OpenTP1の基本機能(TP1/Server Base)にTP1/Message Controlを組み込んで使うと,広域ネットワーク(WAN)やTCP/IP,および従来型のネットワークを介して,メインフレームやWSとメッセージ送受信形態で通信できます。
メッセージを使って通信する場合は,MHPを使います。また,一部のメッセージ処理はSPPでも使えます。
メッセージ送受信機能は,システムにTP1/Message Controlが組み込まれていることが前提となります。また,OpenTP1の基本機能がTP1/Server Baseの場合だけ使えます。TP1/LiNKでMHPを作成するときは,TP1/Messagingが必要です。
メッセージ送受信形態の通信の概要を次の図に示します。
図3-5 メッセージ送受信形態の通信の概要