OSI拡張機能の定義文と,定義方法を次に示します。
- OSI拡張機能のゲートウェイ定義文
XNF/ASの構成定義文とは別にOSI拡張機能のゲートウェイ定義文を作成します。作成方法については,「3.2.1 OSI拡張機能のゲートウェイ定義文」を参照してください。
- OSI拡張機能の共通情報の定義文
次の二つの定義方法があります。
XNF/AS構成定義のTPTCP_define文で定義する方法を推奨します。なお,両方で定義した場合は,OSI拡張機能のシステムパラメタ定義文の値が有効になります。ただし,OSI拡張着呼デーモンを使用して着信接続する場合は,TPTCP_define文の指定値(指定していない場合はTPTCP_define文のデフォルト値)が有効になります。
各OSI拡張機能を使用する上で必要なOSI拡張機能の定義文を表3-1に示します。
表3-1 各OSI拡張機能を使用する上で必要なOSI拡張機能の定義文
| OSI拡張機能の定義文 |
OSI拡張機能 |
| エンドシステムとしての通信機能 |
ゲートウェイシステムとしての通信機能 |
| ゲートウェイ定義文 |
− |
◎ |
共通情報の定義文
(TPTCP_define文,システムパラメタ定義文) |
○ |
○ |
- (凡例)
- ◎:指定が必要です。
- ○:指定は省略できます。
- −:指定は不要です。
- <この節の構成>
- 3.1.1 基本文法
- 3.1.2 オペランドの表現方法
- 3.1.3 オペランドの階層
- 3.1.4 日本語の扱い
- 3.1.5 全角文字,半角文字の扱い
All Rights Reserved. Copyright (C) 2009, 2015, Hitachi, Ltd.