TSCDomain(C++)
TSCDomainはシステム提供クラスです。
TSCDomainは,文字列のTSCドメイン情報,およびTSC識別子を管理するホルダクラスです。
形式
class TSCDomain;
typedef TSCDomain* TSCDomain_ptr;
class TSCDomain
{
public:
TSCDomain(TSCChar *domain_name);
TSCDomain(TSCChar *domain_name, TSCChar *tscid);
};
インクルードファイル
#include <tscadm.h>
コンストラクタ
●TSCDomain(TSCChar *domain_name)
項目 | 型・意味 | |
---|---|---|
引数 | TSCChar *domain_name | TSCドメイン名称 |
例外 | TSCBadParamException TSCInitializeException |
このコンストラクタを使用する場合,TSCドメイン名称でTSCドメインを管理します。
domain_nameに文字列を指定する場合は,先頭が"TSC"または"tsc"ではない1~31文字の英数字の文字列を指定してください。domain_nameにNULLを指定する場合は,アプリケーションプログラムの開始時に指定するコマンドオプション引数-TSCRetryReferenceの指定の有無によって管理する情報が異なります。
●TSCDomain(TSCChar *domain_name,
TSCChar *tscid)
項目 | 型・意味 | |
---|---|---|
引数 | TSCChar *domain_name | TSCドメイン名称 |
TSCChar *tscid | TSC識別子 | |
例外 | TSCBadParamException TSCInitializeException |
このコンストラクタを使用する場合,TSCドメイン名称とTSC識別子でTSCドメインを管理します。
domain_nameまたはtscidに文字列を指定する場合は,先頭が"TSC"または"tsc"ではない1~31文字の英数字の文字列を指定してください。なお,tscidにIPアドレスを指定する場合は,ピリオド(.)も使用できます。domain_nameまたはtscidにNULLを指定する場合は,アプリケーションプログラムの開始時に指定するコマンドオプション引数-TSCRetryReferenceの指定の有無によって管理する情報が異なります。