Scheduler Server Version 7及びFacilities Manager Version 7から行先・区分を最大10個から最大64個まで設定できます。
区分数を11個以上設定して運用する場合,次の前提条件があります。
- マルチサーバ環境ではすべてのマシンにScheduler Server Version 7以降とFacilities Manager Version 7以降をインストールしておく必要があります(施設管理を使用していない場合はFacilities Manager Version 7以降をインストールする必要はありません)。
- Scheduler ServerのG/Wを用いて,Version 6以前のScheduler Serverが存在する他システムに接続している場合,設定が必要です。自システムのすべてのScheduler Server及びFacilities Managerがインストールされているマシンの/usr/GroupAppo/bin/AppoSV.iniファイル(存在しない場合は作成してください)に次の記述を追加し,サーバ(SV,RMSV)を再起動してください。
[Environment]
KBN_ENHANCE = OFF<改行>
- 注
- 行末には改行が必要です。
この設定をすると,次のように処理が変更されます。
- 他システムのScheduler Serverのバージョンにかかわらず,11番目以降の区分を設定したスケジュールを他システムのユーザに予約すると,1番目の区分に変換されてスケジュールが予約されます。
- キーワード検索が正しく行われます。
また,接続しているScheduler Serverの他システムがすべてVersion 7以降になった場合,この設定を削除し,サーバ(SV,RMSV)を再起動してください。