エラーが発生した場合のエラーメッセージの一覧を次に示します。なお,エラーメッセージの先頭には,[Error! :]という文字列が付きます。
項番 | メッセージ | 対処 |
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1 | Groupmax Scheduler Serverインストールパス取得失敗 | Scheduler Serverのインストールパスの取得ができません。正常にインストールされているか確認してください。 |
2 | バックアップ処理失敗 | スケジュール格納ディレクトリ下のetcディレクトリをlogディレクトリの下のetc_bkディレクトリにコピーできませんでした。etcディレクトリに参照権限があるか確認してください。また,logディレクトリの下のetc_bkディレクトリに書き込み権限があるか確認してください。 |
3 | マスターサーバではありません | Scheduler Serverの子サーバで実行しています。親サーバで実行してください。 |
4 | 組織(xxxxx)の下位情報取得失敗 | その組織の下位の組織・ユーザ情報に不整合があります。Address Serverの組織・ユーザ情報を確認してください。 |
5 | メモリ確保失敗(xxxxx) | プログラム中でメモリの確保ができませんでした。メモリの状態を確認してください。 |
6 | ファイルを作成できません(xxxxx) | ファイルが作成できませんでした。etcディレクトリ・logディレクトリに書き込み権限があるか確認してください。また,ディスク容量が残っているか確認してください。 |
7 | ファイルに書き込めません(xxxxx) | ファイル書き込みエラーが発生しました。etcディレクトリ・logディレクトリに書き込み権限があるか確認してください。 |
8 | ディレクトリ(xxxxx)の内容クリア失敗 | スケジュール格納ディレクトリ下のetcディレクトリ下のファイルの削除に失敗しています。etcディレクトリに削除権限があるか確認してください。 |
9 | ファイルコピーの失敗(xxx to xxx) *.* | ファイルのコピーに失敗しています。ディレクトリに書き込み権限があるか確認してください。また,コピー元のファイルが存在しているか確認してください。 |
10 | サーバIDが不正です | Address Server上のScheduler Serverの定義が不正です。Address Server上のScheduler Server又はFacilities Managerに関する定義を確認してください。 |
11 | CopyFile() failed.(xxxxx) | ファイルのコピーに失敗しています。ディレクトリに書き込み権限があるか確認してください。また,コピー元のファイルが存在しているか確認してください。 |
12 | DeleteFile() failed.(xxxxx) | ファイルが削除できませんでした。etcディレクトリに削除権限があるか確認してください。また,ファイルが存在するか確認してください。 |
13 | FindNextFile() failed. | スケジュール格納ディレクトリ下のetcディレクトリ下のファイルの情報取得に失敗しています。etcディレクトリに参照権限があるか確認してください。 |
14 | FindClose() failed. | ディレクトリ情報参照のクローズに失敗しました。 |
15 | GetRegValue(xxxxx:xxxxx) failed. | レジストリキー又はAppoMan.iniファイルの参照に失敗しています。正常にインストールされているか確認してください。 |
16 | RegOpenKeyEx() failed.(RC=xxx),xxx:xxx | レジストリキーのオープンに失敗しています。正常にインストールされているか確認してください(Windows NTだけ)。 |
17 | RegQueryValueEx() failed.(RC=xxx),xxx | レジストリキーの読み出しに失敗しています。正常にインストールされているか確認してください(Windows NTだけ)。 |
18 | putenv[UXPLDIR] | スケジュール格納ディレクトリ下のlogディレクトリ下にあるUXPLディレクトリの情報取得に失敗しています。正常にインストールされているか確認してください。 |
19 | GASInit xxx [xxx] | Address Serverとの処理でエラーが発生しています。Address Serverをインストール後にScheduler Server又はFacilities Managerをインストールしたか確認してください。 |
20 | ゲストIDの更新に失敗(xxxx) | 前の行に出力されているメッセージを確認してください。 |
21 | Groupmax Address Serverインストールパス取得失敗 | Address Serverのインストールパスの取得ができません。正常にインストールされているか確認してください。 |
22 | 差分ファイル数取得失敗 | Address Serverからの変更通知ファイルの情報取得に失敗しています。/var/opt/GroupMail下のGroupmax/GroupAppディレクトリに参照権限があるか確認してください。 |
23 | 差分ファイル名取得失敗 | 同上 |
24 | 差分ファイル名(xxxxx)処理失敗 | 同上 |
25 | ファイル情報取得失敗。_stat(xxxxx) | スケジュール格納ディレクトリ下のetcディレクトリ下のファイルの情報取得に失敗しています。etcディレクトリに参照権限があるか確認してください。 |
