はじめに

このマニュアルは,Groupmax Version 7(以降,Groupmaxと呼びます)のアプリケーションであるGroupmax Scheduler Server Version 7及びGroupmax Facilities Manager Version 7のセットアップ方法について説明したものです。

対象読者

このマニュアルは,Scheduler Server及びFacilities Managerの利用者(システム管理者又はセットアップ担当者)を対象としています。ご使用のオペレーティングシステムとTCP/IPの知識を習得していることを前提としています。

マニュアルの構成

このマニュアルは,次に示す章と付録から構成されています。

第1章 セットアップを始める前に
セットアップに必要な知識などについて説明しています。
第2章 セットアップの手順
セットアップをするときの手順などについて説明しています。
第3章 サーバのセットアップ
サーバのセットアップ方法について説明しています。
第4章 管理データの作成
管理ツールのインストール,及び使用方法について説明しています。
第5章 Groupmax Address - Assistとの連携方法
Groupmax Address - Assistとの連携方法について説明しています。
第6章 運用上の注意事項
このシステム運用上の注意事項について説明しています。
第7章 コマンドの説明
Address Serverからのユーザ情報の作成,及びデータ移行時に使用するコマンドについて説明しています。
第8章 トラブルシューティング
このシステム運用時に発生する可能性のあるトラブルと回復方法について説明しています。
第9章 セキュリティの設定
セキュリティの設定について説明しています。
付録A データファイルの説明
データファイルについて説明しています。
付録B 設定の最大値
設定の最大値について説明しています。
付録C Windowsサーバからの移行
WindowsサーバからUNIXサーバへ移行する場合の手順を説明します。
付録D バージョンアップ時の注意事項
バージョンアップ時の注意事項について説明しています。
付録E サーバホスト名が変更された場合
サーバホスト名が変更された場合について説明しています。
付録F スケジュールデータの移動
スケジュールデータの移動について説明しています。
付録G スケジュール格納ディレクトリを変更した場合
スケジュール格納ディレクトリを変更した場合について説明しています。
付録H Assist連携時と「SFdatacp」実行時のエラーメッセージ
Assist連携時と「SFdatacp」実行時のエラーメッセージについて説明しています。
付録I ユーザIDの変更
ユーザIDの変更について説明しています。
付録J G/W通信を異なるポート番号で運用する場合
G/W通信を異なるポート番号で運用する場合について説明しています。
付録K ログファイルのフォーマット説明
ログファイルのフォーマットについて説明しています。
付録L 実行ユーザの変更
実行ユーザの変更について説明しています。
付録M 「GetAdAll」と「indxget」の実行時のエラーメッセージ
「GetAdAll」と「indxget」の実行時のエラーメッセージについて説明しています。
付録N システムログのメッセージ一覧
システムログのメッセージ一覧について説明しています。
付録O 「aconsole」と「roomconsole」のエラーメッセージ
「aconsole」と「roomconsole」のエラーメッセージについて説明しています。
付録P Scheduler Server移行手順
Scheduler Server移行手順について説明しています。
付録Q バックアップ,リストアの方法
バックアップ及びリストアの方法について説明しています。
付録R 「SFimport」と「SFexport」実行時のエラーメッセージ
「SFimport」と「SFexport」実行時のエラーメッセージについて説明しています。
付録S 9文字以上のパスワードを使用する場合の設定方法
9文字以上のパスワードを使用する場合の設定方法について説明しています。
付録T サーバのIPアドレスが変更された場合
サーバのIPアドレスが変更された場合について説明しています。
付録U クラスタ環境の設定
クラスタ環境の設定方法について説明しています。
付録V ログファイル
出力されるログファイルについて説明しています。
付録W コマンド共通のエラーメッセージ
コマンド共通のエラーメッセージについて説明しています。
付録X 管理ツールのログ
管理ツールの障害発生時に使用するログ情報について説明しています。

関連マニュアル

このマニュアルの関連マニュアルを次に示します。必要に応じてお読みください。

読書手順

このマニュアルは,利用目的に合わせて章を選択して読むことができます。

[図データ]

このマニュアルで使用する記号

記号意味
[   ]文字キー,PFキー,メニューバーなどの内容を表します。
「   」図の名称の中で,ウィンドウやダイアログボックスの名称を表します。
参照するマニュアル,章などの名称を表します。

このマニュアルで使用する略語

このマニュアルで使用する主な英略語を次に示します。

英略語説明
C/SClient / Server
CSVComma Separated Value
DLLDynamic Link Library
DNSDomain Name System
GUIGraphical User Interface
JISJapan Industrial Standard
OSOperating System
PCPersonal Computer
PDAPersonal Digital Assistants
TCP/IPTransmission Control Protocol / Internet Protocol
WebWorld Wide Web

このマニュアルでの表記

製品名表記
Groupmax Address Server Version 7Address Server
Groupmax Address - Assist Service Version 6Assist Service
Groupmax Address - Assist Viewer Version 6Assist Viewer
Microsoft(R) ExcelExcel
Groupmax Facilities Manager Version 7Facilities Manager
Groupmax World Wide Web Desktop Version 6Groupmax WWW
Groupmax Object Server Version 6又は
Groupmax High-end Object Server Version 6
Object Server
Groupmax Scheduler Client Version 7又は
Groupmax Scheduler Client-Light Version 3
Scheduler Client
Groupmax Scheduler Server Version 7Scheduler Server
Groupmax System Agent - TCP/IP Version 5System Agent - TCP/IP
Groupmax System Manager - TCP/IP Version 5System Manager - TCP/IP
Microsoft(R) Windows(R) 2000 Server Operating SystemWindows 2000Windows
Microsoft(R) Windows(R) Server(TM) 2003,Enterprise Operating System,Microsoft(R) Windows(R) Server(TM) 2003,Standard Operating SystemWindows 2003
Microsoft(R) Windows(R) 95Windows 95
Microsoft(R) Windows(R) 98 Operating SystemWindows 98
Microsoft(R) Windows(R) Millennium Edition Operating SystemWindows Me
Microsoft(R) Windows NT(R) Server Network Operating System Version 4.0,Microsoft(R) Windows(R) 2000 Server Operating SystemWindows NT
Microsoft(R) Windows(R) XP Professional Operating SystemWindows XP
Groupmax World Wide Web Desktop for Scheduler Version 6WWW for Scheduler
Groupmax Scheduler_Facilities 管理ツール Version 7管理ツール

このマニュアルでは,WindowsのGUI(Graphical User Interface)を使用して各機能の説明をしています。

常用漢字以外の漢字の使用について

このマニュアルでは,常用漢字を使用することを基本としていますが,次に示す用語については,常用漢字以外の漢字を使用しています。

宛先(あてさき),桁(けた),汎用(はんよう),必須(ひっす)

KB(キロバイト)などの単位表記について

1KB(キロバイト),1MB(メガバイト),1GB(ギガバイト),1TB(テラバイト)はそれぞれ1,024バイト,1,0242バイト,1,0243バイト,1,0244バイトです。