COBOL2002 使用の手引 手引編
バイトストリーム入出力サービスルーチンにラージファイル入出力機能を適用するには,次の方法があります。
実行単位中のすべてのファイルにラージファイル入出力機能を適用するには,次の方法があります。
CBLSTMLARGEFILE=YES
ファイルごとにラージファイル入出力機能を適用するには,次のバイトストリーム入出力サービスルーチンの引数4に,ラージファイル対応オプションを1バイトの符号なし2進項目(COMP-X)で指定します。
ラージファイル対応オプションに指定する値は次のとおりです。
適用したいファイルに対して,ラージファイル対応オプションに1を指定します。なお,環境変数CBLSTMLARGEFILEにYESを指定した環境でバイトストリーム入出力サービスルーチンでのラージファイル入出力機能を適用したくないファイルがある場合は,ラージファイル対応オプションに2を指定します。
環境変数CBLSTMLARGEFILEとラージファイル対応オプションの組み合わせを次の表に示します。
表15-3 環境変数CBLSTMLARGEFILEとラージファイル対応オプションの組み合わせ
ラージファイル対応オプション | 環境変数CBLSTMLARGEFILEの指定値 | |
---|---|---|
YES | 指定なし | |
0 | ○ | × |
1 | ○ | ○ |
2 | × | × |
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