7.9.5
SFimportの使用方法
<この項の構成>
(1) コマンドの書式
(2) 引数
(3) リターンコード
(4) 注意事項
(1)
コマンドの書式
/usr/GroupAppo/bin/SFimport {/i|/c} InputFileName SchePath [logname]
(2)
引数
第1引数
/i:登録ファイルのエラーチェックの後,管理データを登録します。
/c:登録ファイルのエラーチェックだけを実行します。
第2引数
InputFileName:登録ファイル名を指定します。
登録ファイル名には,半角文字,及び全角文字を使用して,128バイト以内の文字列で指定してください。ファイル名には絶対パス,又はコマンド実行ディレクトリからの相対パスが指定できます。
第3引数
SchePath:スケジュール格納ディレクトリ
「コンフィギュレーション」で指定したスケジュール格納ディレクトリを指定してください。
<例>
/usr/iki
第4引数
logname:ログファイル名(省略可)
進ちょく状況やエラーメッセージを出力するファイル名には絶対パス,又はコマンド実行ディレクトリからの相対パスが指定できます。既に同じファイル名が存在する場合は上書きされます。指定できるパスの長さは128バイト以内です。ファイル名には"SFimport.log"を指定しないでください。省略した場合は,標準出力にメッセージを出力します。
(3)
リターンコード
0:正常終了
1:異常終了
(4)
注意事項
実行結果,及びエラーメッセージは標準出力,及び<ログ出力ファイル名>に出力します。<SFimport実行時ディレクトリ>/SFimport.logファイルに詳細なメッセージを出力します。既にSFimport.logが存在する場合は上書きされます。SFimportのメッセージについては,「
付録R.2 SFimportのメッセージ
」を参照してください。
登録ファイルのエラーチェックに成功すると,登録ファイルの「入力ファイルのチェック」欄が「○」になり,エラーがあると「エラー番号」になります。「エラー番号」については,「
付録R.1(1) 入力ファイルのチェックのエラー番号
」を参照してください。
管理データの登録に成功すると,登録ファイルの「登録結果」欄が「○」になり,エラーがあると「エラー番号」になります。「エラー番号」については,「
付録R.1(2) 登録結果のエラー番号
」を参照してください。
エラーがあった場合は,登録ファイルを修正して,SFimportを再実行してください。ただし,登録ファイルを修正するときに,正常に登録されたレコード(行)を,登録ファイルから削除する必要はありません。SFimportは,「登録結果」欄が「○」のレコードを無視するため,同じデータが2度登録されることはありません。
SFimportのエラーにより管理データに不整合が発生した場合,自動リストア処理が実行され管理データがSFimport実行前の状態に復元されます。画面に出力されたメッセージに従って再実行してください。
自動リストア処理が失敗した場合,SFimportは再実行できません。手動で管理データのリストア処理を行う必要があります。画面に出力されたメッセージに従って管理データをリストアした後,再実行してください。