付録A データファイルの説明

<この節の構成>
(1) プログラムファイル
(2) 管理データ
(3) スケジュールデータ
(4) その他のファイル

(1) プログラムファイル

Scheduler Server及びFacilities Managerをインストールすると,以下のディレクトリ,ファイルが作成されます。

表A-1 Scheduler Serverでインストールされるファイル

ディレクトリ名ファイル名概要備考
/groupmax/SystemManager/ppinfo/GMSCHDT.INFSystem Agent - TCP/IP連携用定義ファイル 
/usr/GroupAppo/bin/GMSCHCFSystem Agent - TCP/IP連携用シェルプログラム 
同上GMSCHCTSystem Agent - TCP/IP連携用シェルプログラム 
同上GMSCHRSSystem Agent - TCP/IP連携用シェルプログラム 
同上GMSCHSTSystem Agent - TCP/IP連携用シェルプログラム 
同上GMSTPSCHCFSystem Agent - TCP/IP連携用シェルプログラム 
同上GMSTPSCHCTSystem Agent - TCP/IP連携用シェルプログラム 
/usr/GroupAppo/SHistory.infScheduler Serverパッチ履歴ファイル 
/usr/bin/AppoManScheduler Serverシステム管理用プログラム 
同上SVScheduler Serverプログラム本体 
同上aconsoleScheduler Serverシステム管理情報設定プログラム 
同上brc.appoサーバ起動シェルプログラム 

表A-2 Facilities Managerでインストールされるファイル

ディレクトリ名ファイル名概要備考
/groupmax/SystemManager/ppinfo/GMFCLDT.INFSystem Agent - TCP/IP連携用定義ファイル 
/usr/GroupAppo/bin/GMFCLCFSystem Agent - TCP/IP連携用シェルプログラム 
同上GMFCLCTSystem Agent - TCP/IP連携用シェルプログラム 
同上GMFCLRSSystem Agent - TCP/IP連携用プログラム 
同上GMFCLSTSystem Agent - TCP/IP連携用シェルプログラム 
同上GMFTPFCLCFSystem Agent - TCP/IP連携用シェルプログラム 
同上GMFTPFCLCTSystem Agent - TCP/IP連携用シェルプログラム 
/usr/GroupAppo/FHistory.infFacilities Managerパッチ履歴ファイル 
/usr/bin/RMSVFacilities Managerプログラム本体 
同上RoomManFacilities Manager
システム管理用プログラム
 
同上brc.Appoareaサーバ起動シェルプログラム 
同上roomconsoleFacilities Manager
システム管理情報設定プログラム
 

表A-3 共通で作成されるもの

ディレクトリ名ファイル名概要備考
/groupmax/bin/SCHpreBK稼働中バックアップ用プログラム※1
同上SCHstpBK稼働中バックアップ用プログラム※1
同上SCHstrBK稼働中バックアップ用プログラム※1
/usr/GroupAppo/GroupAppAddress変更通知定義用ファイル格納ディレクトリ※1
/usr/GroupAppo/GroupApp/item.defAddress変更通知定義用ファイル※1
/usr/GroupAppo/bin/AppoInfoGetSystem Agent - TCP/IP連携用プログラム※1
同上BITECHGバイトオーダ変換ツール※1
同上CODECHGユーザID変換ツール※1
同上CreateManagersRmx施設情報ファイル設定プログラム※1
同上GetAdAllAddress登録情報全体取得ツール※1
同上HOSTCHGホスト名変換ツール※1
同上ModifyAppoManIdx環境ファイル設定プログラム※1
同上ModifyAppoManIni環境ファイル設定プログラム※1
同上SCHpreMVAssist連携用プログラム※1
同上SCHstpMVAssist連携用プログラム※1
同上SCHstrMVAssist連携用プログラム※1
同上SFagentAssist連携用プログラム※1
同上SFenvgetAssist連携用プログラム※1
同上agtcoutAssist連携用プログラム※1
同上rindxgetAssist連携用プログラム※1
同上SFdatacpホームサーバ移動ツール※1
同上grpchgグループファイル変換ツール※1
同上checkid整合性チェックプログラム※1
同上chkorder整合性チェックプログラム※1
同上indxgetAddress変更通知取得ツール※1
同上sortdate整合性チェックプログラム※1
同上ts2kana.rulキーワード検索用ファイル※1
同上usrchg実行ユーザ変更用サンプルスクリプト※1
同上param0.ini組織によるセキュリティ設定テンプレート※1
同上param1.ini組織によるセキュリティ設定テンプレート※1
同上param2.ini組織によるセキュリティ設定テンプレート※1
同上Aasya.csvSFimportツールサンプルファイル 
同上Casya.csv同上 
同上Dasya.csv同上 
同上SFexportSFexportツール 
同上SFimportSFimportツール 
/usr/GroupAppo/GroupApp/item.def.sch2Assist連携用ファイル※1
/usr/GroupAppo/lib/libgadr1.slAddress連携用DLL(ただし,AIXの場合は,libgadr1.a)※1
/usr/bin/AppoMan.iniシステム管理用ファイル※1
$apposv/etcユーザ管理情報格納ディレクトリ※2
$apposv/logログファイル出力ディレクトリ※2
/usr/GroupAppo/tmpスケジュールデータ退避ディレクトリ※2
$apposv/log/agentAssist連携用ディレクトリ※2
$apposv/room施設管理情報格納ディレクトリ※2
/var/opt/GroupMail/Groupmax/GroupAppAddress変更通知定義用ファイル格納ディレクトリ※1
/var/opt/GroupMail/Groupmax/GroupApp/item.defAddress変更通知定義用ファイル※1
(凡例)
-:該当しないことを示します。
注※1
同一マシン上にScheduler Server又はFacilities Managerがインストールされている場合は,削除されません。
注※2
$apposvはScheduler Server/Facilities Managerのスケジュール格納ディレクトリを示します。デフォルトは,/usr/ikiです。また,ここに示したディレクトリは,アンインストールしても削除されません。

