5.2.1 comlog(エラーメッセージを表示する)
(1) 形式
/etc/comlog
(2) 機能
XNF/LSが動作中に出力するメッセージは,syslogファイルや標準エラー出力に出力されますが,XNF/LSのメッセージファイルにもメッセージを蓄積しています。このコマンドを使用することで,「6. メッセージ」に示すKANFで始まるメッセージを,標準出力に出力できます。
このコマンドは,XNF/LS停止後でも使用できます。
(3) 実行者
一般ユーザ
(4) オプション
ありません。
(5) 注意事項
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XNF/LSは,メッセージファイルに約400個のメッセージを蓄えられます。メッセージファイルは,ラップアラウンド形式で使用するため,古いメッセージはcomlogコマンドを入力しても参照できない場合があります。
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XNF/LSを開始後,日立PPインストーラを起動してXNF/LS関連のPPを削除すると,XNF/LSのメッセージファイルがクリアされるため,以前のメッセージは参照できません。この場合,syslogファイルを参照してください。
(6) 使用例
KANFで始まるメッセージを標準出力に出力します。
- 入力形式:
/etc/comlog
- 出力形式:
mm/dd※1 hh:mm:ss※2 メッセージID※3 メッセージテキスト※4
- 注※1
-
メッセージを出力した日付を示します。日付は設定されないこともあります。
- 注※2
-
メッセージを出力した時刻を示します。時刻は設定されないこともあります。
- 注※3
-
メッセージIDを示します。
- 注※4
-
メッセージテキストを示します。