付録K ログファイルのフォーマット説明

ログファイルによって,クライアントの利用状況を集計できます。CSV形式で出力されますので,集計には市販の表計算ソフトを御利用ください。

注意
サーバを稼働中にこのファイルを参照すると,サーバのログ書き込み処理に失敗することがあります。このログファイルを使用する場合は,必ずサーバを停止し,ログファイルをコピーしてから参照するようにしてください。
なお,Scheduler Server/Facilities Managerの稼働ログは,Serverにアクセス要求されたものをすべて出力しています。
ログファイル格納場所
  • Groupmax Scheduler Serverのログファイル
    <スケジュール格納ディレクトリ>/log/LOGSV.log
  • Groupmax Facilities Managerのログファイル
    <スケジュール格納ディレクトリ>/log/LOGRMSV.log
注※
<スケジュール格納ディレクトリ>のデフォルトは,/usr/ikiです。
フォーマット
ログファイルのフォーマット及び出力内容を次に示します。各内容は,「,」で区切られています。なお,1レコードは,改行コードも合わせて45~46バイトです。

日付,時間,処理実行ユーザID,処理対象ユーザID又はファイル名,処理種別

日付
YYYY/MM/DDの形式(西暦)(10バイト)
時間
HH:MM:SSの形式(8バイト)
処理実行ユーザID
アクセスしたユーザID(10バイト)
処理対象ユーザID
処理実行ユーザが処理対象とするユーザID又はファイル名(10バイト)
処理種別
表K-1及び表K-2に示します。

表K-1 Scheduler Server/Facilities Manager共通の処理種別

項番処理種別内容
1lログイン
2r他者への予約
3re他者へのイベント予約
4a予約回答
5x予約削除
6w自スケジュール登録
7we自イベント登録
8d自スケジュール削除
9cスケジュール複写
10ceイベント複写
11tスケジュール期間読み出し
12oスケジュール詳細読み出し
13zスケジュール期間詳細読み出し
14s受信・発信リスト読み出し
15s2受信・発信リスト読み出し
16h個人休日の設定
17twタスク登録
18tdタスク削除
19tcタスク完了
20tx完了タスク一括削除
21cwタスク連絡先登録
22cdタスク連絡先削除
23tf空き時間検索
24kfキーワード検索
25pcパスワード変更
26ufユーザ検索
27p拡張スケジュール登録
28j拡張スケジュール読み出し
29gGateway処理
30kサーバ停止
31?その他の処理
注※
稼働中にバックアップコマンドを実行すると,ログファイル(LOGSV.csv,LOGRMSV.csv)に,「?」の処理種別が出力されます。また,このとき,ログファイルに出力される処理実行ユーザIDと処理対象ユーザIDは空白となります。詳細は,移動中バックアップ機能の取扱説明書を参照してください。

表K-2 Facilities Manager固有の処理種別

項番処理種別内容
1rtスケジュール期間読み出し
2roスケジュール詳細読み出し
3rwスケジュール登録
4rdスケジュール削除
5rcスケジュール複写
6rr予約実行
7rx予約削除
8ra予約回答
9ri情報登録
10rf設備・空き時間検索
11rzスケジュール期間詳細読み出し
12rm予約変更
13krキーワード検索
14rp拡張スケジュール登録
15rj拡張スケジュール読み出し