COBOL2002 使用の手引 手引編

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1.1.3 COBOL2002の機能

<この項の構成>
(1) COBOL2002で追加された機能
(2) COBOL2002のWebシステム連携機能

(1) COBOL2002で追加された機能

COBOL2002は,従来製品のCOBOL85との高い互換を保証しています。また,次に示す機能が追加されています。

(2) COBOL2002のWebシステム連携機能

COBOL2002では,Webシステム構築に必要な次の連携機能を使用できます。これらの機能を使用することで,WebアプリケーションをCOBOLで開発できます。

XML連携機能(HP-UX(IPF),HP-UX(IPF64),AIX(32),AIX(64),Linux(x86),Linux(x64)で有効)
COBOLプログラムから,XMLデータをCOBOLのレコードとして入出力できます。COBOLのノウハウや既存COBOL資産を生かして,eビジネス向けのデータ交換用XMLデータを扱うアプリケーションを作成できます。
詳細については,マニュアル「COBOL2002 XML連携機能ガイド」を参照してください。

Cosminexus連携機能(HP-UX(IPF64),AIX(64),Linux(x64),Linux(IPF64),Solaris(SPARC)で有効)
日立アプリケーションサーバCosminexusのJavaアプリケーションから,COBOLプログラムをJavaBeansあるいはEJBとして呼び出せます。これによって,Webアプリケーションの基本機能となるビジネスロジック部分をCOBOLで作成できます。
詳細については,マニュアル「COBOL2002 Cosminexus連携機能ガイド」を参照してください。