数字項目のけた拡張機能は,数字項目,数字編集項目,および数字定数で扱えるけた数の上限を18けたから38けたに拡張し,算術演算,転記,および比較条件で使用できるようにします。この章では,数字項目のけた拡張機能について説明します。
この機能は,HP-UX(IPF64) COBOL2002,AIX(64) COBOL2002,Linux(x64) COBOL2002で使用できます。なお,けた拡張機能のうち,数字けた位置の個数が19~38の数字編集項目を定義できるのは,AIX(64) COBOL2002,Linux(x64) COBOL2002だけです。また,エンディアン切換えができるのは,Linux(x64) COBOL2002だけです。