テストプログラムの実行を制御したり,実行状態を追跡したりするTDコマンドの一覧を次に示します。
表5-4 実行を制御したり,実行状態を追跡したりするTDコマンドの一覧
目的 | コマンド名 |
---|---|
プログラムの実行を中断させる中断点を設定する。 | SET BREAK |
SET BREAKコマンドで設定した中断点を解除する。 | RESET BREAK |
設定されている中断点の一覧を表示する。 | DISPLAY BREAK |
プログラムの実行を中断する条件を設定する。 | SET WATCH |
SET WATCHコマンドで設定したデータ監視条件を解除する。 | RESET WATCH |
プログラムが起動前状態のときは,実行を開始する。中断状態のときは,実行を再開する。 | GO |
プログラムを1文実行して中断する。 | STEP IN |
プログラムを1文実行して中断する。ただし,CALL文,関数呼び出しを持つ文およびINVOKE文は1文として実行する。 | STEP OVER |
プログラムの中断時に,実行を再開する位置を変更する。 | STEP TO |
実行中のプログラムを強制的に終了する。 | STOP |
プログラムの実行を追跡し,指定した単位で通過点を表示する。 | SET TRACE |
SET TRACEコマンドで開始したトレース表示を中止する。 | RESET TRACE |
フロー情報の蓄積を開始する。 | SET FLOW |
フロー情報の蓄積を中止する。 | RESET FLOW |
蓄積されているフロー情報を表示する。 | DISPLAY FLOW |
プログラムが中断している現在位置を表示する。 | DISPLAY POINT |