付録E 各バージョンの変更内容

各バージョンの変更内容を示します。

変更内容(3000-3-D09-10) COBOL2002 Net Server Suite 03-02(適用OS:AIX V6.1,AIX V7.1),COBOL2002 Net Server Runtime 03-02(適用OS:AIX V6.1,AIX V7.1),COBOL2002 Net Server Suite(64) 03-02(適用OS:AIX V6.1,AIX V7.1),COBOL2002 Net Server Runtime(64) 03-02(適用OS:AIX V6.1,AIX V7.1)
追加・変更内容
AIX(32),AIX(64)で次に示す機能に対応した。
  • 日本語集団項目
  • 動的長基本項目機能
  • 英数字定数の定数長拡張機能(-LiteralExtend,Alnumオプション)
  • メインフレーム互換機能(-JPN,V3JPNSpaceオプション)
  • 環境変数CBLTDEXTARGET
AIX(64)で次に示す機能に対応した。
  • 数字項目のけた拡張機能
  • COBOLのレコード定義に依存することなく,Cプログラムなどで作成したバイナリファイルの読み書きができる機能(バイトストリーム入出力サービスルーチン)
  • XML連携機能
  • Cosminexus連携機能
  • CBLDATADUMPサービスルーチン
AIX(32),AIX(64)で,外部10進項目に空白文字があるとき,ゼロとみなして比較,演算,転記を実行する機能(-SpaceAsZeroオプション)をサポートした。これに伴い,テストデバッガの代入規則,比較規則では対象外になることを説明に追加した。
COBOL2002 Net Server Suite 03-02(適用OS:Linux 5 AP (x86),Linux 5 AP (AMD/Intel 64),Linux Server 6 (32-bit x86),Linux Server 6 (64-bit x86_64),Linux Server 7 (64-bit x86_64)),COBOL2002 Net Server Runtime 03-02(適用OS:Linux 5 AP (x86),Linux 5 AP (AMD/Intel 64),Linux Server 6 (32-bit x86),Linux Server 6 (64-bit x86_64),Linux Server 7 (64-bit x86_64)),COBOL2002 Net Server Suite(64) 03-02(適用OS:Linux 5 AP (AMD/Intel 64),Linux Server 6 (64-bit x86_64),Linux Server 7 (64-bit x86_64)),COBOL2002 Net Server Runtime(64) 03-02(適用OS:Linux 5 AP (AMD/Intel 64),Linux Server 6 (64-bit x86_64),Linux Server 7 (64-bit x86_64))
追加・変更内容
次のOSに対応した。
  • Linux Server 7 (64-bit x86_64)
Linux(x86),Linux(x64)で,外部10進項目に空白文字があるとき,ゼロとみなして比較,演算,転記を実行する機能(-SpaceAsZeroオプション)をサポートした。これに伴い,テストデバッガの代入規則,比較規則では対象外になることを説明に追加した。
変更内容(3000-3-D09) COBOL2002 Net Server Suite 03-01(適用OS:Linux 5 AP (x86),Linux 5 AP (AMD/Intel 64),Linux Server 6 (32-bit x86),Linux Server 6 (64-bit x86_64)),COBOL2002 Net Server Runtime 03-01(適用OS:Linux 5 AP (x86),Linux 5 AP (AMD/Intel 64),Linux Server 6 (32-bit x86),Linux Server 6 (64-bit x86_64)),COBOL2002 Net Server Suite(64) 03-01(適用OS:Linux 5 AP (AMD/Intel 64),Linux Server 6 (64-bit x86_64)),COBOL2002 Net Server Runtime(64) 03-01(適用OS:Linux 5 AP (AMD/Intel 64),Linux Server 6 (64-bit x86_64))
追加・変更内容
Linux(x86),Linux(x64)で次に示す機能をサポートした。
  • 日本語集団項目
  • 動的長基本項目機能