26 | 最上位組織変更処理失敗 | 前の行に出力されているメッセージを確認してください。 |
27 | 最上位組織追加処理失敗 | 同上 |
28 | 最上位組織削除処理失敗 | 同上 |
29 | 組織変更処理失敗 | 同上 |
30 | 組織追加処理失敗 | 同上 |
31 | 組織削除処理失敗 | 同上 |
32 | 組織種別が異常です(x) | 同上 |
33 | ユーザ変更処理失敗 | 同上 |
34 | ユーザ追加処理失敗 | 同上 |
35 | ユーザ削除処理失敗 | 同上 |
36 | 処理区分が異常です(x) | 同上 |
37 | 兼任ユーザ(xxxxx)のセキュリティランク取得失敗 | Address Serverに登録されている兼任ユーザの情報を確認してください。 |
38 | 兼任ユーザ(xxxxx)の主体ユーザID取得失敗 | 同上 |
39 | ファイル作成失敗(xxxxx) | ファイルが作成できませんでした。etcディレクトリ・logディレクトリに書き込み権限があるか確認してください。また,ディスク容量が残っているか確認してください。 |
40 | 兼任ユーザ(xxxxx)のサーバ名取得失敗 | 同上 |
41 | ファイル削除失敗(xxxxx) | ファイルが削除できませんでした。etcディレクトリに削除権限があるか確認してください。また,ファイルが存在するか確認してください。 |
42 | ファイルオープン失敗(xxxxx) | ファイル書き込みエラーが発生しました。etcディレクトリ・logディレクトリに参照権限があるか確認してください。また,ファイルが存在するか確認してください。 |
43 | ファイルを読めません(xxxxx) | ファイル読み取りエラーが発生しました。etcディレクトリ・logディレクトリに読み取り権限があるか確認してください。また,ファイルが存在するか確認してください。 |
44 | readDiffRec() failed.(xxxxx) | Address Serverからの変更通知ファイルの情報取得に失敗しています。差分情報ファイルの内容を確認してください。 |
45 | ReadFile(xxxxx) failed. | 同上 |
46 | comConvCSVtuSTRUCT() failed. | 同上 |
47 | orgConvCSVtuSTRUCT() failed. | 同上 |
48 | userConvCSVtuSTRUCT() failed. | 同上 |
49 | SetFilePointer() failed.(xxxxx) | 同上 |
50 | MoveFile() failed.(xxxxx) | ファイルの移動に失敗しています。ディレクトリに書き込み権限があるか確認してください。また,移動元のファイルが存在しているか確認してください。 |
51 | 役職情報を取り込んでいないためソートできません | ユーザ管理情報の再作成を一度実行してからソートしてください。 |
52 | 役職定義情報一覧取得処理失敗 | Address Serverが正常に動作しているか確認してください。 |
53 | 役職定義情報が設定されていないのでソート処理を実行できません | Address Server上で役職定義をしてから実行してください。 |
54 | 組織ファイル名の一覧リストの取得に失敗しました | ユーザ管理情報が不当になっている可能性があります。ユーザ管理情報を再作成してください。 |
55 | 組織ファイル(xxxxx)の読み込みに失敗しました | 同上 |
56 | 組織ファイル(xxxxx)のソートに失敗しました | 同上 |
57 | 組織ファイルに不整合があります(xxxxx) | 同上 |
58 | ユーザID(xxxxx)の兼任ユーザ変更処理失敗 | 同上 |
59 | ユーザID(xxxxx)の削除処理失敗 | 同上 |
60 | ユーザID(xxxxx)の詳細情報削除処理失敗 | 同上 |
61 | ユーザID(xxxxx)の詳細情報変更処理失敗 | 同上 |
62 | 兼任ユーザ削除処理失敗 | 同上 |
63 | uidファイルのソートに失敗しました(xxxxx) | 同上 |
64 | 役職順ソート処理に失敗しました | 同上 |
65 | 日本語名順ソート処理に失敗しました | 同上 |
66 | ID順ソート処理に失敗しました | 同上 |
67 | 移動者一覧ファイル処理失敗 | 同上 |
68 | 差分ファイルコピー処理失敗 | 同上 |
69 | 差分ファイルバックアップ処理失敗 | 同上 |
70 | データファイルのリストア処理失敗 | 次の作業をした上で再実行してください。
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71 | GSSGetPosList() failed. rc = xxx,result = xxx | Address Serverとの通信でエラーが発生しています。Address Serverが正常に動作しているか確認してください。 また,Address Serverの設定を確認してください。 |
72 | GSSGetComList() failed. rc = xxx,result = xxx | Address Serverとの通信でエラーが発生しています。Address Serverが正常に動作しているか確認してください。また,Address Serverの設定を確認してください。 |
73 | GSSGetDomNameTable() failed. rc = xxx,result = xxx | 同上 |
