7.6.1 バックアップ
障害の発生などによって環境を再構築するときのために,定期的にバックアップを取得することをお勧めします。
バックアップを取得できるのは次のディレクトリです。
- Mail Agent本体の場合
- Mail Agent管理テーブル格納ディレクトリ(/groupmax/MailAgent/adm)
- Mail Agentキュー格納ディレクトリ(/groupmax/MailAgent/que)
- ユーザプログラム格納ディレクトリ(/groupmax/MailAgent/UP)
- Mail Agent実行エンジンの場合
- Mail Agent管理テーブル格納ディレクトリ(/groupmax/MailAgentFunction/adm)
- Mail Agentキュー格納ディレクトリ(/groupmax/MailAgentFunction/que)
バックアップの手順は,Mail Agent本体の場合もMail Agent実行エンジンの場合も同じです。
- Mail Agentが起動中の場合は終了します。
- メインメニューの「Command:」の後に「3」を入力します。
バックアップとリストアのメニューが表示されます。
- 「Command:」の後に「1」を入力します。
「Directory name:」と表示されます。
- 「Directory name:」の後にバックアップデータを格納するディレクトリ名を入力してリターンキーを押します。
「Backup OK? [Yes:y/No:n(default)]:」と表示されます。
- バックアップしてもよければ「y」を入力します。
指定したディレクトリにバックアップデータが格納されます。
- 指定したディレクトリに格納されたのを確認したら,Mail Agentを起動します。
- 注意事項
- Agent Serverの情報とMail Agentの情報との同期をとるために,Agent Serverのバックアップも併せて取得することをお勧めします。Mail Agentは,各エージェントの定義内容に関する情報をAgent Serverから取得してエージェントを処理します。各エージェントについて,Agent Serverに定義されている情報とMail Agentが取得している情報が一致していないエージェントは動作しません。
指定例を次に示します。
![[図データ]](figure/zu0706.gif)