プログラムが起動前状態のときは,実行を開始します。中断状態のときは,実行を再開します。
- 形式
![[図データ]](figure/td050205.gif)
- PARAMETER(引数の文字列)
起動時にプログラムへ渡す引数を指定します。
- COVERAGE
カバレージ情報を蓄積します。
- STATEMENT(文番号)・PARAGRAPH(手続き名)
プログラムの実行を再開させる位置を変更するときに,再開する文または手続きを指定します。
- 注意事項
- PARAMETERオペランドおよびCOVERAGEオペランドは,プログラムの中断状態で指定したときは無効となります。
- PARAMETERオペランドは,次の場合は指定できません。
・プログラムの連動実行をしている。
・-SimMainコンパイラオプションでプログラムをコンパイルして主プログラムシミュレーションをしている。
文字列に空白,括弧,アポストロフィ(')またはダブルコーテーション(")を使用する場合の指定方法については,「5.1 TDコマンドの指定方法」を参照してください。
- COVERAGEオペランドによってカバレージ情報を蓄積する翻訳単位は,コンパイル時に-CVInfコンパイラオプションを指定します。
- STATEMENTオペランドおよびPARAGRAPHオペランドは,プログラムの起動前に指定したときは無効となります。
- STATEMENTオペランドおよびPARAGRAPHオペランドは,中断しているソース要素の文または手続きを指定します。宣言手続きで中断しているときは,その宣言手続きの中の文または手続きを指定します。宣言手続きの外で中断しているときは,宣言手続きの外の文または手続きを指定します。
- STATEMENTオペランドにENTRY文の文番号は指定できません。