(1) バックアップスケジュール機能
利用者が作成したコマンドやバッチスクリプト(バッチコマンドの記述文です。各Groupmaxサーバのデータベースなどのバックアップを主な目的としたものです)を,System Manager - TCP/IP上からスケジューリングし,実行します。更に,System Manager - TCP/IP上からは実行結果の確認もできます。この機能によって,一つのSystem Manager - TCP/IPのノード上から,複数のSystem Agent - TCP/IPのノード上の,Groupmaxサーバ系製品のデータベースなどのバックアップを支援します。
(a) スケジューリング機能
System Agent - TCP/IPは,利用者がSystem Manager - TCP/IP上で設定したバッチスクリプトのスケジュールに従って,各バッチスクリプトをスケジューリングします。
現在のスケジューリング状況はSystem Manager - TCP/IP上で確認できます。また,スケジュールの追加,削除,及び変更をSystem Manager - TCP/IP上で操作できます。変更内容はSystem Agent - TCP/IPにすぐに反映されます。
スケジューリングできるバッチスクリプトの数は,最大40です。
(b) バッチスクリプトの実行
System Agent - TCP/IPは,スケジューリング機能によって,スケジュール時間が来ると,指定されたバッチスクリプトを実行したり,終了監視したりします。バッチスクリプトの実行結果は,System Manager - TCP/IP上で確認できます。