15.5 バイトストリーム入出力サービスルーチンでのディスク書き込み保証機能(AIX(32),AIX(64),Linux(x86),Linux(x64)で有効)

バイトストリーム入出力サービスルーチンで,ファイルのクローズ時にディスクへの書き込み保証を適用するには,環境変数CBLSTMFSYNCにYESを指定します。

環境変数CBLSTMFSYNCについて,次に示します。

形式

CBLSTMFSYNC=YES

機能
環境変数CBLSTMFSYNCにYESを指定すると,プロセス内のすべてのバイトストリーム入出力サービスルーチンのファイルに対して,CBLSTMCLOSEサービスルーチンの呼び出し完了時にクローズ時のディスクへの書き込み保証が適用されます。この環境変数の指定をしなかった場合,およびYES以外の値を指定した場合は,クローズ時のディスクへの書き込み保証は適用されません。
注意事項
次の場合,ファイルのクローズ時にディスクへの書き込み保証は適用されません。
  • CBLSTMCLOSEサービスルーチンの動作が完了する前にシステムダウンが発生した。
  • ファイルクローズ時のディスク書き込み保証が行なわれる前にシステムダウンが発生して,ディスクへ書き込まれなかった。