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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 プログラム作成の手引


2.9.2 メッセージログの通知の受信手順

通知を受信するアプリケーションプログラムは,受信の開始をdc_log_notify_open関数で宣言します。そして,dc_log_notify_receive関数でメッセージログを受信します。dc_log_notify_receive関数で受信できるメッセージログは一つです。複数のメッセージログを受信するには,dc_log_notify_receive関数を繰り返し呼び出します。

メッセージログの通知の受信を終了するときは,dc_log_notify_close関数を呼び出します。dc_log_notify_close関数を呼び出したあとでdc_log_notify_open関数を呼び出せば,再びメッセージログの通知を受信できます。

通知を受信するアプリケーションプログラムは,OpenTP1が終了したあとでもdc_log_notify_close関数を呼び出すまで待ち続けます。待ち続けているアプリケーションプログラムに受信処理の終了を知らせる場合には,ほかのアプリケーションプログラムからdc_log_notify_send関数でデータを送信します。受信処理の終了を知らせるアプリケーションプログラムでは,dc_log_notify_send関数を呼び出す前にdc_log_notify_open関数を呼び出せません。

メッセージログの通知の受信を次の図に示します。

図2‒55 メッセージログ通知の受信

[図データ]