回線アダプタに障害が発生した場合,XNF/ASは自動的に回線アダプタのダンプを取得して,回復処理をします。
ダンプファイルの名称は,"/etc/.HITACHI/system/ras/tmp/dump"下のdmp1100_ladmp1~ladmp8です。既定では,これらのファイルは上書きされないため,調査終了後すぐに削除する必要があります。また,回復処理には数分掛かる場合があります。
8個のファイルのうちいちばん古いファイルを上書きするように,Line_adapter文のdump_wraparoundオペランドで指定できます。
回線アダプタに障害が発生した場合,回線アダプタを交換します。回線アダプタのパッケージ交換の手順は,「3.4 回線アダプタの交換(ホットプラグPCI)」を参照してください。