Webサーバを使用するデバッグ方法について説明します。
- CGIプログラムを-TDInfオプションを指定してコンパイルする。
- 環境変数CBLTDEXECの指定を追加した実行環境ファイルを作成する。
環境変数CBLTDEXECの詳細については,「35.3 プログラムの実行環境の設定」を参照してください。
- サーバ上のWebブラウザから,CGIプログラムを実行する。
CGIプログラムが起動されると,ラインモードのテストデバッガが連動実行されます。
- CGIプログラムをデバッグする。
- 注意事項
- 3.で,クライアント上のWebブラウザからはCGIプログラムを起動できません。
必ずサーバ上のWebブラウザから起動してください。
- デバッグ時に,ユーザアカウントの相違によってファイル参照が拒否されることがあります。このようなときは,テストデバッガを起動したログオンIDでファイルが参照できるように設定する必要があります。
- 連動実行でのデバッグ時に,テストデバッガを表示するための端末が表示されないことがあります。この場合は,明示的に環境変数CBLTDDISPLAYにウィンドウの表示先を設定する必要があります。環境変数CBLTDDISPLAYの詳細については,マニュアル「COBOL2002 使用の手引 操作編」を参照してください。
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