dcsvstart

名称

ユーザサーバの起動

形式

{{dcsvstart -u ユーザサーバ名〔,ユーザサーバ名〕…}}

機能

このノードで使用するユーザサーバを起動します。

ユーザサーバの開始がOpenTP1システムの開始と一緒に行われます。また,ユーザサーバの起動順序を制御できます。

ユーザサービス定義でサービスグループの常駐・非常駐の指定に関係なく,ユーザサーバを起動しなければこのサービスグループをコールできません。

なお,運用コマンドで起動するユーザサーバは指定しません。

オプション

●-u ユーザサーバ名〔,ユーザサーバ名〕…

 ~〈1~8文字の識別子〉

このノードに起動するユーザサーバの名称を指定します。ユーザサービス定義のファイル名がユーザサーバ名になります。

一つのdcsvstart定義コマンドで指定できるユーザサーバ名の最大数は50です。

指定したユーザサーバ群は並列に起動され,すべて起動されてから次のコマンドを実行します。指定例を次に示します。

サーバAとサーバBを並列に起動する場合
dcsvstart -u サーバA,サーバB
サーバAの起動後に,サーバBを起動する場合
dcsvstart -u サーバA
dcsvstart -u サーバB
サーバ内で次の関数を発行したタイミングで起動完了とします。
  • dc_adm_complete関数
  • dc_mcf_mainloop関数
  • dc_rpc_mainloop関数