/etc/xnftrace2{-M ファイル名称〔-w ラップアラウンド長〕|-R ファイル名称} |
トレースを出力するファイルを事前に割り当てます。または,トレースを出力するファイルを切り替えます。
スーパユーザ
トレースを出力するファイルの名称を事前に割り当てる場合に指定します。-Mオプションは,XNF/ASが動作していないときでも指定できます。
トレースファイルのラップアラウンド長を事前に割り当てる場合に指定します。-Mオプションを指定した場合,-wオプションを指定できます。ラップアラウンド長は,480KBを1単位とする整数値で,指定範囲は1~2000です(例えば2を指定すると,480KB×2=960KBがファイル容量になります)。-wオプションを省略した場合,1が仮定されます。なお,1KB=1024バイトです。
トレースの出力を切り替える場合にファイル名称を指定します。ファイル名称には,-Mオプションで事前に割り当てたファイル,またはxnftraceコマンドで割り当てたファイルを指定します。-Rオプションでトレースの出力を切り替える場合,ファイルは初期化されません。したがって,ラップアラウンド長の変更はできません。なお,-Rオプションは,すでにトレースが起動されているときだけ指定できます。
/etc/xnftrace2 -M /trace/trace01 -w 100 ... 事前割り当て |