15.4.1 ユーザ任意情報の移行

システム管理者が設定した見出しは,見出し定義ファイルに記述するため,サーバを入れ替えても,同じファイルを使用して移行後のサーバに同一の見出しを登録できます。しかし,ユーザがクライアントから設定した見出しの値にはそのようなデータファイルがありません。このため,サーバを入れ替えたり,ユーザを削除したりすると設定値が消去されます。そこで,ユーザが登録した見出しの値を保存するadpdaexpコマンドと回復するadpdasetコマンドを使用して,見出しの値を移行します。

見出しの値を保存・回復するコマンドは次のような場合に使用します。