8.10 リアルタイム取得項目定義テンプレートの使い方

OpenTP1では,リアルタイム統計情報サービスで使用するテンプレートとして,各種のリアルタイム取得項目定義ファイルを提供しています。これらのファイルはすべて,インストールディレクトリ/rts_template/examples/conf/に格納されます。リアルタイム取得項目定義ファイルは,$DCCONFPATH/直下にコピーして使用します。

リアルタイム取得項目定義ファイルのファイル名と内容を次の表に示します。

表8-11 リアルタイム取得項目定義ファイルのファイル名と内容

ファイル名内容
base_itmBASE用のリアルタイム取得項目定義ファイル
dam_itmDAM用のリアルタイム取得項目定義ファイル
tam_itmTAM用のリアルタイム取得項目定義ファイル
all_itmすべての統計情報を取得するリアルタイム取得項目定義ファイル
none_itmすべての統計情報を取得しないリアルタイム取得項目定義ファイル
mcfs_itmMCF用のリアルタイム取得項目定義ファイル(システム全体,サーバ,サービス単位に取得する項目)
mcfl_itmMCF用のリアルタイム取得項目定義ファイル(論理端末単位に取得する項目)
mcfg_itmMCF用のリアルタイム取得項目定義ファイル(サービスグループ単位に取得する項目)

リアルタイム取得項目定義の指定方法については,マニュアル「OpenTP1 システム定義」を参照してください。