8.1.1 サンプルの種類
OpenTP1のサンプルを次に示します。
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TP1/Server Baseと一緒に提供するサンプルです。
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TP1/FS/Direct Accessと一緒に提供するサンプルです。
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TP1/FS/Table Accessと一緒に提供するサンプルです。
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メッセージ制御機能(TP1/Message Control,TP1/NET/Library,および通信プロトコル対応製品)と一緒に提供するサンプルです。
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マルチOpenTP1に対するコマンドを振り分けます。
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UAPをCOBOL言語でコーディングするときに使える,データ部のテンプレートです。
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シナリオテンプレートを利用したシステムの運用時に使用するサンプルシナリオテンプレートです。このサンプルを使用するには,シナリオテンプレートを利用したシステムの前提となるJP1製品(JP1/AJS,JP1/AJS2 - Scenario Operation,JP1/Base)が必要です。
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リアルタイム統計情報サービスで使用するテンプレートです。
それぞれのサンプルは独立していて,ディレクトリごとに分けて格納してあります。サンプルを使うときは,それぞれ独立して使えます。
- 〈この項の構成〉
(1) アプリケーションプログラムからアクセスするファイル
Baseサンプル,DAMサンプル,TAMサンプルは,サンプルプログラム(UAP)とOpenTP1ファイルシステムを使えます。UAPは,同じ形態のプログラムを使っています。ただし,UAPで使うデータベースを格納する場所は,サンプルによって異なります。
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Baseサンプルのデータベース:メモリテーブル上
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DAMサンプルのデータベース:DAMファイル
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TAMサンプルのデータベース:TAMテーブル
上記のサンプルのUAPでは,データベースに対して,データの参照や更新などのアクセスをします。このアクセス手順で,OpenTP1のAPIを使う方法がわかります。