通信管理 XNF/AS 解説・運用編
系切り替え用のシステム構成で実行中のシステム(実行系)に障害が発生した場合,HAモニタなどの系切り替え制御プログラムがXNF/ASの系切り替え機能を使用して,システムを自動的に実行系から待機系に切り替えます。
HAモニタの設定方法については,「3.10 系切り替え機能の環境設定」を参照してください。
系切り替え機能を使用する場合,それぞれのシステムのLine_adapter文のinitial_statusオペランドを次のように指定します。
Line_adapter
name LA01
initial_status HAM
;
group文
line文
link文
NL文
:
|
Line_adapter
name LA02
initial_status HAM
;
group文 ....................group文以下は,サーバA側と同じ定義
line文
link文
NL文
:
|
このように定義してXNF/ASを開始すると,両サーバとも回線アダプタがスタンバイ状態になります。
その後,系切り替え制御プログラムなどの指示で,サーバA側の回線アダプタをオンライン状態にして通信を開始します。
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