OSI拡張高信頼化機能は,従来のOSI拡張機能に加え,次のような特長を持っています。
相手システムの監視機能および仮想サーバ機能はチャネル接続と同等機能であり,チャネル接続と同等の高信頼の機能を提供します。
また定義/運用に関してもチャネル接続と高い互換性を持っています。
上記の機能はVOS3システムとの接続でだけ有効となります。
サーバ完全/予備運用での系切り替えでは,障害発生時に実行系サーバから待機系サーバへの切り替えが発生した場合でも,ホスト側で通信路の変更を意識しないで動作できます。
サーバ完全/予備運用での系切り替え構成例を図2-4に示します。
図2-4 サーバ完全/予備運用での系切り替え構成例(OSI拡張高信頼化機能)
ホスト予備運用では,実行系ホスト側の障害で待機系ホストへ系切り替えをした場合でも,サーバ側アプリケーションは通信路が変更されたことを意識しないで動作できます。
ホスト予備運用での系切り替え構成例を図2-5に示します。
図2-5 ホスト予備運用での系切り替え構成例(OSI拡張高信頼化機能)