システムサービス定義の,定義間の記述順序は任意です。
システムサービス定義にはset形式,コマンド形式,putenv形式,およびdcputenv形式があります。
どの定義形式も同一定義ファイルに格納します。
同一定義内では,set形式を定義してからコマンド形式,putenv形式,またはdcputenv形式の順に定義してください。
set形式ではOpenTP1システム開始時に値が決定します。
コマンド形式ではOpenTP1システム開始時に値が決定しても,オンライン中に運用コマンドを入力するとOpenTP1システム開始時に決定した値を変更できます。
putenv形式,dcputenv形式では環境変数を設定できます。
なお,システムサービス定義のコマンドは定義として記載しています。
このため,実際の運用コマンドとオプションや使用上の制限が異なります。
運用コマンドとして使用する場合は,マニュアル「OpenTP1 運用と操作」で使用できるコマンドかどうかを確認してください。
ネットワークコミュニケーション定義では,各定義間の記述順序は任意ですが,各定義内での記述順序が決まっています。詳しくは,「5. ネットワークコミュニケーション定義の詳細」を参照してください。
なお,プロトコル部分の詳細については,マニュアル「OpenTP1 プロトコル」の該当するプロトコル編を参照してください。
メッセージキュー定義(MQT通信構成定義)の規則については,マニュアル「TP1/Message Queue 使用の手引」を参照してください。
ネットワークライブラリ定義(TP1/NET/OSI-TP-Extendedの定義)の規則については,マニュアル「OpenTP1 プロトコル TP1/NET/OSI-TP-Extended編」を参照してください。
定義情報はテキストエディタでメンテナンスできます。
ただし,オンラインで使用中の定義を変更または削除しないでください。
定義を変更または削除した場合,そのオンラインの動作は保証できません。
定義を変更する手順については,「7.1 定義の変更手順」を参照してください。
システム共通定義,ユーザサービスデフォルト定義,ユーザサービス定義に同一のオペランドを指定できる場合の優先順位を次に示します(1.>2.>3.)。