4.15.2 ユーザのスケジュール削除期間の個別設定

[オプション]-[不要スケジュール削除期間]メニューを選択してください。「スケジュール削除期間の個別設定」ウィンドウが表示されます。リストボックスの上に「コンフィギュレーション」で設定されているスケジュール削除期間が表示されます。

[ユーザの階層]タブをクリックしてください。図4-64に示す「ユーザの階層」タブが表示されます。

図4-64 「ユーザの階層」タブ(「スケジュール削除期間の個別設定」ウィンドウ)

[図データ]

<この項の構成>
(1) ユーザをリストボックスに追加する
(2) ユーザの個別設定を解除する
(3) ユーザの階層を表示する
(4) スケジュール削除期間を変更する
(5) リストボックスのデータをソートする

(1) ユーザをリストボックスに追加する

(a) ツリービューから追加する場合

例としてここでは開発1課の山田課長を追加します。

  1. ツリービューから山田課長のアイコンを選択し,ダブルクリックするか,[追加]ボタンをクリックしてください。リストボックスに山田課長のユーザID,ユーザ名,スケジュール削除期間が表示されます。スケジュール削除期間には「コンフィギュレーション」で設定されているスケジュール削除期間が表示されます。
  2. リストボックスで山田課長のユーザIDを選択し,ダブルクリックするか,[設定]ボタンをクリックしてください。「設定」ウィンドウが表示されます。
  3. 不要スケジュール削除期間を設定してください。
    • 削除しない場合
      「不要スケジュール削除」は[削除しない]を選択してください。
    • 削除期間を指定する場合
      「不要スケジュール削除」は[期間設定]を選択してください。
      削除期間は,年・月指定(YYYY年MM月より前)と月指定(現在からMMか月より前)のどちらかを設定できます(年は4文字の半角数字,月は2文字以内の半角数字を指定してください)。年・月指定の場合,現在より後の年月は指定できません。
      例えば,現在から12か月より前のスケジュールが不要である場合,[月指定]を選択して「現在から12ヶ月より前を削除する。」と設定してください。また,1998年1月より前のスケジュールが不要である場合,[年・月指定]を選択して「1998年1月より前を削除する。」と設定してください。
  4. [OK]ボタンをクリックすると「スケジュール削除期間の個別設定」ウィンドウに戻り,リストボックスに山田課長に設定したデータが表示されます。
(b) ユーザを検索して追加する場合

例としてここでは開発1課の山田課長を追加します。

  1. [新規]ボタンをクリックしてください。図4-65に示す「設定」ウィンドウが表示されます。
  2. ユーザIDを入力し,[ユーザIDチェック]ボタンをクリックしてください(ユーザIDには存在するユーザIDで8文字以内の半角英数字を指定してください)。ユーザ名欄にユーザ名が表示されます。ここでは開発1課の山田課長のユーザIDを入力しているので,ユーザ名には山田課長と表示されます。

    図4-65 「設定」ウィンドウ

    [図データ]

  3. 不要スケジュール削除期間を設定してください。
    設定方法は,「(a) ツリービューから追加する場合」の項番3と同様です。
  4. [OK]ボタンをクリックすると「スケジュール削除期間の個別設定」ウィンドウに戻り,リストボックスに山田課長に設定したデータが表示されます。
(c) ユーザを連続して追加する場合

例としてここでは開発1課の山田課長,坂井さん,鈴木さんを追加します。

  1. [新規]ボタンをクリックしてください。「設定」ウィンドウが表示されます。
  2. 山田課長を追加します。追加方法は「(b) ユーザを検索して追加する場合」を参照してください。
  3. 山田課長の設定を終えたら[連続追加]ボタンをクリックしてください。入力した山田課長のデータが「スケジュール削除期間の個別設定」ウィンドウのリストボックスに追加され,「設定」ウィンドウの「ユーザID」,「ユーザ名」は入力されていない状態になります。坂井さんと鈴木さんを同様の手順で追加してください。

(2) ユーザの個別設定を解除する

リストボックスから設定を解除したいユーザのユーザIDを選択し,[解除]ボタンをクリックしてください。リストボックスから選択したユーザが削除されそのユーザのスケジュール削除期間はサーバの設定した期間となります。なお,解除の対象は複数選択できます。

(3) ユーザの階層を表示する

リストボックスに追加設定されているユーザの組織階層を表示できます。

例としてここでは開発1課の山田課長の組織階層を表示します。

  1. リストボックスから山田課長のユーザIDを選択し,[階層]ボタンをクリックしてください。図4-66に示す「階層」ウィンドウが表示されます。
  2. 「ユーザID」には山田課長のユーザID,「ユーザ名」には山田課長が表示されます。「組織階層」には開発1課の山田課長の組織階層が表示されます。
  3. [閉じる]ボタンをクリックすると「スケジュール削除期間の個別設定」ウィンドウに戻ります。

    図4-66 「階層」ウィンドウ

    [図データ]

(4) スケジュール削除期間を変更する

例としてここでは開発1課の山田課長,坂井さん,鈴木さんのスケジュール削除期間を変更します。

  1. リストボックスから山田課長のユーザIDを選択し,ダブルクリックするか,[設定]ボタンをクリックしてください。「設定」ウィンドウが表示されます(複数選択した場合は,ユーザID欄に********,ユーザ名欄に********************が表示されます)。
  2. スケジュール削除期間を変更して[OK]又は[連続追加]をクリックしてください。
    • [OK]をクリックした場合,「スケジュール削除期間の個別設定」ウィンドウに戻り,リストボックスの開発1課の山田課長のスケジュール削除期間が変更されます。
    • [連続追加]をクリックした場合,変更した山田課長のデータが「スケジュール削除期間の個別設定」ウィンドウのリストボックスに表示され,「設定」ウィンドウの「ユーザID」,「ユーザ名」は入力されていない状態になります。坂井さんと鈴木さんを同様の手順で変更してください。

(5) リストボックスのデータをソートする

「スケジュール削除期間の個別設定」ウィンドウのリストボックスのユーザID,ユーザ名,スケジュール削除期間ヘッダをクリックしてください。クリックしたユーザID,ユーザ名,スケジュール削除期間ヘッダのデータをもとに昇順にソートします。再度,ユーザID,ユーザ名,スケジュール削除期間ヘッダをクリックすると,降順にソートします。