本来は図の実線のように組織グループ間のアクセス権で評価されますが,(か)を特権ユーザとしてORGGROFF.tblに登録すると点線のように,セキュリティランクでアクセス権を評価します。
図7-6 特権ユーザの場合のアクセス権
ファイルフォーマット
特権ユーザの登録については次のようにユーザIDを1行1個で列挙していきます。
図7-7 ORGGROFF.tblフォーマット
ユーザID | 0x0D | 0x0A |
なお<0x0D><0x0A>は改行コードです。最後の行にも<0x0D><0x0A>が必要です。<0x0D><0x0A>を省略するとその行は無効になります。
図7-8 問題となるORGGROFF.tblファイルの例
0x0D | 0x0A |