COBOL2002 使用の手引 手引編

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

27.4.1 コンパイル

-UniObjGenオプションおよび-UniEndianオプションを指定すると英数字定数,および日本語文字定数の文字コードをUnicodeに変換します。-UniObjGenオプションについては,「32.5.14 その他の設定」の「(17) -UniObjGenオプション(HP-UX(IPF),AIX(32),AIX(64),Linux(x86),Linux(x64)で有効)」を参照してください。-UniEndianオプションについては,「32.5.14 その他の設定」の「(18) -UniEndianオプション(HP-UX(IPF),AIX(32),AIX(64),Linux(x86),Linux(x64)で有効)」を参照してください。

<この項の構成>
(1) -UniObjGenオプションと-UniEndianオプションの関係
(2) -UniObjGenオプション指定時の注意事項
(3) -UniEndianオプション指定時の注意事項

(1) -UniObjGenオプションと-UniEndianオプションの関係

-UniObjGenオプションと-UniEndianオプションの関係を,次に示します。

表27-2 -UniObjGenオプションと-UniEndianオプションの関係

-UniObjGenオプション指定 -UniEndianオプション指定
-UniEndian,Little -UniEndian,Big 指定なし(デフォルト)
HP-UX(IPF)
AIX(32)
AIX(64)
Linux(x86)
Linux(x64)
指定あり 日本語文字定数 UTF-16LEに変換 UTF-16BEに変換 UTF-16BEに変換 UTF-16LEに変換
英数字定数 UTF-8に変換(-UniEndianオプションの影響はない)
指定なし 無変換 該当しない

注※
Linux(x86),Linux(x64)の場合,-UniObjGenオプションを指定しなければなりません。指定がない場合はコンパイルエラーとなります。

(2) -UniObjGenオプション指定時の注意事項

-UniObjGenオプション指定時の注意事項を次に示します。

(3) -UniEndianオプション指定時の注意事項

-UniEndianオプション指定時の注意事項を次に示します。