,範囲外のトレースファイルが使用されないで残ることになります。その場合は,必要に応じて範囲外のファイルを削除してください。

注意事項

この定義の使用は,TP1/Extension 1をインストールしていることが前提です。TP1/Extension 1をインストールしていない場合の動作は保証できませんので,ご了承ください。