3.3 アプリケーションに関する運用

ここでは,アプリケーションに関する運用について説明します。運用コマンドによるアプリケーションに関する運用については,マニュアル「OpenTP1 運用と操作」を参照してください。

<この節の構成>
(1) アプリケーションに関するタイマ起動要求の削除
(2) APIと運用コマンドの機能差異(アプリケーションに関する運用)

(1) アプリケーションに関するタイマ起動要求の削除

タイマ起動要求をしたアプリケーションの起動を停止するには,dc_mcf_adltap関数CBLDCMCF('ADLTAP ')を使用します。dc_mcf_adltap関数を発行すると,指定されたアプリケーションに対するタイマ起動要求を削除し,アプリケーションの起動を停止できます。

(2) APIと運用コマンドの機能差異(アプリケーションに関する運用)

アプリケーションに関する運用で使用する関数と運用コマンドの機能差異について,次の表に示します。

表3-4 関数と運用コマンドの機能差異(アプリケーションに関する運用)

関数名運用コマンド機能差異
dc_mcf_adltapmcfadltap
  1. 一つのアプリケーションのタイマ起動要求を削除します。アプリケーションの複数指定,および一括指定はできません。
  2. 対象となるアプリケーション起動プロセスの,アプリケーション起動プロセス識別子を指定する必要があります。また,すべてのアプリケーション起動プロセスのタイマ起動要求は削除できません。