6.4.1 システム情報を参照・更新する
システム情報を参照する場合は,Workflow Agentのインストール先ディレクトリや,実際に登録されているエージェント数などを参照できます。
また,登録できる処理期限監視,案件着信監視及び業務プログラム起動エージェントの上限に関する情報を更新できます。
- 情報を更新する場合は,Workflow Agentを停止します。
- メインメニューの「Command:」の後に「1」を入力します。
次の情報が表示されます。
- Version
- Workflow Agentのバージョンが表示されます。
- Start time
- Workflow Agentの起動時刻が表示されます。
- Install directory
- Workflow Agentのインストール先ディレクトリが表示されます。
- Status
- Workflow Agentが起動しているか終了しているかが表示されます。
- Max Agent server count(デフォルト:8)
- 接続できるAgent Serverの数が表示されます。なお,Agent Server Mail Optionもこの数に含まれます。
- Max Agent entry count(デフォルト:1,000)
- 登録できる処理期限監視,案件着信監視及び業務プログラム起動エージェントの上限が表示されます。
- Agent entry count
- 登録されている処理期限監視,案件着信監視及び業務プログラム起動エージェントの数が表示されます。
また,上記の内容の後に,システム情報の更新・初期化に関するメニューが表示されます。
- 登録できるエージェント数の上限などの設定を変更する場合は,「Command:」の後に「1」を入力します。
次の項目について設定を変更できます。変更不要の情報についてはリターンキーを押します。
- Max Agent entry count
- Max Agent server count
それぞれについて説明します。
- Max Agent entry count[現在の値]
- デフォルト:1,000
- 変更できる範囲:1~3,000
- この値は,Workflow Agentを終了している場合に変更できます。
- 登録できる処理期限監視,業務プログラム起動エージェントの上限を整数で指定します。ただし,現在登録されているエージェント数よりも小さい値は指定できません。
- Max Agent server count[現在の値]
- デフォルト:8
- 変更できる範囲:1~64
- この値は,Workflow Agentを終了している場合に変更できます。
- 接続するAgent Serverの数を整数で指定します。
- 指定したら,「OK?[Yes:y/No:n(default)]:」の後に「y」を入力します。
指定例を次に示します。
![[図データ]](figure/zu0602.gif)
- 注意事項
- 登録できるエージェントの上限を1,000から200のように少なくするよう変更する場合,少なくなった分の領域を解放するには,変更後,Workflow Agentを初期化する必要があります。