16.10 admkordt

admkordtコマンドは,キャッシュセーブファイルを作成します。

キャッシュセーブファイルとは,アドレスサーバがクライアントとのレスポンスを高めるために使用しているメモリキャッシュの内容を出力したものです。メモリキャッシュはアドレスサービスの起動時に作成されますが,キャッシュセーブファイルが既にある場合は,キャッシュセーブファイルから作成されます。キャッシュセーブファイルがない場合は,データベースから作成されます。メモリキャッシュはキャッシュセーブファイルからの方が早く作成できるため,キャッシュセーブファイルがあると,アドレスサービスの起動が早くなります。

キャッシュセーブファイルは,通常はアドレスサービスの停止時に作成されます。しかし,次に示す場合には,既存のキャッシュセーブファイルは無効になります。

上記の場合,キャッシュセーブファイルが無効なため,アドレスサービスの起動が遅くなります。そこで,上記の場合には,アドレスサービスを起動する前に,このコマンドを実行してください。新しくキャッシュセーブファイルが作成されます。

/opt/GroupMail/bin/admkordtを実行してください。

本コマンドを実行する前に次の条件を満たしているかどうかを確認してください。

<この節の構成>
コマンド書式
戻り値
メッセージ