マスタ管理サーバのジャーナルを取得していない場合,手順1から手順4は不要です。マスタ管理サーバのジャーナルを取得するように設定している場合,ジャーナルはマスタ管理サーバとして運用しているマシンの指定ボリュームに蓄積されます。
- 運転席を起動して,名前データベースウィンドウを表示します。
- 名前データべースウィンドウの[データべース(D)]から[バックアップ(B)]を選択します。
バックアップダイアログボックスが表示されます。排他が開始されます。
![[図データ]](figure/h8120010.gif)
- マスタ管理サーバを指定して[ジャーナルクリア]ボタンを選択します。
データ整合性維持のためのジャーナルがクリアされます。ジャーナルは,登録情報などが記録されたシステム履歴情報です。
- [閉じる]ボタンを選択します。
バックアップダイアログボックスを閉じます。排他が終了します。
- 運転席を終了します。
- マスタ管理サーバのサーバを停止します。
サーバの停止については,「13.サーバの起動と停止」を参照してください。
- アドレスサービス,Object Serverを順に停止します。
- バックアップ処理の対象となるサーバについて,バックアップを取得します。
nxbackupコマンドを使用する場合,スーパーユーザで実行し「バックアップ媒体のスペシャルファイル名を入力してください」というメッセージに対して,バックアップ媒体のスペシャルファイル名を入力します。例えば,内蔵のcmtの場合/dev/cmt00を入力してください。また,ファイルにバックアップする場合は,ファイル名を絶対パスで入力してください。
「よろしいですか。(Y/N)」というメッセージに対して,「y」を入力します。