1.2.2 フロントエンドプロセサ(FEP)の形態
大型コンピュータのセンタ業務を分担する,フロントエンドプロセサ(FEP)にOpenTP1を適用するシステム形態です。大型コンピュータとFEPは,高速LAN(FDDI LAN,またはチャネル接続)で接続させます。
FEP上のOpenTP1では,通信プロトコル処理や業務処理の一部を実行します。大型コンピュータの負荷を軽減したり,大型コンピュータで障害が起こった場合にセンタ業務を継続したりできます。
OpenTP1システムを使うと,多種の通信プロトコルで,多回線接続ができます。そのため,広域網を介した各種通信に対応したFEPとして使用できます。
フロントエンドプロセサ(FEP)の形態の例を次の図に示します。