5.6.2 定義情報の上限値を参照・更新する

Agent Serverでは,環境への負荷を考えて,登録できるエージェントの数や接続できるPPサーバの数を制限することができます。

この設定は,デフォルトで使用することをお勧めします。

<この項の構成>
(1) 参照
(2) 更新

(1) 参照

  1. メインメニューの「Command:」の後に「2」を入力します。
    システム情報を参照・更新するためのメニューが表示されます。
  2. 「Setup:」の後に「2」を入力します。
    次の内容が表示されます。
    Max Agent/Definition count(デフォルト:1,000)
    登録できるエージェント数が表示されます。
    Max PPServer count(デフォルト:8)
    接続できるPPサーバ数が表示されます。Agent Server Mail Optionもこの数に含まれます。
    Max LoginUser count(デフォルト:64)
    同時にログインできるユーザ数が表示されます。
    Max ConnectUser count(デフォルト:16)
    同時に接続できるユーザ数が表示されます。

 

指定例を次に示します。

[図データ]

(2) 更新

(1)で参照した情報を変更する場合は,環境設定ファイルの項目を変更します。

(1)で参照した項目と環境設定ファイルの項目の対応を表5-3に示します。なお,環境設定ファイルの詳細は,「3.2.2(4) Agent Serverのシステム情報の設定」を参照してください。

表5-3 管理ツールで表示される項目と環境設定ファイルの項目の対応(定義情報)

管理ツールで表示される項目環境設定ファイルの項目環境設定ファイルのデフォルト変更できる値の範囲
Max Agent/Definition countagent_max_count1,00032~3,000
Max PPServer countmax_pp_count81~64
Max LoginUser countmax_login_user641~1,000
Max ConnectUser countmax_connect_user161~「max_login_user」で指定した値(ただし最大256)

注※ 既にエージェントが登録されている場合は,現在よりも小さい値に変更できません。小さい値に変更する場合は,システム情報を初期化してください。システム情報を初期化すると,登録されているエージェントはすべて削除されます。