(2) 管理データ

表A-4 ユーザの管理データ(共通)

ファイル名概要
MAIN.idxユーザの最上位階層の内容を格納するファイル
*.uid又は,XX*ユーザ管理情報ファイル
(*は任意,XXは00~ff)
*.gstユーザIDと他システムゲストIDのマッピングファイル(G/Wテーブル)(各他システムごとに作成,*は任意)
ENV.tbl汎用化データファイル
*.env組織ごとの汎用化データテンプレート(*は任意)
EnvCheck.tbl組織ごとの汎用化データの管理テーブル
*.kbn組織ごとの行先・区分名データテンプレート
*.kor組織ごとの行先・区分名の表示順データテンプレート
KBN.tbl行先・区分名データファイル
SEC.tblセキュリティファイル
SEC2.tblセキュリティファイル
BOSS.tbl秘書情報ファイル
ScheDel.tblユーザのスケジュール削除期間の個別設定ファイル
MV.tbl移動者一覧ファイル
IDINDX.idxユーザID情報ファイル
GATEWAY.idx*.gstファイルのG/Wサーバホスト名記述ファイル
guest.idx他システムゲストIDの情報ファイル
IDINFO.idxユーザID情報ファイル
DNSHOSTS.tblサーバIDとホスト名との対応ファイル
KENNIN.log兼任情報ファイル
grpmem.datグループメンバファイル(標準値)
grpname.datグループ名ファイル(標準値)
ikifile.dat行先・区分ファイル(標準値)
youfile.dat用件・略記ファイル(標準値)
annilist.dat記念日ファイル(標準値)
appouenv.ini環境設定ファイル(標準値)
appomngr.ini拡張スケジュール設定ファイル
param.ini組織によるセキュリティ設定ファイル
gamuenv.ini環境設定ファイル(WWW for Scheduler用)
ORGGROUP.tbl組織グループに組織を設定するための定義ファイル
ORGGROFF.tbl特権ユーザを設定するための定義ファイル

ユーザの管理データは,<スケジュール格納ディレクトリ>/etcディレクトリに作成されます。なお,アンインストールしても削除されません。

表A-5 施設の管理データ(Facilities Managerの場合)

ファイル名概要
MAIN.rmx施設登録の最上位階層の内容を格納するファイル
IDINDX.rmx自システム内に登録されているすべての施設IDと,その施設IDの詳細情報を格納するファイル名(*.rid)を格納するファイル
*.rid施設管理情報ファイル(*は任意)
RMSEC.tblセキュリティ(予約権・参照権)ファイル
FScheDel.tbl施設のスケジュール削除期間の個別設定ファイル
EQP.tbl付属設備テーブルファイル
MANAGERS.rmx施設管理者情報ファイル
*.atb組織対施設のアクセス権設定ファイル(*は施設ID)

施設の管理データは,<スケジュール格納ディレクトリ>/roomディレクトリに作成されます。なお,アンインストールしても削除されません。

(3) スケジュールデータ

ユーザがクライアントから登録したデータは,すべてサーバに格納されます。「3.1.2(1) コンフィギュレーションの設定」で設定したスケジュール格納ディレクトリの下に,ユーザ(施設)IDごとにユーザ(施設)IDと同じ名称のディレクトリが作成され,その下に格納されます。なおこれらのファイルはアンインストールしても削除されません。

デフォルトの場合次のように格納されます。

         /usr/iki/usr01/199509.ssd
                /199509.msd
                /password.psw
             /usr02/199509.ssd
             /room01/・・・
             /room02/・・・
               :

(usr01,usr02はユーザIDの例,room01,room02は施設IDの例)

スケジュールデータのファイル名は次のフォーマットで付けられています。

YYYYMM.拡張子
  YYYY   :年(西暦4桁)
   MM   :月(2桁)

データのバックアップを取る場合には,「3.1.2(1) コンフィギュレーションの設定」で設定したスケジュール格納ディレクトリの下のファイルを別のディレクトリ,ディスクにコピーしてください。

(4) その他のファイル

<スケジュール格納ディレクトリ>/log/AppoLock.datファイルが作成されます。このファイルはプログラム間の排他制御に使用しているため削除しないでください。削除した場合,Scheduler Serverの管理データが不正になる可能性があります。