3.10 シナリオテンプレートを利用したシステムの運用
OpenTP1の運用手順を,JP1/AJS2 - Scenario Operationが管理するシナリオテンプレートとしてあらかじめ定義できます。シナリオテンプレートを利用すると,システムを自動的に運用できます。シナリオテンプレートは,JP1/AJS2 - Scenario OperationがJP1/AJS - Managerを介して実行します。OpenTP1では,基本的な運用手順を定義したシナリオテンプレートを提供しています。OpenTP1が提供するシナリオテンプレートを使用すると,より簡単にシステムの運用を自動化できます。
JP1/AJS2 - Scenario Operationの詳細説明については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 - Scenario Operation」を参照してください。
シナリオテンプレートを利用したシステムの運用を次の図に示します。
- 注
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シナリオテンプレートの入力シナリオ変数を変更することによって,異なるOpenTP1環境にシナリオを実行できます。
- (説明)
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OpenTP1が提供またはユーザが作成したシナリオテンプレートをJP1/AJS2 - Scenario Operationに登録します。
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JP1/AJS2 - Scenario Operationが,JP1/AJSにシナリオを登録します。
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JP1/AJSが,OpenTP1にシナリオを実行させます。
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OpenTP1がシナリオテンプレートを提供しているシナリオを次に示します。
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新しいOpenTP1ノードを構築して,OpenTP1システムのドメイン構成に新しいノードを追加します。
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業務単位またはノード単位で,負荷レベルの低いノードのリソースを解放して,他システムに割り当てます。
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システムを停止させることなくOSやUAPのセキュリティ対策パッチを適用します。
シナリオテンプレートの詳細については,マニュアル「OpenTP1 運用と操作」を参照してください。