1.4.3 OpenTP1のシステム定義
OpenTP1の動作環境やOpenTP1が使う各種の資源は,システム定義に指定します。OpenTP1のシステム定義は,次のように分けられます。
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OpenTP1の基本機能(TP1/Server Base),各種ファイルサービス,マルチノード機能,およびメッセージキューイング機能に関連する項目について定義します。
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ネットワークコミュニケーション定義
メッセージ送受信機能(TP1/Message Control)を使う場合に定義します。
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メッセージキュー定義
メッセージキューイング機能(TP1/Message Queue)を使う場合に定義します。
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ネットワークライブラリ定義
TP1/NET/OSI-TP-Extendedを使ったOSI TP通信をする場合に定義します。
定義を作成するときは,テキストエディタでファイルを作成します。システム定義については,マニュアル「OpenTP1 システム定義」を参照してください。
OpenTP1のシステム定義の体系を,次の図に示します。
注※1 グローバルアーカイブジャーナルサービスを使うOpenTP1ノードでは,定義しません。
注※2 XAリソースサービス機能を使う場合に定義します。
注※3 ジャーナルファイルレス機能を使用するOpenTP1ノードでは,定義しません。
注※4 TP1/Multiを使う場合に定義します。
注※5 グローバルアーカイブジャーナルサービスを使う場合に定義します。
注※6 TP1/FS/Direct Accessを使う場合に定義します。
注※7 TP1/FS/Table Accessを使う場合に定義します。
注※8 TP1/Client/W,またはTP1/Client/Pを使う場合に定義します。
注※9 ISAMファイルをトランザクション処理する機能(ISAM/B)を使う場合に定義します。定義の内容については,マニュアル「索引順編成ファイル管理 ISAM」を参照してください。
注※10 TP1/Shared Table Accessを使う場合に定義します。
注※11 TP1/Resource Manager Monitorを使う場合に定義します。
注※12 TP1/NET/OSI-TP-Extendedを使ったOSI TP通信をする場合に定義します。定義の内容については,マニュアル「OpenTP1 プロトコル TP1/NET/OSI-TP-Extended編」を参照してください。
注※13 メッセージ送受信機能(TP1/Message Control)を使う場合に定義します。
注※14 リモートAPI機能を使う場合に定義します。
注※15 リアルタイム統計情報サービスを使う場合に定義します。
注※16 メッセージキューイング機能(TP1/Message Queue)を使う場合に定義します。定義の内容については,マニュアル「TP1/Message Queue 使用の手引」を参照してください。
注※17 TP1/Online Testerを使う場合に定義します。定義の内容については,マニュアル「OpenTP1テスタ・UAPトレース使用の手引」を参照してください。