gmaxchkコマンドの使用例について説明します。
使用例では,前提としてgmaxchkコマンドを実行できる状態で,カレントディレクトリが/opt/GroupMail/binになっていることとします。また,gmaxchkコマンドのチェック対象となるユーザ登録ファイルは/tmp/data.csvとしています。
次に示すようにgmaxchkコマンドを実行すると,ユーザ登録ファイルdata.csvの最上位組織略称に全角文字を使用していてもエラーになりません。
gmaxchk -l /tmp/data.csv
電話番号を削除する組織の組織IDをAeigyo1としたときは,gmaxexpコマンドでユーザ登録ファイルを作成します。オプション-sで処理区分にCを設定しています。
gmaxexp -s C -g Aeigyo1 g /tmp/data.csv
項目削除文字列をDELETEとした場合,ユーザ登録ファイルdata.csvの電話番号(25番目の項目)に項目削除文字列DELETEを入力します。項目削除文字列については,「2.8.4 ユーザ登録ファイル作成時の注意事項」を参照してください。
#組織種別 | 処理種別 | 処理区分 | … | 電話番号 | 専用線番号 | … | 実行部エラー要因 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
U | C | DELETE | 1001 |
その後で,gmaxchkコマンドを次のように実行します。
gmaxchk -k DELETE /tmp/data.csv
次に示すようにgmaxchkコマンドを実行すると,処理を実行しているユーザ登録ファイルのレコード(行)の情報が出力されます。
gmaxchk -v /tmp/data.csv