COBOL2002 使用の手引 手引編
索引編成ファイルの作成方法と割り当て方法について説明します。
COBOL2002の入出力機能,またはISAMユティリティによって作成できます。
COBOL2002の入出力機能,またはISAMユティリティによって作成できます。
「6.2 ファイル割り当ての共通規則」に従って,物理ファイル名を割り当ててください。
ただし,次の点に注意してください。
索引編成ファイルによって生成される物理ファイルを,次に示します。
ISAMのファイル種別 | ファイル拡張子 | 説明 | |
---|---|---|---|
キー定義ファイル | .DEF | データファイルとキーファイルとの対応を表すデータを格納しています。 | |
キーファイル | 主キーファイル | .K01 | 主レコードキーでレコードを検索するために必要な情報を保持しています。主レコードキー以外のキーでレコードを検索するには,副キーファイルを使用します。 |
副キーファイル | .K02〜.K99 | 主レコードキーとは別のキーでレコードを検索するために必要な情報を保持しています。副レコードキーは,1個の索引編成ファイルに対して複数指定できます。 | |
データファイル | .DAT | 実際にレコードを格納しているファイルです。格納するレコード形式は,固定長レコードでも可変長レコードでもかまいません。 |
索引編成ファイルに対してOUTPUTモードのOPEN文を実行する場合,環境変数CBLISAMDL,およびCBLD_ファイル名の指定によって,動作が異なります。環境変数の指定によるOPEN文の動作の違いを,次に示します。
CBLISAMDL | CBLD_ファイル名 | ||
---|---|---|---|
ISAMDL | NOISAMDL | 指定なし | |
YES | 作成 | 追加書き | 作成 |
NOまたは指定なし | 作成 | 追加書き | 追加書き |
定数指定,環境変数指定,データ名指定のそれぞれについて,プログラムと物理ファイルとの関係を索引編成ファイルの例で示します。
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