74 | GSSGetOrgList() failed. rc = xxx,result = xxx | 同上 |
75 | GSSGetUserList() failed. rc = xxx,result = xxx | 同上 |
76 | GSSGetUserInfoByUID() failed. rc = xxx,result = xxx,uid=xxxxx | 同上 |
77 | GSSGetAPInfo() failed. rc=xxx,uid=xxxxx | 同上 |
78 | GSSGetAPInfo:固有情報が異常(UID=xxxxx) | 同上 |
79 | GSSGetServerInfo2() failed. rx=xxx, result = xxx,uid=xxxxx | 同上 |
80 | GSSGetServerInfo3() failed. rx=xxx, result = xxx,uid=xxxxx | 同上 |
81 | GSSGetAddPostList() failed. rc=xxx, uid=xxxxx, result=xxx | Address Server上のScheduler Serverの定義が不正です。Address Server上のScheduler Server又はFacilities Managerに関する定義を確認してください。 |
82 | GSSGetAddPostList():部署ID名が長い(xxxxx) | 同上 |
83 | GSSGetComInfo():部署名が長い(xxxxx) | 同上 |
84 | GSSGetComList():部署ID名が長い(xxxxx) | 同上 |
85 | GSSGetOrgInfo():部署名が長い(xxxxx) | 同上 |
86 | GSSGetOrgList():ユーザIDが長い(xxxxx) | 同上 |
87 | GSSGetOrgList():ユーザタイプが異常(xxxxx) | 同上 |
88 | GSSGetOrgList():部署ID名が長い(xxxxx) | 同上 |
89 | GSSGetServerInfo2():サーバ名が長い(xxxxx), uid=xxxxx | 同上 |
90 | Groupmax Scheduler Serverインストールパス取得失敗 | 同上 |
91 | ERROR! :Address Serverが起動されていないため処理を続行できません。Address Serverを起動後,再実行してください。 | Address Serverが起動していることを確認し,再実行してください。 |
92 | Assist連携機能でのユーザのホームサーバ移動処理が未完です。移動処理を完結させてください。詳細については,システム管理者ガイドを参照してください。 | Assist連携機能を使用してユーザのホームサーバを変更したまま,スケジュールディレクトリの移動をしていません。「5.1(7) ユーザのホームサーバ移動時に実施する手順」を参照して,ホームサーバ移動を完了させてください。 |
93 | 環境変数PSALLOCに'early'が指定されていません。 処理を停止します。 環境変数PSALLOC=earlyを指定して再度実行してください。 | 環境変数PSALLOC=earlyを指定して再度実行してください。 |
94 | 前回エラー時のリストア処理が失敗していますが,復旧がされていません。 | 次の作業をした上で再実行してください。
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95 | Error! : ファイルを移動できません(XXXX->YYYY),errno=ZZZZ | XXXX,YYYYはファイル名,ZZZZは詳細エラーコードです。次のとおり対処してください。
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96 | Error! : ロックファイルが作成できません(XXXX),errno=YYYY | XXXXはファイル名,YYYYは詳細エラーコードです。/usr/GroupAppo/binにロックファイルXXXXが生成できませんでした。次のとおり対処してください。
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97 | Error! : ロックが取得できません(XXXX),errno=YYYY | XXXXはファイル名,YYYYは詳細エラーコードです。ロックファイルのロックに失敗しました。 XXXXに表示されたファイルの所有者,アクセス権を確認してください。それでも解決しない場合はシステム管理者に連絡してください。 |
98 | Error! : 他のコマンドが管理データを更新中です。 | 以下のことを確認してください。
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99 | Error! : 排他オブジェクトの生成に失敗しました(XXXX)。errno=YYYY | XXXXは排他オブジェクト名,YYYYは詳細エラー番号です。XXXXに表示されたファイルの所有者,アクセス権を確認してください。それでも解決しない場合はシステム管理者に連絡してください。 |
100 | Error! : 排他オブジェクトのロックに失敗しました(XXXX)。errno=YYYY | XXXXは排他オブジェクト名,YYYYは詳細エラー番号です。XXXXに表示されたファイルの所有者,アクセス権を確認してください。それでも解決しない場合はシステム管理者に連絡してください。 |
