SQL文中で指定する埋め込み変数は,対応する列,または式で有効なODBC SQLデータ型と対応づけられたCOBOLデータ定義で,定義する必要があります。
ODBC SQLデータ型とCOBOLのデータ記述の対応を次に示します。
表23-3 ODBC SQLデータ型に対応したCOBOLのデータ記述
ODBC SQLデータ型 | 埋め込み変数の型 | データ記述 |
---|---|---|
CHAR(n) | 文字列型 固定長形式 | Ln データ名 PIC X(n). |
VARCHAR(n) | 文字列型 可変長形式 | L1 データ名. |
LONG VARCHAR | 文字列型 可変長形式 | L1 データ名. |
DECIMAL(p,s) | 数値型 | Ln データ名 PIC S9(p-s)V9(s) |
NUMERIC(p,s) | 数値型 | Ln データ名 PIC S9(p-s)V9(s) |
SMALLINT | 整数型符号付き2バイト2進項目 または,整数型符号なし2バイト2進項目 | Ln データ名 PIC S9(4) USAGE COMP. |
Ln データ名 PIC 9(4) USAGE COMP. | ||
INTEGER | 整数型符号付き4バイト2進項目 または,整数型符号なし4バイト2進項目 | Ln データ名 PIC S9(9) USAGE COMP. |
Ln データ名 PIC 9(9) USAGE COMP. | ||
REAL | 内部浮動小数点型単精度形式 | Ln データ名 USAGE COMPUTATIONAL-1. |
FLOAT | 内部浮動小数点型倍精度形式 | Ln データ名 USAGE COMPUTATIONAL-2. |
DOUBLE PRECISION | 内部浮動小数点型倍精度形式 | Ln データ名 USAGE COMPUTATIONAL-2. |
BIT | ビット列型 | L1 データ名. |
TINYINT | 整数型符号付き1バイト2進形式 または整数型符号なし1バイト2進形式 | Ln データ名 PIC X(1). |
Ln データ名 PIC S9(2) USAGE COMP.※ | ||
Ln データ名 PIC 9(2) USAGE COMP.※ | ||
BIGINT | 整数型符号付き8バイト2進形式または整数型符号なし8バイト2進形式 | Ln データ名 PIC X(20). |
BINARY(n) | バイナリデータ型固定長形式 | Ln データ名 PIC X(n). |
VARBINARY(n) | バイナリデータ型可変長形式 | L1 データ名. |
LONG VARBINARY | バイナリデータ型可変長形式 | L1 データ名. |
DATE | 日時型日付形式 | L1 データ名. |
TIME | 日時型時刻形式 | L1 データ名. |
TIMESTAMP | 日時型日付/時刻形式 | L1 データ名. |