付録F LDAPディレクトリ認証

Address Serverは,クライアントからユーザID及びパスワード,又はニックネーム及びパスワードを受け取り,ユーザの認証を実行します。

通常の認証は,Address Server内に保管してあるパスワードと突き合わせて実行されます。これをアドレス認証と呼びます。それに対して,Address ServerがLDAPディレクトリサーバに認証を依頼して,LDAPディレクトリサーバが認証を実行することもできます。これをディレクトリ認証と呼びます。

ここでは,ディレクトリ認証の環境設定について説明します。

<この節の構成>
付録F.1 ディレクトリ認証の設定
付録F.2 ディレクトリ認証設定ファイル
付録F.3 ディレクトリ認証の運用上の注意事項
付録F.4 ディレクトリ認証時のクライアント
付録F.5 アドレス認証への切り替え