3.1 MCF通信サービスに関する運用

ここでは,MCF通信サービスに関する運用について説明します。運用コマンドによるMCF通信サービスに関する運用については,マニュアル「OpenTP1 運用と操作」を参照してください。

<この節の構成>
(1) MCF通信サービスの状態表示
(2) APIと運用コマンドの機能差異(MCF通信サービスに関する運用)

(1) MCF通信サービスの状態表示

MCF通信サービスおよびアプリケーション起動プロセスの状態は,dc_mcf_tlscom関数CBLDCMCF('TLSCOM ')で表示できます。表示内容はMCF通信サーバ名,MCF通信サーバのプロセスID,MCF通信サービスの状態などです。

(2) APIと運用コマンドの機能差異(MCF通信サービスに関する運用)

MCF通信サービスに関する運用で使用する関数と運用コマンドの機能差異について,次の表に示します。

表3-1 関数と運用コマンドの機能差異(MCF通信サービスに関する運用)

関数名運用コマンド名機能差異
dc_mcf_tlscommcftlscom
  1. すべてのMCF通信サービスの状態を取得します。特定のMCF通信サービスの状態は取得できません。
  2. MCF通信サービスのプロセスIDは取得できません。
  3. MCF通信サービスの開始待ち合わせはできません。