5.9.2 操作結果をエディタ出力する

Agent Serverでは,操作結果をエディタに出力できます。エディタを使用することによって,出力された情報量が多い場合でも,画面をスクロールしながら結果を確認できます。エディタを使用するよう指定した場合は,環境設定ファイルの「edit_command」で指定されているエディタが開きます。このコマンドを使用してエディタを開くには,X Window Systemが組み込まれている必要があります。

なお,Agent Serverでは,デフォルトではエディタを使用しない設定になっています。

  1. 「(x)editor control」が表示されているメニューで,「Command:」の後に「x」を入力します。
    「Output editor[現在のエディタ表示の状態] u(Use)/n(NoUse):」と表示されます。
  2. 「Output editor[現在のエディタ表示の状態] u(Use)/n(NoUse):」の後に,「u」と入力します。
    エディタを使用できる状態になります。この後登録エージェントを参照するような操作をすると,結果がエディタに出力されます。

 

指定例を次に示します。

[図データ]

注意事項
  • 環境設定ファイルの「xterm_command」にX Window System端末の起動コマンドが指定されていない状態でこのコマンドを指定した場合はエラーになります。また,X Window Systemが組み込まれていない状態でこのコマンドを指定した場合はエラーになります。
  • エディタを使うように指定した場合は,「5.9.1 操作結果の出力先を指定する」で説明した出力先の指定は無効になります。