101 | GSSGetComInfo() failed. rc = %d, result = %d | Address Serverとの通信でエラーが発生しています。Address Serverが正常に動作しているか確認してください。また,Address Serverの設定を確認してください。 |
102 | GSSGetOrgInfo() failed. rc = %d, result = %d | Address Serverとの通信でエラーが発生しています。Address Serverが正常に動作しているか確認してください。また,Address Serverの設定を確認してください。 |
103 | GSSGetUserList():ユーザIDが長い(%s) | Address Server上のScheduler Serverの定義が不正です。Address Server上のScheduler Server又はFacilities Managerに関する定義を確認してください。 |
104 | GSSGetUserList():ユーザタイプが異常(%s) | Address Server上のScheduler Serverの定義が不正です。Address Server上のScheduler Server又はFacilities Managerに関する定義を確認してください。 |
105 | GSSGetComListX() faild. rc = XXXX, result = YYYY | XXXXはAddress Serverからのリターンコード,YYYYは詳細エラーコードです。Address Serverとの通信でエラーが発生しています。Address Serverが正常に動作しているか確認してください。 また,Address Serverの設定を確認してください。 |
106 | GSSGetOrgListX() faild. rc = XXXX, result = YYYY | XXXXはAddress Serverからのリターンコード,YYYYは詳細エラーコードです。Address Serverとの通信でエラーが発生しています。Address Serverが正常に動作しているか確認してください。 また,Address Serverの設定を確認してください。 |
107 | GSSGetUserList2() faild. rc = XXXX, result = YYYY | XXXXはAddress Serverからのリターンコード,YYYYは詳細エラーコードです。Address Serverとの通信でエラーが発生しています。Address Serverが正常に動作しているか確認してください。 また,Address Serverの設定を確認してください。 |
108 | GSSGetComListX():部署ID名が長い(XXXX) | XXXXは最上位組織の組織IDです。システム管理者に連絡してください。 |
109 | GSSGetOrgListX():部署ID名が長い(XXXX) | XXXXは組織の組織IDです。システム管理者に連絡してください。 |
110 | GSSGetUserList2():ユーザIDが長い(XXXX) | XXXXはユーザIDです。システム管理者に連絡してください。 |
111 | GSSGetUserList2():ユーザタイプが異常(XXXX) | XXXXはユーザ種別です。システム管理者に連絡してください。 |
項番 | メッセージID | メッセージ | 対処 |
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1 | KSFg02001-E | 変更通知ファイルの削除に失敗しました。ユーザ情報の再作成(GetAdAll)を実行してください。 | 変更通知ファイルの削除に失敗しました。次に変更通知情報取得(indxget)を実行すると,管理データに不整合が発生しますので,一度,コンフィギュレーションから「ユーザ情報の再作成」(またはGetAdAllコマンド)を実行してください。 ユーザ情報の再作成でも変更通知情報の削除に失敗する場合は,別のプログラムが変更通知ファイルを開いている可能性があります。
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2 | KSFg02002-I | 前回実行時とソートオプションが異なるため,全組織ファイルをソートします。 | 対処は必要ありません。 |
3 | KSFg02003-I | 前回実行時とソートオプションが同じため,変更があった組織ファイルのみをソートします。 | 対処は必要ありません。 |
4 | KSFg02005-W | ソートオプションの保存に失敗しました。 | ソートオプションが保存できませんでした。AppoSV.iniにPARTIAL_SORT=ONを設定している場合,次回同じソートオプションを指定しても全ての組織がソートされる,または異なるソートオプションを指定しても一部の組織しかソートされない可能性があります。確実にソートするためには,一度PARTIAL_SORT=OFFの設定をしてから全組織をソートしなおしてください。再実行してもこのエラーメッセージが出力される場合はシステム管理者に連絡してください。 |
5 | KSFg02006-W | 前回実行時のソートオプションの取得に失敗したため,全組織ファイルをソートします。errno=XXXX | XXXXは詳細エラーコードです。前回実行した時に保存したソートオプションの読み込みに失敗しました。システム管理者に連絡してください。 |