サービスルーチンを使用する場合の注意事項を,次に示します。
- Linuxの場合,-BigEndian,Binオプションを指定すると,サービスルーチンの引数で要求する2進項目がビッグエンディアン形式になるため正常に動作しません。この場合は,引数となる2進項目をCOMP-5で定義してください。
- 引数を省略したり,引数の属性や長さを誤って指定した場合,動作は保証しません。
- 各サービスルーチンの引数の説明では,2進形式の項目を指定する場合,「4バイトの2進項目」のように,割り当てられる項目のサイズであるバイト数を示すものがあります。
2進形式の項目では,PICTURE句で指定した項目のけた数と,その項目に割り当てられる項目のサイズは異なります。
次に関係を示します。
表29-1 2進形式の項目のけた数とサイズ
PICTURE句で指定したけた数 |
項目が占めるバイト数 |
1〜2けた |
2バイト
(1バイト2進機能,またはCOMP-X項目の場合は,1バイト) |
3〜4けた |
2バイト |
5〜9けた |
4バイト |
10〜18けた |
8バイト |
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