28.2.1 数字項目のけた拡張機能で対象となるデータ項目

数字項目のけた拡張機能の対象となるデータ項目の指定方法および表現形式を次の表に示します。

表28-1 数字項目のけた拡張機能に対応したデータ項目の指定方法および表現形式

項目PICTURE句の指定USAGE句の指定表現形式数字項目のけた拡張機能への対応
数字項目数字DISPLAY外部10進形式
PACKED-DECIMAL
または
COMPUTATIONAL-3
内部10進形式
BINARY
または
COMPUTATIONAL
COMPUTATIONAL-4
COMPUTATIONAL-5
2進形式×
'9','X','A'だけCOMPUTATIONAL-X2進形式×
外部浮動小数点の数字DISPLAY外部浮動小数点形式×
PICTURE句の指定なしCOMPUTATIONAL-1内部浮動小数点形式(4バイト)×
COMPUTATIONAL-2内部浮動小数点形式(8バイト)×
数字編集項目数字編集DISPLAY1バイトで1文字を表現する
(凡例)
○:指定できる
×:指定できない
注※
内部浮動小数点形式または外部浮動小数点形式の詳細については,マニュアル「COBOL2002 言語 拡張仕様編 6. 浮動小数点形式データを扱う機能」を参照してください。