Hitachi

AIX 分散トランザクションゲートウェイ DF/GW Version2 運用ガイド


4.1.2 受信側TPSUタイトル

ダイアログ確立時の受信側TPSU名称には,次に示す情報を設定します。

〈この項の構成〉

(1) ホスト起動型UAPの場合

相手LU名称,および相手TP名称を,次の表に示す形式でUAPが設定します。

表4‒1 相手LU名称,および相手TP名称の形式(ホスト起動型UAPの場合)

項目

相対位置

長さ(単位:バイト)

設定内容

TP1/Message Queueによるホスト通信処理の場合

全銀協手順(TCP/IP)によるファイル転送処理の場合

相手LU名称

0

8

相手システムのLU名称を設定します(トランザクション転送処理の場合,TP1/Message Queueのフッター名称を省いたキュー名称を設定します)。

相手システムのLU名称を設定します。

モード名称

8

8

モード名称を設定します。

モード名称を設定します。

相手TP名称

16

1〜48

相手システムのTP名称を設定します。

相手システムのTP名称を設定します。

(2) 端末起動型UAPの場合

ホスト側のUAPに対応するDF/GW Version2のLU名称,およびTP名称を,次の表に示す形式でDF/GW Version2が設定します。

表4‒2 DF/GW Version2のLU名称,およびTP名称の形式(端末起動型UAPの場合)

項目

相対位置

長さ(単位:バイト)

設定内容

TP1/Message Queueによるホスト通信処理の場合

全銀協手順(TCP/IP)によるファイル転送処理の場合

LU名称

0

8

DF/GW構成定義で指定されている自ホストLU名称を設定します。

DF/GW構成定義で指定されている自ホストLU名称を設定します。

モード名称

8

8

空白を設定します。

空白を設定します。

TP名称

16

1〜48

DF/GW構成定義で指定されている自ホストTP名称を設定します。

DF/GW構成定義で指定されている自ホストTP名称を設定します。

注※

OSAS/TP/DCCM3によってUAPを起動する場合は,トランザクション名称決定処理UOCが指示した文字列をトランザクション名称として,対応するUAPを起動します。