sysagt
形 式
- HI-UX/WE2の場合
/usr/GsAgt/tool/sysagt△{start|stop}
- HP-UXの場合
/opt/GsAgt/tool/sysagt△{start|stop}
機 能
Groupmaxサーバの構成変更をするときに,ローカルノードで「Groupmax System Agent - TCP/IP」デーモンの状態監視機能を起動又は停止します。Groupmaxサーバの構成変更をした後,「Groupmax System Agent - TCP/IP」デーモンの状態監視機能を再起動すると,構成変更の情報がSystem Manager - TCP/IPに通知されます。また,「Groupmax System Agent - TCP/IP」デーモンの状態監視機能を停止したときに,System Manager - TCP/IP上で行える操作は,System Agent - TCP/IPの「Groupmax System Agent - TCP/IP」デーモンの状態監視機能の起動だけです。
引 数
{start|stop}
start:「Groupmax System Agent - TCP/IP」デーモンの状態監視機能を起動します。
stop:「Groupmax System Agent - TCP/IP」デーモンの状態監視機能を停止します。
引数を省略した場合,コマンドの使用方法を出力します。
実行結果
- usage:sysagt {start|stop}
パラメタを指定しませんでした。
- System Agent - TCP/IP Start Succeeded
起動に成功しました。
- System Agent - TCP/IP Stop Succeeded
停止に成功しました。
- System Agent - TCP/IP Start Failed(Already Started)
起動状態で,startを指定しました。
- System Agent - TCP/IP Stop Failed(Already Stopped)
停止状態で,stopを指定しました。
注意事項
- このコマンドを使用する前に,カレントディレクトリを「<インストールディレクトリ>/tool」に移動してください。
- 上記の実行結果以外のメッセージが表示された場合の対処については,「付録B 運用コマンド実行時のメッセージ」を参照してください。
- sysagtコマンドは,Groupmaxサーバの構成変更の目的以外に使用しないでください。
- sysagtコマンドは,使用しているOSがHP-UXの場合だけ有効です(HP-UXは,システムをリブートしなくても構成変更ができますが,HI-UX/WE2ではシステムをリブートしないと構成変更ができないため)。
- 「Groupmax System Agent - TCP/IP」デーモンの状態監視機能の起動及び停止は,System Manager - TCP/IP上でもできます。
- sysagtコマンドは,「Groupmax System Agent - TCP/IP」デーモンが停止している場合は実行できません。