5.2.5 Agent Serverのトレースの参照(agtrace)

形式

agtrace  [>障害情報出力先ファイル名]  { [-C] | [-iパス名称] }

機能
Agent Serverが提供する内部関数のトレースを参照する場合に使用します。内部関数のトレースは障害時の保守情報として使用します。
オプション
>障害情報出力先ファイル名
トレース情報を出力するファイル名を指定します。ファイル名を省略した場合は標準出力に出力します。
-C
Agent Serverが持つトレース情報を初期化する場合に指定します。トレース情報を初期化すると,過去のトレースデータは消去されます。
-iパス名称
指定したディレクトリパスに格納されているトレース情報を表示させる場合に指定します。パス名称には,トレース情報を格納したパス名称を指定します。
メッセージ

Syntax : agtrace    :All Trace Edit => Output to (stdout) .
agtrace -h       :Display This Message.
agtrace -C       :Clear All Trace .
agtrace -i path     :All Trace (in path) Edit => Output to (stdout).

 文法エラーです。
Access denied.
 権限が不正です。
 
注意事項
  • このコマンドを実行できるのは,root権限を持つユーザだけです。
  • このコマンドで表示できるのは,トレース種別ごとに4,000エントリまでです。
  • Agent Serverで障害が発生した場合は,本コマンドのほかにaglogコマンドも実行して保守情報を出力します。
    (例)aglog -a 8 >障害情報出力先ファイル名
       agtrace >>障害情報出力先ファイル名
     上記の障害情報ファイル名のパスは同じものを指定してください。