7.11.3 SCHogimpの使用方法

<この項の構成>
(1) コマンドの書式
(2) 引数
(3) コマンドパス
(4) リターンコード
(5) 障害調査用のログ出力について

(1) コマンドの書式

SCHogimp {/i | /c} filename [logfilename]

(2) 引数

(3) コマンドパス

/usr/GroupAppo/bin/SCHogimp.exe

(4) リターンコード

(5) 障害調査用のログ出力について

SCHogimp.log(障害調査用のログ)を,コマンドを実行したディレクトリに作成します。

(a) [フォーマット]

[日時] [プロセスID] [メッセージコード] [障害エラー情報]

メッセージコードは関数ごとに100番単位で値を割り振り,更に出力箇所に応じて,関数内で一意に1~99までの値を割り振ったものです。

障害エラー情報は上記メッセージに加えて,障害調査に役立つ情報を出力するものです。

(b) [世代管理]

コマンドを実行するごとにSCHogimp.logの内容を別ファイルにバックアップします。バックアップは以下のように複数世代を管理します。

SCHogimp.log → SCHogimp.bk1 → SCHogimp.bk2 → : SCHogimp.bkX

Xの値は世代の数値です。バックアップが失敗した場合にログに残すため,一時的にSCHogimp.bk0が作成されます。Xの値を変更したい場合は,/usr/GroupAppo/binディレクトリにSCHogimp.iniファイルを作成してください。ファイル名の大文字・小文字は合わせてください。

SCHogimp.iniのフォーマットを次に示します。セクション名,パラメタ名共に大文字・小文字の違いなく入力してください。

[log]
FileCnt = 6