組織階層セキュリティに関する設定手順を以下に説明します。組織階層セキュリティを使用しない場合にこの設定をする必要はありません。
- すべてのサーバを停止する
詳細は,「3.2 サーバ及び管理ツールサーバの起動」を参照してください。なお,管理ツールサーバも停止してください。
- 親サーバ上の設定ファイルを更新する
以下の手順で更新してください。
- 以下のファイルを削除してください。
<スケジュール格納ディレクトリ>/etc/param.ini
…組織階層セキュリティの初期設定ファイルのテンプレート
- サーバマシンの次のファイルを,使用する方式に応じて一つ選択してください。
/usr/GroupAppo/bin/param0.ini
…組織階層セキュリティ未使用時の設定ファイルのテンプレート
/usr/GroupAppo/bin/param1.ini
…直系方式使用時の設定ファイルのテンプレート
/usr/GroupAppo/bin/param2.ini
…ユニット方式使用時の設定ファイルのテンプレート
- 選択したファイルを以下のディレクトリにコピーしてください。
<スケジュール格納ディレクトリ>/etc/
- コピー先のファイルの名前をparam.iniにリネームしてください。
- 管理ツールサーバを起動する
詳細は,「3.2 サーバ及び管理ツールサーバの起動」を参照してください。
- マルチサーバ構成の場合は,各子サーバから「管理データの取得」を実行する
詳細は,「4.4 管理データの取得」を参照してください。
- すべてのサーバを起動する
詳細は,「3.2 サーバ及び管理ツールサーバの起動」を参照してください。
- 注
- Scheduler Serverを起動時に<スケジュール格納ディレクトリ>/etc/param.iniファイルが存在しない場合に,OSのシステムログ及びサーバログにエラーを表示します。サーバは停止しないで,セキュリティを直系方式として扱い動作します。