Hitachi

OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 プログラム作成の手引


8.10 リアルタイム取得項目定義テンプレートの使い方

OpenTP1では,リアルタイム統計情報サービスで使用するテンプレートとして,各種のリアルタイム取得項目定義ファイルを提供しています。これらのファイルはすべて,インストールディレクトリ/rts_template/examples/conf/に格納されます。リアルタイム取得項目定義ファイルは,$DCCONFPATH/直下にコピーして使用します。

リアルタイム取得項目定義ファイルのファイル名と内容を次の表に示します。

表8‒11 リアルタイム取得項目定義ファイルのファイル名と内容

ファイル名

内容

base_itm

BASE用のリアルタイム取得項目定義ファイル

dam_itm

DAM用のリアルタイム取得項目定義ファイル

tam_itm

TAM用のリアルタイム取得項目定義ファイル

all_itm

すべての統計情報を取得するリアルタイム取得項目定義ファイル

none_itm

すべての統計情報を取得しないリアルタイム取得項目定義ファイル

mcfs_itm

MCF用のリアルタイム取得項目定義ファイル(システム全体,サーバ,サービス単位に取得する項目)

mcfl_itm

MCF用のリアルタイム取得項目定義ファイル(論理端末単位に取得する項目)

mcfg_itm

MCF用のリアルタイム取得項目定義ファイル(サービスグループ単位に取得する項目)

リアルタイム取得項目定義の指定方法については,マニュアル「OpenTP1 システム定義」を参照してください。