ここでは,サーバの起動及び停止に使用する五つのコマンドについて説明します。これらのコマンドを実行する場合,システム管理者が運転席に居る必要はありません。五つのコマンドの中では,APSTART,APSTOPコマンドを使用することをお勧めします。NXSMNGSRVコマンドは,マスタ管理サーバのアドレスサービスが起動中でないと利用できないためです。
- APSTARTコマンド
メールサーバだけを起動します。マスタ管理サーバの状態は,コマンドの実行には関係ありません。このコマンドは,マシンのブートに連動して起動(サーバの自動起動)する場合などに適しています。
- APSTOPコマンド
メールサーバだけを停止します。マスタ管理サーバの状態は,コマンドの実行には関係ありません。このコマンドは,マシンのシャットダウンに連動して停止(サーバの自動停止)する場合などに適しています。
- NXSMNGSRVコマンド
サイトとサーバを起動又は停止します。コマンド実行時には,マスタ管理サーバのアドレスサービスが起動している必要があります。
- apstartコマンド
メールサーバだけを起動又は停止します。マスタ管理サーバの状態はコマンドの実行には関係ありません。
- nxsmngsrvコマンド
サイトとサーバを起動又は停止します。コマンド実行時にはマスタ管理サーバのアドレスサービスが起動している必要があります。
- <この節の構成>
- 13.2.1 APSTARTコマンド
- 13.2.2 APSTOPコマンド
- 13.2.3 NXSMNGSRVコマンド
- 13.2.4 apstartコマンド
- 13.2.5 nxsmngsrvコマンド