通信管理 XNF/AS 解説・運用編
XNF/ASは,動作中にコマンドに対する応答メッセージや,障害発生メッセージを出力します。メッセージの出力先および参照方法を表3-4に示します。
表3-4 メッセージの出力先および参照方法
| 出力メッセージ種別 | 出力先 | 参照方法 |
|---|---|---|
| xnfstartコマンドに対するエラーメッセージ | システムコンソール | − |
| syslogファイル | viコマンドなどでsyslogファイルを参照します。 | |
| 標準エラー出力 | − | |
| xnfstart -Rコマンドに対するエラーメッセージ | syslogファイル | viコマンドなどでsyslogファイルを参照します。 |
| XNF/ASの内部メモリ | comlogコマンドで参照します。 | |
| xnfstartコマンド以外のコマンドに対するメッセージ | 標準出力 | − |
| xnfstartコマンド以外のコマンドに対するエラー以外のメッセージ | 標準エラー出力 | − |
| リソースの障害メッセージ(非同期メッセージ) | システムコンソール | − |
| syslogファイル | viコマンドなどでsyslogファイルを参照します。 | |
| XNF/ASの内部メモリ | comlogコマンドで参照します。 | |
| エラー・ログ | errptコマンドで参照します。 |
(凡例)−:該当しません。
システムコンソール画面に出力されるメッセージは,スクロールされて消滅するおそれがあるため,XNF/ASのメッセージはsyslogファイルを参照するか,XNF/ASのcomlogコマンドで参照してください。
XNF/ASの内部メモリに蓄えられるメッセージ数は,約400個までです。内部メモリはラップアラウンド形式で使用するため,古いメッセージはcomlogコマンドを入力しても参照できない場合があります。
syslogファイルの容量は,ある程度大きく確保してください。syslogファイルの容量は,/etc/syslog.confファイルで指定できます。
syslogファイル容量は,1日程度のメッセージを保持できるようにしてください。
エラー・ログには,HITACHI_XNFAS_01〜03のラベルで出力します。
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