5.8.2 リストア
バックアップ情報はリストアすることによって回復できます。
- Agent Serverが起動中の場合は終了します。
- メインメニューの「Command:」の後に「4」を入力します。
バックアップとリストアのメニューが表示されます。
- 「Command:」の後に「2」を入力します。
「Archive name:」と表示されます。
- 「Archive name:」の後にリストアするデータが格納されているファイル名を絶対パス名で入力してリターンキーを押します。
「Restore OK? y/n(default):」と表示されます。
- リストアしてもよければ「y」を入力します。
指定したファイルのデータがリストアされます。
- 各ファイルがリストアされたのを確認したら,Agent Serverを起動します。
- 登録されているエージェントの状態を確認します。PPサーバと状態が一致していない場合は一致させます。
Agent ServerとPPサーバの状態を一致させる方法については,「9.2 サーバ環境で確認する項目」及び「9.3 サーバ間の整合性の確保」を参照してください。
- 注意事項
- Agent Serverを削除してから再インストールした後でリストアした場合,Agent Serverがバックアップ取得時と同じ設定でないと,正常にリストアできない可能性があります。管理者は,「5.6 システム情報の参照・更新・初期化」で説明している次の設定について,常に最新の設定情報を把握している必要があります。
- Agent Serverのスケジューラに関する情報
- 定義情報の上限値
- ディレクトリ情報
- メールに関する情報
指定例を次に示します。
![[図データ]](figure/zu0521.gif)