3.6 XNF/ASが出力するメッセージ

XNF/ASは,動作中にコマンドに対する応答メッセージや,障害発生メッセージを出力します。メッセージの出力先および参照方法を表3-4に示します。

表3-4 メッセージの出力先および参照方法

出力メッセージ種別出力先参照方法
xnfstartコマンドに対するエラーメッセージシステムコンソール
syslogファイルviコマンドなどでsyslogファイルを参照します。
標準エラー出力
xnfstart -Rコマンドに対するエラーメッセージsyslogファイルviコマンドなどでsyslogファイルを参照します。
XNF/ASの内部メモリcomlogコマンドで参照します。
xnfstartコマンド以外のコマンドに対するエラーメッセージ標準エラー出力
xnfstartコマンド以外のコマンドに対するエラー以外のメッセージ標準出力
リソースの障害メッセージ(非同期メッセージ)システムコンソール
syslogファイルviコマンドなどでsyslogファイルを参照します。
XNF/ASの内部メモリcomlogコマンドで参照します。
エラー・ログerrptコマンドで参照します。

(凡例)-:該当しません。


システムコンソール画面に出力されるメッセージは,スクロールされて消滅するおそれがあるため,XNF/ASのメッセージはsyslogファイルを参照するか,XNF/ASのcomlogコマンドで参照してください。

XNF/ASの内部メモリに蓄えられるメッセージ数は,約400個までです。内部メモリはラップアラウンド形式で使用するため,古いメッセージはcomlogコマンドを入力しても参照できない場合があります。

syslogファイルの容量は,ある程度大きく確保してください。syslogファイルの容量は,/etc/syslog.confファイルで指定できます。

syslogファイル容量は,1日程度のメッセージを保持できるようにしてください。

エラー・ログには,HITACHI_XNFAS_01~03のラベルで出力します。