  • 英数字定数の定数長拡張機能(-LiteralExtend,Alnumオプション)
  • CBLDATADUMPサービスルーチン
  • 初期化属性プログラムの作業場所節にある,VALUE句の指定がないデータ項目の初期値をNULL(X'00')に設定する機能(コンパイラ環境変数CBLINITVALUE)
  • 実行時環境変数CBLDATADUMPFILE
  • テキスト編成ファイルのUnicodeシグニチャ出力の切り替え機能と実行時環境変数 CBLTEXTSUPPRESSBOM,CBLD_ファイル名={TEXTSUPPRESSBOM|NOTEXTSUPPRESSBOM}
  • 移行向けチェック機能(-PortabilityCheckオプション)
  • XML連携機能
Linux(x86)で次に示す機能をサポートした。
  • カバレージ機能をマルチスレッドプログラムに対応
  • 環境変数CBLTDEXTARGET
  • 実行時環境変数CBLIOMESSAGE
  • 実行時環境変数CBLTEXTWRITESPACE,CBLD_ファイル名={ TEXTWRITESPACE | NOTEXTWRITESPACE }
  • 空白に関する機能キャラクタの扱いをメインフレーム(VOS3)と同等にするオプション(-V3RecFCSpaceオプション)
  • 次に示す-VOSCBLコンパイラオプション
    ・-VOSCBL,OccursKeyコンパイラオプション(OCCURS句のKEY IS指定のデータ名に対するコンパイル時の解釈をVOS3 COBOL85と同等にする)
    ・-VOSCBL,ReportControlコンパイラオプション(制御用データ項目の値を元の値で参照する)
-TDInfおよび-CVInfコンパイラオプションがないCOBOLプログラム,またはCOBOLプログラム以外から共用ライブラリを呼ぶ場合の説明にLinux(x86)版 COBOL2002を追加した。
COBOL2002 Net Server Suite(64) 01-04(適用OS:Linux 5 AP (AMD/Intel 64),Linux Server 6 (64-bit x86_64)),COBOL2002 Net Server Runtime(64) 01-04(適用OS:Linux 5 AP (AMD/Intel 64),Linux Server 6 (64-bit x86_64))
追加・変更内容
けた拡張機能で,次に示す項目をサポートした。
  • 数字編集項目の数字けた位置の最大を18から38に拡張した。
  • PICTURE文字列の長さの最大を30文字から60文字に拡張した。
  • 添字および部分参照子にPICTURE句の数字けた位置の個数が19~38の数字項目を指定できるようにした。
  • 数字けた位置の個数が19~38の数字項目および数字編集項目にBLANK WHEN ZERO句を指定できるようにした。
  • ADDR関数,LENGTH関数の引数に,PICTURE句の数字けた位置の個数が19~38の数字項目および数字編集項目を指定できるようにした。
  • -CompatiV3オプションと-IntResult,DecFloat40オプションを同時に指定できるようにした。
COBOLのレコード定義に依存することなく,Cプログラムなどで作成したバイナリファイルの読み書きができる,バイトストリーム入出力サービスルーチンをサポートした。
-VOSCBLコンパイラオプションのサポートで,次に示すオプションを指定できるようにした。
  • -VOSCBL,OccursKeyコンパイラオプション(OCCURS句のKEY IS指定のデータ名に対するコンパイル時の解釈をVOS3 COBOL85と同等にする)
  • -VOSCBL,ReportControlコンパイラオプション(制御用データ項目の値を元の値で参照する)
COBOL2002 Net Server Suite 01-02(適用OS:Linux 5 AP (x86),Linux 5 AP (AMD/Intel 64),Linux Server 6 (32-bit x86),Linux Server 6 (64-bit x86_64))
追加・変更内容
次のOSに対応した。
  • Linux Server 6 (32-bit x86),Linux Server 6 (64-bit x86_64)
COBOL2002 Net Server Suite(64) 01-02,COBOL2002 Net Server Runtime(64) 01-02(適用OS:HP-UX 11i (IPF))
追加・変更内容
浮動小数点数について注意事項を追加した。
ALLOCATE AREAコマンドとFREE AREAコマンドが有効になる対象の説明に,Solaris(SPARC)を追加した。
注意事項として,ブロックを分ける一般規則と例の「直後でブロックを区切る文または句」に次の説明を追加した。
