3.2.1 開始処理

<この項の構成>
(1) 自動開始
(2) コマンドでの開始
(3) 構成変更後の開始

(1) 自動開始

通常,XNF/ASはシステムを起動すると自動的に開始されます。このため,xnfstartコマンドを入力する必要はありません。また,auto_startオペランドにyesと指定するか,または省略したリソースは使用できる状態になるため,xnfonline,xnfstandbyなどのコマンドを入力する必要はありません。auto_startオペランドにnoと指定したリソースはxnfonline,xnfstandbyなどのコマンドの入力が必要となります。

(2) コマンドでの開始

次のような場合にxnfstartコマンドを入力してXNF/ASを開始します。

xnfstartコマンドを入力してXNF/ASを開始すると,auto_startオペランドにyesと指定するか,または省略したリソースは使用できる状態になります。このあとにxnfonline,xnfstandbyなどのコマンドを入力する必要はありません。auto_startオペランドにnoと指定したリソースはxnfonline,xnfstandbyなどのコマンドの入力が必要となります。

xnfstartコマンドについては,「4.2 運用コマンドの詳細」を参照してください。

(3) 構成変更後の開始

xnfstopコマンドでXNF/ASを終了させたあと,それまでのシステム構成を変更して再度XNF/ASを開始するには,xnfstartコマンドでXNF/ASを起動する前にxnfgenコマンドでゼネレーションファイルを生成する必要があります。ゼネレーションファイルの生成方法については,マニュアル「XNF/AS 構成定義編」を参照してください。

XNF/ASが動作中の構成変更については,「3.3 構成の変更」を参照してください。