15.2 ユーザ任意情報の定義方法

クライアントからユーザ任意情報を参照・更新するには,システム管理者がユーザ任意情報として設定する見出しを定義する必要があります。ここでは,システム管理者が見出しを定義する方法について説明します。

ユーザ任意情報の見出しの定義作業の流れ
ユーザ任意情報を使用する場合,まずユーザが使用する見出し(例えば,社員番号,勤務地,プロフィールなどの項目)を定義したcsvファイルを作成します。次に,adpdheadコマンドを使用して作成したcsvファイルをAddress Serverに登録します。マルチサーバ構成の場合,登録した見出しを各サーバにレプリケーションさせます。これで各ユーザは,システム管理者が定義した見出しについてクライアントから参照・設定できます。
<この節の構成>
15.2.1 見出し定義ファイルの作成
15.2.2 見出し定義ファイルの登録
15.2.3 登録内容の確認
15.2.4 登録内容のレプリケーション