6.1 TxRPCインタフェースの通信

TxRPCインタフェースとは,X/Openで規定するクライアント/サーバ形態の通信方法です。OpenTP1のUAPプロセス間で,TxRPCインタフェースの方式で通信できます。ほかのクライアント/サーバ形態の通信と異なり,TxRPCの通信ではユーザが作成した関数をクライアントから呼び出して通信します。ユーザが関数を作成するときは,下位の通信プロトコルを意識する必要はありません。

TxRPCインタフェースの通信の概要を次の図に示します。

図6-1 TxRPCインタフェースの通信の概要

[図データ]

<この節の構成>
6.1.1 TxRPC通信の種類
6.1.2 作成できるアプリケーションプログラム
6.1.3 前提となるライブラリ