4.4 ユーザデータを格納するファイル
OpenTP1の業務処理で使用する,ユーザデータを格納するファイル(ユーザファイル)について説明します。OpenTP1で使用できるユーザファイルには,次の3種類があります。
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DAMファイル
OpenTP1専用の直接編成ファイルとして使用します。
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TAMファイル
テーブルアクセス法で高速にアクセスできる,OpenTP1専用の直接編成ファイルとして使用します。
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ISAMファイル
X/OpenのISAMモデルに準拠した索引順編成ファイルとして使用します。ISAMファイルについては,マニュアル「索引順編成ファイル管理 ISAM」を参照してください。
OpenTP1のユーザファイルは,すべてOpenTP1ファイル上に作成します。
上記のほかに,共用メモリ上のテーブルにアクセスする機能(ISTサービス)や,データベースマネジメントシステム(DBMS)で管理するユーザファイルも,OpenTP1で使えます。