付録X 管理ツールのログ

<この節の構成>
(1) 概要
(2) 設定情報
(3) 設定手順
(4) 注意事項

(1) 概要

管理ツールの障害発生時に使用するログ情報を出力します。

ログ情報は次のファイルに出力されます。

<管理ツールインストールディレクトリ>¥log¥SFTLog_xxx.log

「xxx」には,DllLogFileNumパラメタに指定した出力ファイル数の数値が入ります。

例えば,出力ファイル数に4を指定した場合,SFTLog_001.log ~SFTLog_004.logが作成されます。

(2) 設定情報

管理ツールのログ出力に関する設定を次に説明します。

対象ファイル
<管理ツールインストールフォルダ>¥bin¥SF32SYS.ini
設定パラメタ
  • セクション名
    [log]
  • DllLogLevelパラメタ
    ログレベルを0~16で指定します。ログファイルには指定されたログレベル以下のログが出力されます。0を指定した場合は,ログは出力されません。DllLogLevelパラメタがない,又は不正な値が設定されている場合は,5が設定されたとして動作します。
    各ログレベルの出力情報は,以下のようになります。
     1:エラー(重要度:高)
     2:警告(重要度:高)
     3:メッセージ(重要度:最高)
     4:公開関数開始
     5:公開関数完了
     6:メッセージ(重要度:高)
     7:外部呼出開始
     8:外部呼出完了
     9:メッセージ(重要度:中)
     10:内部関数開始
     11:内部関数完了
     12:メッセージ(重要度:低)
     13:エラー(重要度:低)
     14:警告(重要度:低)
     15:デバッグ用メッセージ1
     16:デバッグ用メッセージ2
  • DllLogFileSizeパラメタ
    ログファイルの最大サイズを,1048576~1073741824で指定します。DllLogFileSizeパラメタがない,又は不正な値が設定されている場合は,1048576が設定されたとして動作します。
  • DllLogFileNumパラメタ
    ログファイルの最大数を,1~999で指定します。DllLogFileNumパラメタがない,又は不正な値が設定されている場合は,4が指定されたとして動作します。

(3) 設定手順

ログ出力機能に関する設定手順を次に説明します。

ログレベルやファイルサイズ,及び出力ファイル数を変更したい場合は,この設定をしてください。

  1. 管理ツールを終了させる。
  2. SF32SYS.iniを編集する。
  3. 管理ツールを起動する。

(4) 注意事項