3.1.1 バージョンの移行

Agent Serverをバージョンアップした後で,旧バージョンのAgent Server環境をそのまま使用したい場合は,次の操作が必要です。

<この項の構成>
(1) Workflow Agent実行エンジンのバージョンアップ
(2) Agent Serverのシステムファイルの変換

(1) Workflow Agent実行エンジンのバージョンアップ

旧バージョンのWorkflow Agent実行エンジンがインストールされている場合は,バージョン05-00のWorkflow Agent実行エンジンにバージョンアップしてください。

Workflow Agent実行エンジンのインストール方法については,「3.3.1 Workflow Agentのインストール」を参照してください。

注意事項
Workflow Agent実行エンジンは,バージョン02-31とバージョン03-00以降とで名称が異なります。注意してください。
バージョン 02-31での名称バージョン 03-00以降での名称
Groupmax Workflow Agent -
Manipulative Function
Groupmax Agent -
Workflow Function

(2) Agent Serverのシステムファイルの変換

バージョン02-31又はバージョン03-00から移行する場合,Workflow Agentの実行エンジンをバージョンアップした後で,システムファイルをバージョン05-00用に変換してください。

  1. root権限でログインします。
  2. 「cd /groupmax/agentserver/bin」と入力します。
  3. バージョン移行コマンド「agconv」を入力します。
    システムファイルが変換されます。
    ディスク容量が不足している場合は,容量が不足している旨のメッセージが表示されます。この場合,システムファイルは変換されません。

なお,Agent Serverの運用コマンドの詳細については,「5.2 Agent Serverの運用コマンド」を参照してください。