4.2.1 TP-DATA
送受信するサービスプリミティブがTP-DATAの場合のメッセージ形式を,次の図に示します。
DF/GW Version2固有の制御情報は,DF/GW制御情報に設定します。サービスプリミティブの詳細については,マニュアル「OpenTP1 プロトコル TP1/NET/OSI-TP編」を参照してください。
TP-DATAに設定する利用者情報の内容を次の表に示します。
項目 |
相対位置 |
長さ(バイト) |
内容 |
---|---|---|---|
APDU連結状態 |
0 |
1 |
APDU連結状態と転送構文の形式を,TP-DATAの送信時に指定します。また,TP-DATAの受信時には,APDU連結状態は保証されないため,参照できません。 DF/GW Version2で使用できるものは,次に示す値だけです。
|
DF/GW制御情報 |
1 |
16 |
DF/GW Version2固有の制御情報を指定します。 DF/GW制御情報については,「4.2.2 DF/GW制御情報」を参照してください。 |
送信データ |
17 |
任意 |
AP間でやり取りする送信データを指定します。 |