OpenTP1を使った分散トランザクション処理システムは,X/OpenのDTPモデルに準拠しています。X/OpenのDTPモデルの構成を次の図に示します。
図1-9 X/OpenのDTPモデルの構成
DTPモデルは,次に示す要素から構成されます。
DTPモデルを構成する各要素は,次に示すインタフェースで連携できます。
OpenTP1で使えるRMを次に示します。
OpenTP1でOSI TP通信をする場合は,XA+インタフェースによって,他システムへトランザクション処理を拡張できます。
X/OpenのDTPモデルとOpenTP1で構築するシステムの関係を次の図に示します。
図1-10 X/OpenのDTPモデルとOpenTP1で構築するシステムの関係