3.1 一括登録ユティリティの作業手順

一括登録ユティリティを使用して最上位組織,組織,ユーザの追加・移動・変更・削除をAddress Serverに登録する手順を次の二つに分けて説明します。

この二つの手順では,実行する一括登録ユティリティのコマンドが異なります。

移動処理を含む場合の手順
移動処理とは,ユーザ登録ファイルの項目"処理区分"にMを指定している場合です。処理区分にMが指定されたレコード(行)がユーザ登録ファイルにあるときは,移動処理を含む場合の手順で作業を行います。
また,移動処理を含む場合の手順は,その移動処理でホームサーバを変更するときと変更しないときとでも手順が異なり。
ホームサーバを変更するときホームサーバを変更しないときの手順を次に示します。太い枠で囲まれた項目は実行が必要な項目です。それ以外は実行するのが望ましい項目です。
[図データ]
移動処理を含まない場合の手順
ユーザ登録ファイルの項目“処理区分"にM(移動)が指定されたレコード(行)が一つもないときには,移動処理を含まない場合の手順で作業を行います。
移動処理を含まない場合の手順を次に示します。太い枠で囲まれた項目は実行が必要な項目で,それ以外は実行するのが望ましい項目です。
[図データ]
<この節の構成>
3.1.1 ユーザ登録ファイルの作成
3.1.2 環境のバックアップ
3.1.3 gmaxchkコマンドの実行
3.1.4 各ホームサーバへのユーザ登録ファイルの転送
3.1.5 SAVE_MBコマンドの実行
3.1.6 保存データを移動先へ転送
3.1.7 gmaxsetコマンドの実行
3.1.8 レプリケーション状態の確認
3.1.9 LOAD_MBコマンドの実行