定義内容を変更する場合は,OpenTP1システムを正常終了させてから行ってください。定義内容の変更後は,OpenTP1の正常開始から始めます。
ただし,ユーザサービス定義については,OpenTP1システムを正常終了させなくても,ユーザサーバを停止することで定義内容を変更できます。ユーザサービスデフォルト定義については,OpenTP1システムを正常終了させてから定義内容を変更してください。
また,システム共通定義を変更する場合は,注意が必要です。次に示す手順で定義内容を変更してください。
- OpenTP1を正常終了させます。
- 定義内容を変更します。
- 次に示すどれかの方法で,システム共通定義の変更を反映します。※
- dcresetコマンドを入力します。
- dcsetup -dコマンドを入力してから,再度dcsetupコマンドを入力して,OpenTP1をOSに登録します。
- マシンをリブートします。
- 注※
- Windows版OpenTP1では,この手順は不要です。
各コマンドの使用方法については,マニュアル「OpenTP1 運用と操作」を参照してください。
- OpenTP1を正常開始させます。
定義内容を変更する場合の注意事項を次に示します。
- システム環境定義のmode_confオペランドにAUTOが指定されている場合,dcresetコマンドを実行するとOpenTP1が自動開始します。
- OpenTP1システムが再開始する場合でも,変更できるシステムサービス定義があります。システムの再開始時に変更できる定義については,「7.2 再開始時に変更できる定義」を参照してください。
- 定義内容は,OpenTP1システムへの影響について十分検討してから変更してください。
- ネットワークコミュニケーション定義の定義内容を変更する場合には,ユティリティを使用して定義オブジェクトファイルを再生成する必要があります。定義オブジェクトファイルの生成方法については,「4.3 定義オブジェクトファイルの生成」を参照してください。