4.2.3 xnfdelete(構成を削除する)
(1) 形式
/etc/xnfdelete {-n 名称|-x キーワード} |
(2) 機能
XNF/ASの稼働中に,指定したリソースを削除します。構成を削除する場合,必ず「3.3 構成の変更」を参照してから実施してください。
削除できるリソースを次に示します。なお,(a)および(b)で示したリソース以外を指定しても,有効にはなりません。
(a) -nオプションで削除できるリソース
- basicline文で定義した回線
- CHANNEL_VC文で定義した仮想サーバ(チャネル接続用)
- HNA1_PU文で定義したPU
- HNA1_SLU文で定義したSLU
- HNA2_slot文で定義したHNA2スロット
- Line_adapter文で定義した回線アダプタ
- line文で定義した回線
- link文で定義したリンク
- SW_group_define文で定義した公衆回線グループ
- TPTCP_VC文で定義した仮想サーバ(OSI拡張高信頼化機能用)
- X25_group_define文で定義したX.25グループ
- X25_info文で定義したX.25Qos情報
- X25_route文で定義したX.25ルーティング情報
(b) -xオプションで削除できるリソース
- osas_api:OSAS_API文の定義情報
- hna1uss:HNA1のすべての不定様式コマンド情報
(3) 実行者
(4) オプション
(a) -n 名称
削除するリソースの名称を指定します。-xオプションと同時には指定できません。
(b) -x キーワード
特定のキーワードに対応する,リソースを削除する場合に指定します。-xオプションで指定できるキーワードを次に示します。
- osas_api:OSAS_API文の定義情報を削除します。
- hna1uss:HNA1のすべての不定様式コマンド情報を削除します。
なお,-nオプションと同時には指定できません。
(5) 注意事項
指定した回線アダプタがメモリダンプ採取中の場合,このコマンドは使用できません。
(6) 使用例
- (例1)
- 回線(LINE01)を削除します。
- (例2)
- リンク(LINK0011)を削除します。
/etc/xnfdelete -n LINK0011 |
- (例3)
- OSAS_API定義情報を削除します。
/etc/xnfdelete -x osas_api |
- (例4)
- 回線アダプタ(LA01)を削除します。
- (例5)
- SW_group_define(swgrp01)を削除します。
/etc/xnfdelete -n swgrp01 |
- (例6)
- X25_group_define(x25grp01)を削除します。
/etc/xnfdelete -n x25grp01 |
- (例7)
- X25_info(x25info01)を削除します。
/etc/xnfdelete -n x25info01 |
- (例8)
- X25_route(x25rout01)を削除します。
/etc/xnfdelete -n x25rout01 |
- (例9)
- HNA1_PU(PU01)を削除します。
- (例10)
- HNA1_SLU(SLU01)を削除します。
- (例11)
- HNA1のすべての不定様式コマンド情報を削除します。
/etc/xnfdelete -x hna1uss |
- (例12)
- HNA2_slot(hna2slot1)を削除します。
/etc/xnfdelete -n hna2slot1 |
- (例13)
- 仮想サーバ情報(SV001)を削除します。