7.9.3 SFimportの実行手順

SFimportを使用して部署テーブル,ユーザ,種別テーブル,施設を登録する手順について説明します。SFimportを使用するときは,この手順どおりに実行してください。

SFimportを使用して部署テーブル,ユーザ,種別テーブル,施設の追加・移動・変更・削除をScheduler Server又はFacilities Managerに登録する手順を説明します。

  1. 登録ファイルの作成
  2. サーバ,管理ツールサーバ停止
  3. バックアップ取得
  4. SFimport実行
  5. 管理ツールサーバ起動
  6. 管理データ取得
  7. サーバ起動
<この項の構成>
(1) 登録ファイルの作成
(2) サーバ,管理ツールサーバ停止
(3) バックアップ取得
(4) SFimport実行
(5) 管理ツールサーバ起動
(6) 管理データ取得
(7) サーバ起動

(1) 登録ファイルの作成

SFimportで部署テーブル,ユーザ,種別テーブル,施設の追加・変更・削除をScheduler Server又はFacilities Managerに登録するには,登録する追加や変更などの内容を記述した登録ファイルを作成する必要があります。

登録ファイルについては,「7.9.2 SFimportの登録ファイル」を参照してください。

SFimportは,ここで作成した登録ファイルを基にしてScheduler Server又はFacilities Managerに部署テーブル,ユーザ,種別テーブル,施設の追加や変更などを登録します。

(2) サーバ,管理ツールサーバ停止

親サーバとすべての子サーバでサーバ,管理ツールサーバを停止します。

  1. 「コンフィギュレーション」(aconsole)起動
    • サーバ(SV)停止
    • 管理ツールサーバ(AppoMan)停止
  2. 「コンフィギュレーション」(roomconsole)起動
    • サーバ(RMSV)停止
    • 管理ツールサーバ(RoomMan)停止

(3) バックアップ取得

親サーバの管理データのバックアップを取得します。

バックアップ対象データは次のとおりです。

<スケジュール格納ディレクトリ>/etc
<スケジュール格納ディレクトリ>/room

(4) SFimport実行

親サーバでSFimportを実行して,登録ファイルの部署テーブル,ユーザ,種別テーブル,施設の追加・変更・削除をScheduler Server又はFacilities Managerに登録します。SFimportの詳細については,「7.9.5 SFimportの使用方法」を参照してください。

(5) 管理ツールサーバ起動

親サーバとすべての子サーバで管理ツールサーバを起動します。

  1. 「コンフィギュレーション」(aconsole)起動
    • 管理ツールサーバ(AppoMan)起動
  2. 「コンフィギュレーション」(roomconsole)起動
    • 管理ツールサーバ(RoomMan)起動

(6) 管理データ取得

すべての子サーバで「管理データ取得」を実行してください(1台だけの運用となる場合は不要です)。

(7) サーバ起動

親サーバとすべての子サーバでサーバを起動します。

  1. 「コンフィギュレーション」(aconsole)起動
    • サーバ(SV)起動
  2. 「コンフィギュレーション」(roomconsole)起動
    • サーバ(RMSV)起動