TxRPCのUAPでは,トランザクション処理ができます。UAPの処理からトランザクションを制御する場合は,TX_関数(tx_begin(),tx_rollback()など)を使います。TX_関数のトランザクション制御については,「5.2 TXインタフェース(トランザクション制御)」を参照してください。
OpenTP1のTxRPCの場合,IDL-only TxRPCでトランザクション処理を使えます。
トランザクション処理をするTxRPCのUAPのプロセスには,トランザクション属性を指定します。TxRPCには次に示すトランザクション属性があります。
UAPのトランザクション属性は,インタフェース定義言語ファイル(IDLファイル)に指定します。指定できるのは,transaction_mandatoryかtransaction_optionalのどちらか片方だけです。
アプリケーションプログラムでできる通信を次の図に示します。
図6-2 アプリケーションプログラムでできる通信