10.1.4 gmaxgsetコマンドの実行

マスタ管理サーバでグループ・掲示板メンバ一括登録実行ユティリティ(gmaxgsetコマンド)を実行して,グループの情報や掲示板のメンバの情報などをマスタ管理サーバに登録します。gmaxgsetコマンドの詳細は,「11.3 グループ・掲示板メンバ情報の登録 gmaxgsetコマンド」を参照してください。

マルチサーバ構成の場合,登録した情報はマスタ管理サーバから各アドレスサーバ(メールサーバ)に自動的にレプリケーションされます。

gmaxgsetコマンドで登録できるのは,gmaxgchkコマンドでのチェックが完了したグループ定義ファイルとグループデータファイルの情報です。チェックが完了していないファイルを指定した場合は,情報が登録されません。

また,gmaxgsetコマンドがグループ定義ファイルとグループデータファイルの情報を登録するときには,マスタ管理サーバに登録済みの情報とのチェックを実行して,正しい情報だけを登録します(gmaxgchkコマンドは,グループ定義ファイルとグループデータファイル内のチェックだけしか行っていないため,ここで二重登録などのエラーが発生する可能性があります)。エラーがあった場合は,グループ定義ファイルとグループデータファイルの実行結果欄が「×」になります。正常に登録された場合は「○」になります。

エラーがあった場合は,グループ定義ファイルとグループデータファイルを修正して,「10.1.3 gmaxgchkコマンドの実行」から手順を繰り返してください。ただし,グループ定義ファイルとグループデータファイルを修正するときに,正常に登録されたレコード(行)を削除する必要はありません。gmaxgsetコマンドでは,実行結果欄が「○」のレコード(行)は無視されるため,同じデータが2度登録されることはありません。