7.10.3 SFexportの使用方法
(1) コマンドの書式
/usr/GroupAppo/bin/SFexport {/sfgu | /a} OutputFileName SchePath [logname]
(2) 引数
- 第1引数
次のオプションを指定します。
- /s:部署テーブル,ユーザ情報を出力します。
- /f:種別テーブル,施設を出力します。
- /g:部署テーブル,種別テーブルを出力します。
- /u:ユーザ,施設情報を出力します。
- /a:部署テーブル,ユーザ情報,種別テーブル,施設情報を出力します。ほかの引数と同時に指定できません。
同時に複数のオプションを指定すると,出力する項目にフィルタリングできます。SFexportのオプションと出力項目を表7-5に示します。
表7-6 SFexportのオプションと出力項目
オプション※1 | 出力項目 |
---|
部署テーブル | ユーザ | 種別テーブル | 施設 |
---|
/a,/sf,/gu,/sfgu | ○ | ○ | ○ | ○ |
/sfg | ○ | - | ○ | - |
/sfu | - | ○ | - | ○ |
/s※2,/sgu | ○ | ○ | - | - |
/f,/fgu | - | - | ○ | ○ |
/sg | ○ | - | - | - |
/su※2 | - | ○ | - | - |
/fg | - | - | ○ | - |
/fu | - | - | - | ○ |
- (凡例)
- ○:出力される項目です。
- -:該当しないことを示します。
- 注※1
- オプションは順不同です。
- 注※2
- /sを指定した場合,Scheduler Serverの部署テーブルとユーザ情報を出力し,/suを指定した場合,Scheduler Serverのユーザ情報だけを出力します。
- 第2引数
OutputFileName:出力ファイル名を指定します。
出力ファイル名には,Scheduler Server又はFacilities Managerに登録されている情報を出力するファイルの名称を半角文字,及び全角文字を使用して,128バイト以内の文字列で指定してください。ファイル名には絶対パス,又はコマンド実行ディレクトリからの相対パスが指定できます。
指定したファイルが既に存在する場合には,上書きされます。
- 第3引数
SchePath:スケジュール格納ディレクトリ
「コンフィギュレーション」で指定したスケジュール格納ディレクトリを指定してください。
- <例>
- /usr/iki
- 第4引数
logname:ログファイル名(省略可)
進ちょく状況やエラーメッセージを出力するファイル名には絶対パス,又はコマンド実行ディレクトリからの相対パスが指定できます。既に同じファイル名が存在する場合は上書きされます。
指定できるパスの長さは128バイト以内です。ファイル名には"SFexport.log"を指定しないでください。省略した場合は,標準出力にメッセージを出力します。
(3) リターンコード
(4) 注意事項
実行結果,及びエラーメッセージは標準出力,及び<ログ出力ファイル名>に出力します。<SFexport実行時ディレクトリ>/SFexport.logファイルに詳細なメッセージを出力します。既にSFexport.logが存在する場合は上書きされます。SFexportのメッセージについては,「付録R.3 SFexportのメッセージ」を参照してください。