XATMI通信サービス定義
形式
set形式
〔set xatinitapt="自AP名称"〕
〔set xatinitaeq="自AE修飾子"〕
〔set xat_aso_con_event_svcname="サービスグループ名",
"サービス名"〕
〔set xat_aso_discon_event_svcname="サービスグループ名",
"サービス名"〕
〔set xat_aso_failure_event_svcname="サービスグループ名",
"サービス名"〕
〔set max_open_fds=OSI TP通信のアソシエーションによって使用される
FDSの最大値〕
〔set max_socket_descriptors=XATMI通信サービスとUAPとの通信で使用
されるFDSの最大値〕
コマンド形式
xatsrvadd -p "他AP名称" -q "他AE修飾子"
-s "サービス名"〔,"サービス名"〕…
機能
TP1/NET/OSI-TP-Extendedを使った,XATMIインタフェースでのOSI TP通信の実行環境を定義します。
説明
set形式のオペランド
●xatinitapt="自AP名称"
~〈1~24文字の16進数字〉
OpenTP1システムごとに付ける自AP名称を指定します。
TP1/NET/OSI-TP-Extendedのプロトコル固有定義で指定した,自システムが発呼側となる場合の,発呼側のAP名称と同じ名称を指定してください。
TP1/NET/OSI-TP-Extendedのプロトコル固有定義については,マニュアル「OpenTP1 プロトコル TP1/NET/OSI-TP-Extended編」を参照してください。
●xatinitaeq="自AE修飾子"
~〈符号なし整数〉((0~2147483647))
OpenTP1システムごとに付ける自AE修飾子を指定します。
TP1/NET/OSI-TP-Extendedのプロトコル固有定義で指定した,自システムが発呼側となる場合の,発呼側のAE修飾子と同じ修飾子を指定してください。
TP1/NET/OSI-TP-Extendedのプロトコル固有定義については,マニュアル「OpenTP1 プロトコル TP1/NET/OSI-TP-Extended編」を参照してください。
●xat_aso_con_event_svcname="サービスグループ名","サービス名"
アソシエーションの確立通知を受信するSPPのサービスグループ名とサービス名を指定します。
このオペランドで指定するサービスグループ名とサービス名は,xat_aso_discon_event_svcnameオペランドおよびxat_aso_failure_event_svcnameオペランドで指定した,サービスグループ名およびサービス名と同じでもかまいません。同じサービスグループ名とサービス名を指定すると,アソシエーションの確立通知と解放通知を一つのサービス関数で受信できます。
このオペランドの指定を省略すると,通信イベントは通知されません。
●xat_aso_discon_event_svcname="サービスグループ名","サービス名"
アソシエーションの正常解放通知を受信するSPPのサービスグループ名とサービス名を指定します。
このオペランドで指定するサービスグループ名とサービス名は,xat_aso_con_event_svcnameオペランドおよびxat_aso_failure_event_svcnameオペランドで指定した,サービスグループ名およびサービス名と同じでもかまいません。同じサービスグループ名とサービス名を指定すると,アソシエーションの確立通知と解放通知を一つのサービス関数で受信できます。
このオペランドの指定を省略すると,通信イベントは通知されません。
●xat_aso_failure_event_svcname="サービスグループ名","サービス名"
アソシエーションの異常解放通知を受信するSPPのサービスグループ名とサービス名を指定します。
このオペランドで指定するサービスグループ名とサービス名は,xat_aso_con_event_svcnameオペランドおよびxat_aso_discon_event_svcnameオペランドで指定した,サービスグループ名およびサービス名と同じでもかまいません。同じサービスグループ名とサービス名を指定すると,アソシエーションの確立通知と解放通知を一つのサービス関数で受信できます。
このオペランドの指定を省略すると,通信イベントは通知されません。
●max_open_fds=OSI TP通信のアソシエーションによって使用されるFDSの最大値
~〈符号なし整数〉((16~2016))《50》
OSI TP通信のアソシエーションで使われるFDSの最大値を指定します。TP1/NET/OSI-TP-Extendedのアソシエーション(コネクション)の数に依存します。
●max_socket_descriptors=XATMI通信サービスとUAPとの通信で使用されるFDSの最大値
~〈符号なし整数〉((4~2047))《64》
XATMI通信サーバとOSI TP通信を利用するUAPとの間の通信で使用されるFDSの最大値を指定します。次に示す計算式以上の値が適切です。
コマンド形式
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