リモートMTA間でのメールの転送に失敗した場合に,リトライする回数とその間隔を設定します。
- ルーティンググループ詳細ダイアログボックスのリストから,MTAを選択します。
- [リトライ回数/間隔]ボタンを選択します。
リトライ回数/間隔設定ダイアログボックスが表示されます。
![[図データ]](figure/h4070100.gif)
- 隣接MTA名ごとにリトライ回数とリトライ間隔を入力します。
リトライ回数は0~99で指定します。デフォルトは10です。
リトライ間隔は0~999の秒数で指定します。デフォルトは60(秒)です。
数字を入力した後,[Enter]キーを押してください。
- [変更]ボタンを選択します。
リトライ回数とリトライ間隔の変更を登録して,終了します。[閉じる]ボタンを選択すると,指定したリトライ回数とリトライ間隔の変更を登録しないで終了します。
- 注意
- 変更したリトライ回数とリトライ間隔は,MTAの再起動によって有効になります。
リトライ回数:N回,リトライ間隔:X秒,X.400-MHSによるリモートMTA間の通信処理時間:Yとした場合,X秒間隔のN回リトライを1セットとして,このセットを9回繰り返します。このときリトライに要する時間は次の式で表すことができます。
9((1+N)Y+NX)