COBOL2002 使用の手引 手引編

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26.3 整列併合機能を使用したマルチスレッド対応COBOLプログラムのリンク

整列併合機能を使用したマルチスレッド対応COBOLプログラムは,次の形式でリンクします。

(a) HP-UX(IPF)
 
ccbl2002 -MultiThread tp.cbl -L/opt/HISORTlib/lib -lmsort -lpthread
 

-lmsort
マルチスレッド対応整列併合ライブラリ(libmsort.so)を使用するために指定します。

-lpthread
HP-UX(IPF)が提供するスレッドライブラリを使用するために指定します。
(b) AIX(32)
 
ccbl2002 -MultiThread tp.cbl -L/opt/HISORTlib/lib -lmsort -lpthreads
 

-lmsort
マルチスレッド対応整列併合ライブラリ(libmsort.a)を使用するために指定します。

-lpthreads
AIX(32)が提供するスレッドライブラリを使用するために指定します。
(c) AIX(64)
 
ccbl2002 -MultiThread tp.cbl -L/opt/HISORTlib64/lib -lmsort64 -lpthreads
 

-lmsort64
マルチスレッド対応整列併合ライブラリ(libmsort64.a)を使用するために指定します。

-lpthreads
AIX(64)が提供するスレッドライブラリを使用するために指定します。
(d) Solaris(SPARC)
 
ccbl2002 -MultiThread tp.cbl -L/opt/HISORTlib/lib -lmsort -lpthread
 

-lmsort
マルチスレッド対応整列併合ライブラリ(libmsort.so)を使用するために指定します。

-lpthread
Solaris(SPARC)が提供するスレッドライブラリを使用するために指定します。
(e) Linux(x86)
 
ccbl2002 -MultiThread -UniObjGen tp.cbl -L/opt/HISORTlib/lib -lmsort -lpthread
 

-lmsort
マルチスレッド対応整列併合ライブラリ(libmsort.so)を使用するために指定します。

-lpthread
Linux(x86)が提供するスレッドライブラリを使用するために指定します。
(f) Linux(x64)
 
ccbl2002 -MultiThread -UniObjGen tp.cbl -L/opt/HISORTlib64/lib -lmsort64 -lpthread
 

-lmsort64
マルチスレッド対応整列併合ライブラリ(libmsort64.so)を使用するために指定します。

-lpthread
Linux(x64)が提供するスレッドライブラリを使用するために指定します。
(g) HP-UX(IPF64),Linux(IPF64)
 
ccbl2002 -MultiThread tp.cbl -L/opt/HISORTlib64/lib -lmsort64 -lpthread
 

-lmsort64
マルチスレッド対応整列併合ライブラリ(libmsort64.so)を使用するために指定します。

-lpthread
HP-UX(IPF64),Linux(IPF64)が提供するスレッドライブラリを使用するために指定します。