サーバとなるマシンとクライアントとなるマシンにIPアドレスとホスト名を登録し,TCP/IPによる接続確認(telnet,pingなど)をしてください。マルチサーバで運用する場合は,サーバ間の接続確認もしてください。マルチサーバ構成の場合,Scheduler Server及びFacilities ManagerをインストールしたすべてのマシンについてIPアドレスとホスト名を登録し,接続確認をしてください。
ただし,システム内でDNSの設定をしている場合は,ネームサーバ上でホスト名を登録してください。
サーバ及びクライアントに,Scheduler ServerとFacilities Managerで使用するサービスのポート番号を,次に従ってservicesファイルに設定してください。
<設定するサービス及びサーバ・クライアント>
表1-1 ポート番号の設定(Scheduler Serverの場合)
設定するサービス | ポート番号/ プロトコル名 | 設定する サーバ | 設定するクライアント |
---|---|---|---|
ikisaki (サーバプロセス用) | 20013/tcp | 全サーバ | 全クライアント |
appoman (管理ツールプロセス用) | 20014/tcp | 全サーバ | 管理ツールを使用するクライアントだけ |
表1-2 ポート番号の設定(Facilities Managerの場合)
設定するサービス | ポート番号/ プロトコル名 | 設定する サーバ | 設定するクライアント |
---|---|---|---|
appoarea (サーバプロセス用) | 20102/tcp | 全サーバ | 全クライアント |
roomman (管理ツールプロセス用) | 20103/tcp | 全サーバ | 管理ツールを使用するクライアントだけ |