Groupmax Agent Version 5 システム管理者ガイド
- <この項の構成>
- (1) Agent Server
- (2) Agent Server Mail Option
- (3) Agent - Application
(1) Agent Server
Agent Serverは,Groupmax Agentの基本となるプログラムです。Agent Serverは,一般ユーザが生成したエージェントの動作環境を管理するためのツールを提供しています。また,独自のエージェントをプログラムしたり,ユーザインタフェースを作成したりするためのAPIも提供しています。APIを使ったプログラミングについては,マニュアル「Groupmax Agent Version 5 エージェント作成ガイド」及び「Groupmax Agent Version 5 リファレンス」を参照してください。
(2) Agent Server Mail Option
上記の基本部分のほかに,Groupmax Mailと連携してメールを送信するアクションを動作させるためのAgentメール送信ライブラリ(Agent Server Mail Option)を提供しています。Agent ServerをMail Serverと別のマシンにインストールする場合に必要です。
(3) Agent - Application
Groupmaxの各製品と連携したエージェントを簡単に利用できるようにしたオプション製品です。Agent - Applicationは次の三つから成ります。
- Groupmax Workflowと連携する部分(Workflow Agent)
Agent Server及びGroupmax Workflowと連携したエージェントを提供しています。本体部分(Agent - Workflow Server)と実行エンジン部分(Agent - Workflow Function)があります。以降,この二つを合わせてWorkflow Agentと呼びます。
- Groupmax Mailと連携する部分(Mail Agent)
Agent Server及びGroupmax Mailと連携したエージェントを提供しています。本体部分(Agent - Mail Server)と実行エンジン部分(Agent - Mail Function)があります。以降,この二つを合わせてMail Agentと呼びます。
- Groupmax Document Managerと連携する部分(Document Manager Agent)
Agent Server及びGroupmax Document Managerと連携したエージェントを提供しています。本体部分(Agent - Document Manager Server)と実行エンジン部分(Agent - Document Manager Function)があります。以降,この二つを合わせてDocument Manager Agentと呼びます。
本体部分は各PPサーバと同じマシンにインストールし,実行エンジン部分はAgent Serverと同じマシンにインストールします。PPサーバとは,Agent Server以外でエージェント機能を持つ製品のサーバです。Groupmax製品では,Groupmax Mail Server,Groupmax Workflow Server,Groupmax Document ManagerなどがPPサーバにあたります。実行エンジンとは,Agent ServerとPPサーバの間でのエージェント情報のやり取りを制御する部分です。
なお,Agent - Applicationを使った各エージェントの使用方法については,マニュアル「Groupmax Agent Version 5 エージェント作成ガイド」を参照してください。
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