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Linux(R),HP-UX 通信管理 XNF/LS 使用の手引


2.3.1 コマンドでの運用

XNF/LSには,連続運転をできるようにするための保守運用機能として,運用コマンドがあります。運用コマンドは,次のような場合に使用します。

XNF/LSの機能と対応する運用コマンドの一覧を表2-1に示します。コマンドの詳細については,「5.2 運用コマンドの詳細」を参照してください。

表2‒1 XNF/LSの機能と運用コマンド

運用

XNF/LSの機能

使用する

運用コマンド

通常の運用

起動・終了

XNF/LSを開始します。

xnfstart

XNF/LSを終了します。

xnfstop

定義文のチェックおよびゼネレーションファイルの作成

XNF/LSの構成定義文をチェックしゼネレーションファイルを作成します。

xnfgen

構成の変更

XNF/LS稼働中にリソースを追加します。

xnfstart -R

仮想サーバを削除します。

xnfdelete

定期的な保守

APおよびOSI拡張高信頼化機能のリソースの状態を表示します。

xnfshow

XNF/LSのバッファ使用状況を表示します。

障害時の運用

メッセージの表示

エラーメッセージを表示します。

comlog

障害の回復,またはリソースの切り替え

仮想サーバをオンライン状態にします。

xnfonline

仮想サーバをオフライン状態にします。

xnfoffline

障害原因の調査

XNF/LS稼働中に,XNF/LSの内部テーブルのメモリダンプを取得して編集します。

xnftdump

トレースを採取します。

xnftrace

トレースを編集します。

xnfedit