施設名,施設IDなどの施設管理情報を設定します。施設管理情報はユーザ情報の設定と同様に階層構造で作成でき,各階層はテーブルで管理されます。階層は50階層まで作成でき,1テーブルに登録できる数は500までです(セパレータ,及びテーブルを含みます)。ただし,クライアントで参照できるのは268までです。
施設の設定方法の詳細は,「4.6 ユーザ情報の設定」を参照してください。
<例>
ある組織(A社)が使用する場合を例にとり,以下に説明します。A社の体制表を図4-18に,A社のシステム環境を図4-19に示します。
図4-18 A社の体制表
図4-19 A社のシステム環境
図4-18のA社の体制表に示されているような階層で,施設管理情報を設定していきます。
ユーザ情報と同様に,テーブルによる階層構造になっています。階層の一番上のテーブルをメインテーブルといい,その他をすべて種別テーブルといいます。1システムで一つのメインテーブルが作成できます。メインテーブルの下に複数の種別テーブルを作成できるため,階層構造にできます。
登録施設の階層の中から,登録したい種別テーブルのアイコンをクリックし,[編集]-[新規]から[テーブル]メニューを選択してください。「テーブルの登録・変更・参照」ウィンドウが表示されます。種別テーブルの詳細情報の登録方法は,「4.6.1(1) 部署テーブルの新規登録」を参照してください。
登録施設の階層の中から,施設を登録したい種別テーブルのアイコンをクリックし,[編集]-[新規]から[施設]メニューを選択してください。「ユーザ/施設の登録・変更・参照」ウィンドウが表示されます。
施設の詳細情報の登録は,ユーザ情報の登録方法と同様です。「4.6.1(2) ユーザ情報の新規登録」を参照してください(ここでは,‘ユーザ’は‘施設’,‘部署’は‘種別’となります)。
なお,ユーザIDと施設IDは重複しないようにしてください。
種別テーブルの登録内容や施設の登録内容の変更は,部署テーブル及びユーザ情報の登録内容の変更方法と同様です。変更方法の詳細は,「4.6.1(5) 部署テーブル及びユーザ情報の登録内容の変更」を参照してください。
種別テーブルの削除及び移動は,部署テーブルの削除,移動の方法と同様です。削除方法の詳細は,「4.6.1(6) 部署テーブルの削除」を,移動方法の詳細は,「4.6.1(8) 部署テーブルの移動」を参照してください。
施設の削除及び移動は,ユーザの削除,移動方法と同様です。削除方法の詳細は,「4.6.1(7) ユーザの削除」を,移動方法の詳細は,「4.6.1(9) ユーザ,セパレータ,又は他システムの移動」を参照してください。