クラスタシステムで使用するコマンドを説明します。各コマンドの戻り値の説明で,戻り値が128から255までの間の値の場合は,そのコマンドを実行したシェルの種類により負の値として表示/評価されます(例えばCシェルなど)。その場合は,128,129・・・254,255の戻り値の記載をそれぞれ-128,-127,・・・-2,-1と読み替えて下さい。
このコマンドはAddress Serverのプロセスが正常の間は起動し続けます。Address Serverのプロセスに異常が発生すると停止します。コマンドの格納場所は/opt/GroupMail/binディレクトリです。
adstatp
なし
このコマンドはgmpublicinfoファイルの環境変数STATUS_ADDRESS_INTERVALに指定された間隔で対象プロセスの状態を確認します。STATUS_ADDRESS_INTERVALに,監視間隔を1~86400の数字で指定します。単位は秒です。範囲外の値を設定した場合,及び環境変数を指定しない場合は60になります。対象プロセスを以下に示します。
このコマンドはアドレスサービスが起動されていることを前提に動作します。GM_STARTコマンドにより,アドレスサービスが完全に起動してから実行するようにしてください。GM_START &のようにコマンドの終了を待たない使用方法では正常に動作しない場合があります。
HP-UXの64ビット版を使用する場合は64ビット版対応のコマンド(adstatp64)を使用してください。なお,adstatp64コマンドの前提OSはHP11.0以上となります。
このコマンドはMail Serverのプロセスが正常の間は起動し続けます。Mail Serverのプロセスに異常が発生すると停止します。コマンドの格納場所は/opt/GroupMail/binディレクトリです。
mlstatp
なし
このコマンドはgmpublicinfoファイルの環境変数STATUS_MAIL_INTERVALに指定された間隔で対象プロセスの状態を確認します。STATUS_MAIL_INTERVALに,監視間隔を1~86400の数字で指定します。単位は秒です。範囲外の値を設定した場合,及び環境変数を指定しない場合は60になります。対象プロセスを以下に示します。
このコマンドはメールサーバが起動されていることを前提に動作します。APSTARTコマンドにより,メールサーバが完全に起動してから実行するようにしてください。APSTART &のようにコマンドの終了を待たない使用方法では正常に動作しない場合があります。
HP-UXの64ビット版を使用する場合は64ビット版対応のコマンド(mlstatp64)を使用してください。なお,mlstatp64コマンドの前提OSはHP11.0以上となります。