付録I.7 構成上注意事項

<この項の構成>
(1) 宛先解決定義ファイル記述誤りによる誤動作

(1) 宛先解決定義ファイル記述誤りによる誤動作

付録I.4 使用上の注意事項に記述したように宛先解決定義ファイルの記述を誤った場合に想定される誤動作について下記に示します。

(a) 宛先解決定義ファイルに重複登録した場合
  1. ユーザID,旧O/R名,旧ニックネームが重複
    宛先解決データ作成コマンド(admkmvtb)でエラーとなり,該当ユーザは無視されます。
(b) O/R名,旧ニックネームが別ユーザとしてシステムで登録されている場合
  1. 旧O/R名が別ユーザとしてシステムと重複登録
    表示がシステムに登録されているユーザとなります。
  2. 旧ニックネームが別ユーザとしてシステムと重複登録
    宛先解決データ作成コマンド(admkmvtb)でエラーとなり該当ユーザは無視されます。
    しかし,宛先解決データ作成後にユーザ登録,ユーザ変更によって重複した場合は旧ニックネームで送信したメールがシステムに登録されているユーザに配信されます。