4.3.2 SAVE_MBコマンドの使用例

SAVE_MBコマンドの使用例について説明します。

使用例では,前提としてSAVE_MBコマンドを実行できる状態で,カレントディレクトリが/opt/GroupMail/binになっていることとします。また,SAVE_MBコマンドに指定するユーザ登録ファイルは/tmp/data.csv,待避ディレクトリ名は/tmp/backupとしています。

<この項の構成>
(1) パスワードと親展パスワードだけを保存する場合
(2) 組織の共用メールボックスだけを保存する場合

(1) パスワードと親展パスワードだけを保存する場合

次に示すようにコマンドを実行すると,パスワードと親展パスワードだけを保存します。

SAVE_MB  -w  /tmp/data.csv  /tmp/backup

(2) 組織の共用メールボックスだけを保存する場合

次に示すようにコマンドを実行すると,組織の共用メールボックスだけを保存します。

SAVE_MB  -g  /tmp/data.csv  /tmp/backup