Groupmax Agent Version 5 システム管理者ガイド
Workflow Agent管理ツールもAgent Server管理ツールと同様に,メニューによる対話形式で操作できます。Workflow Agent管理ツールの基本的な操作方法について説明します。
- <この項の構成>
- (1) 管理ツールの起動
- (2) 管理ツールのメニューコマンド
- (3) コマンドの入力方法
- (4) エージェントキーとシーケンス番号について
Workflow Agent管理ツールを起動する手順を次に示します。
- root権限でログインします。
- 次の形式で,管理ツールを起動する運用コマンド「WAmgrcmd」を実行します。
「/groupmax/WorkflowAgent/bin/WAmgrcmd」
管理ツールのメインメニューが表示されます。
管理ツールのメニューコマンドの一覧を表6-1に示します。
管理ツールには,Workflow Agentを起動している場合にだけ使用できるコマンドと終了している場合にだけ使用できるコマンドがあります。
表6-1 Workflow Agent管理ツールのメインメニュー
メインメニューのコマンド メインメニューのコマンド選択時に開くメニューのコマンド (2)Agent operation選択時に開くメニューのコマンド 機能 説明している箇所 Workflow Agentの状態と使用できるコマンド 起動時 終了時 (1)System (1)System information change − システム情報の更新 6.4.1 × ○ (2)System file initialize − システム情報の初期化 6.4.2 × ○ (e)end − メインメニューに戻る − × ○ (q)quit − 終了 − × ○ (2)Timer (1)Timer information change − タイマ情報の参照・更新 6.5 ○ ○ (e)end − メインメニューに戻る − ○ ○ (q)quit − 終了 − ○ ○ (3)Agent (1)Agent Information − 監視エージェント情報の参照 6.6.1 ○ ○ (2)Agent operation (1)Event watch(Agent entry) 監視エージェント情報の登録 6.6.2 ○ ○ (2)Event cancel(Agent delete) 監視エージェント情報の削除 6.6.3 ○ ○ (e)end (2)Agent operationに戻る − ○ ○ (q)quit 終了 − ○ ○ (x)edit control − 結果出力エディタの表示・非表示 6.9 ○ ○ (e)end − メインメニューに戻る − ○ ○ (q)quit − 終了 − ○ ○ (4)Dump (1)Dump − ダンプファイルの出力 6.7 ○ ○ (e)end − メインメニューに戻る − ○ ○ (q)quit − 終了 − ○ ○ (5)Backup/Restore (1)Backup − バックアップ 6.8.1 × ○ (2)Restore − リストア 6.8.2 × ○ (e)end − メインメニューに戻る − × ○ (q)quit − 終了 − × ○ (q)quit − − 終了 − ○ ○ (凡例)−:該当しないことを示す。
○:使用できることを示す。
×:使用できないことを示す。
(3) コマンドの入力方法
コマンドの入力方法は,Agent Server管理ツールと同様に,「Command:」の後に番号を入力して,コマンドを選択します。前の画面に戻る場合は「e」を,管理ツールを終了する場合は「q」を入力します。
エージェントキー及びシーケンス番号は,登録された監視エージェントにAgent Serverが割り当てる番号のことです。監視エージェントはそれぞれ固有のエージェントキー及びシーケンス番号を持ちます。
Workflow Agent管理ツールで,監視エージェント情報を参照したり更新したりする場合,エージェントキー及びシーケンス番号を指定します。エージェントキー及びシーケンス番号を参照する方法については,「6.6.1 監視エージェント情報を表示する」で説明します。
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