3.6.2 メッセージの構造
メッセージの構造について説明します。
- 〈この項の構成〉
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(1) 論理メッセージとセグメント
システム間で通信する上で意味を持つデータの単位を論理メッセージといいます。論理メッセージは,一つまたは複数のセグメントから構成されます。セグメントとは,UAPの処理からライブラリ関数の呼び出し1回で処理できる単位です。
論理メッセージが一つのセグメントから構成されるときは,関数呼び出し1回でメッセージを処理できます。論理メッセージが複数のセグメントから構成されるときは,セグメントの数だけ関数を呼び出して,メッセージを処理します。
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(2) セグメントの構造
セグメントは,MCFで使うヘッダ領域とセグメントのデータから構成されます。ヘッダ領域には,長さによってバッファ形式1とバッファ形式2の2種類があります。どちらの形式のヘッダ領域を使うかは,ユーザ任意です。ただし,TP1/NET/XMAP3を使う場合は,バッファ形式2だけを使えます。
ヘッダ領域の長さは,通信プロトコル対応製品によって異なります。ヘッダ領域の長さについては,マニュアル「OpenTP1 プロトコル」のメッセージ送受信APIの説明を参照してください。
論理メッセージとセグメントの関係を次の図に示します。
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