付録I ユーザIDの変更

ユーザID施設IDを変更する場合,以下の手順に従って作業してください。スケジュールデータ・管理データ中のユーザID・施設IDが変換されます。

注意事項
スケジュールデータ・管理データの変換作業中は,必ずScheduler Server及びFacilities Managerを停止してください。
<この節の構成>
(1) Address Serverと連動していない場合
(2) Address Serverと連動している場合

(1) Address Serverと連動していない場合

Address Serverと連動していない運用環境で,ユーザIDを変更する場合,次の手順に従って作業してください。Facilities Managerを使用していない場合,以下の手順のFacilities Managerに関する操作は不要です。

  1. サーバ(SV,RMSV),管理ツールサーバ(AppoMan,RoomMan)を停止してください。
  2. スケジュールデータ・管理データのバックアップをとります。詳細は「付録Q(1) バックアップの取得」を参照してください。
  3. すべてのサーバで対象ユーザについて,「CODECHG」コマンドを実行してください。
  4. サーバ(SV,RMSV),管理ツールサーバ(AppoMan,RoomMan)を起動してください。

(2) Address Serverと連動している場合

Address Serverと連動した運用環境で,ユーザIDを変更する場合,次の手順に従って作業してください。Facilities Managerを使用していない場合,以下の手順のFacilities Managerに関する操作は不要です。

  1. サーバ(SV,RMSV)と管理ツールサーバ(AppoMan,RoomMan)を停止してください。
  2. スケジュールデータ・管理データのバックアップをとります。詳細は「付録Q(1) バックアップの取得」を参照してください。
  3. すべてのサーバで対象ユーザについて,「CODECHG」コマンドを実行してください。
  4. Address Server上で対象ユーザIDを変更してください。
  5. 親サーバで,「コンフィギュレーション」から,「ユーザ情報再作成」を実行してください。「ユーザ情報再作成」については,「3.1.2(6) 手動実行」を参照してください。
  6. 管理ツールサーバ(AppoMan,RoomMan)を起動してください。
  7. マルチサーバ構成時の場合は,すべての子サーバで「管理データ取得」を実行してください。「管理データ取得」については,「3.1.2(6) 手動実行」を参照してください。
  8. サーバ(SV,RMSV)を起動してください。