7.10.4 SFexportの使用例

SFexportの使用例を説明します。使用例では,図7-2に示すように登録されている部署テーブル,ユーザ,種別テーブル,施設の情報を出力します。

使用例では,前提としてSFexportを実行できる状態で,スケジュール格納ディレクトリが/usr/ikiになっていることとします。また,情報の出力先は/tmp/data.csvファイルとします。

図7-2 例題で使用する部署テーブル,ユーザ,種別テーブル,施設の登録状況

[図データ]

<この項の構成>
(1) すべての情報を出力する場合
(2) ユーザと施設情報だけを出力する場合
(3) ユーザ情報だけを出力する場合

(1) すべての情報を出力する場合

次に示すようにコマンドを実行すると,data.csvファイルには登録済みのすべての情報が出力されます。

/usr/GroupAppo/bin/SFexport /a /tmp/data.csv /usr/iki

(2) ユーザと施設情報だけを出力する場合

次に示すようにコマンドを実行すると,data.csvファイルには登録済みのユーザと施設情報だけが出力されます。

/usr/GroupAppo/bin/SFexport /u /tmp/data.csv /usr/iki

(3) ユーザ情報だけを出力する場合

次に示すようにコマンドを実行すると,data.csvファイルには登録済みのユーザ情報だけが出力されます。

/usr/GroupAppo/bin/SFexport /su /tmp/data.csv /usr/iki