  • INVOKE文(条件指定がない文)
  • EXIT USE文
また,S1メジャーの対象となる呼び出し文として次の説明を追加した。
  • ファクトリおよびインスタンスオブジェクトのメソッド呼び起こしで指定したINVOKE文
変更内容(3000-3-D43-90) COBOL2002 Net Server Suite(64) 01-03,COBOL2002 Net Server Runtime(64) 01-03(適用OS:Linux 5 AP (AMD/Intel 64))
追加・変更内容
テストデバッガ機能やカバレージ機能が生成する作業用ファイルの出力ディレクトリについての説明を追加した。
共用ライブラリのテストデバッグ,カバレージ情報の蓄積,またはカウント情報の表示で使用できる環境変数CBLTDEXTARGETのサポートに伴い,次のとおりに説明を追加した。
  • 環境変数CBLTDEXTARGETの説明を追加した。
  • テストデバッグ時やカバレージ時に指定が必要な環境変数一覧に環境変数CBLTDEXTARGETを追加した。
数字項目のけた拡張機能についての説明を追加した。
カバレージ機能で,C0メジャーが対象とする文の説明を変更した。
マルチスレッド対応のCOBOLプログラムでは,カバレージ情報の蓄積をサポートした。
COBOL2002 Net Server Suite(64) 01-02,COBOL2002 Net Server Runtime(64) 01-02(適用OS:HP-UX 11i (IPF))
追加・変更内容
テストデバッガ機能やカバレージ機能が生成する作業用ファイルの出力ディレクトリについての説明を追加した。
数字項目のけた拡張機能についての説明を追加した。
バイトストリーム入出力サービスルーチンをサポートした。
変更内容(3000-3-D43-80) COBOL2002 Net Server Suite 01-02,COBOL2002 Net Server Runtime 01-02(適用OS:HP-UX 11i (IPF))
追加・変更内容
適用OSごとに記述している個所に,HP-UX(IPF) COBOL2002 01-02の内容を追加した。
COBOL2002 Net Server Suite 01-02,COBOL2002 Net Server Runtime 01-02(適用OS:Linux 5 AP (x86),Linux 5 AP (AMD/Intel 64)),COBOL2002 Net Server Suite(64) 01-02,COBOL2002 Net Server Runtime(64) 01-02(適用OS:Linux 5 AP (AMD/Intel 64))
追加・変更内容
適用OSごとに記述している個所に,Linux(x86) COBOL2002 01-02,Linux(x64) COBOL2002 01-02の内容を追加した。
テストデバッガに適用されないコンパイラオプションを追加した。
環境変数PATHを指定する場合に含める必要があるPATHを変更した。
変更内容(3000-3-D43-70) COBOL2002 Net Server Suite(64) 01-00,COBOL2002 Net Server Runtime(64) 01-00(適用OS:AIX 5L V5.3,AIX V6.1)
追加・変更内容
適用OSごとに記述している個所に,AIX(64) COBOL2002の内容を追加した。
テストデバッグ時に生成して使用している作業用ファイルについての注意事項を追加した。
テストデバッガでデータに対する操作ができるクラス定義の範囲についての説明を追加した。
テストデバッグで共用ライブラリを使用するときの注意事項を追加した。
カバレージ機能使用時に生成して使用している作業用ファイルについての注意事項を追加した。
COBOL2002 Net Server Suite 01-02,COBOL2002 Net Server Runtime 01-02(適用OS:AIX 5L V5.1,AIX 5L V5.2,AIX 5L V5.3,AIX V6.1)
追加・変更内容
適用OSにAIX V6.1を追加した。
テストデバッグ時に生成して使用している作業用ファイルについての注意事項を追加した。
適用OSごとに記述している個所に,AIX(32) COBOL2002 01-02の内容を追加した。
カバレージ機能使用時に生成して使用している作業用ファイルについての注意事項を追加した。
変更内容(3000-3-D43-60) COBOL2002 Net Server Suite 01-00,COBOL2002 Net Server Runtime 01-00(適用OS:Solaris(SPARC))
追加・変更内容
適用OSにSolaris(SPARC)を追加した。
適用OSごとに記述している個所に,Solaris(SPARC) COBOL2002の内容を追加した。