付録D.13 内容コード13000~13999


13001 REBIND_FAILURE

障害内容
[オブジェクトのユーザメソッド]
[TSCSessionProxy::_TSCStart]
[TSCSessionProxy::_TSCStop]
アプリケーションプログラムの開始時に,コマンドオプション引数-TSCRebindTimesで指定した回数分連続して,リバインド処理に失敗しました。
開発時の対策
[処理の終了]
内容コード,場所コード,完了状態,および保守コード1~4を取得し,アプリケーションプログラムを終了してください。
[再接続]
再度,TSCユーザオブジェクトのユーザメソッドを呼び出してください。

13002 ALL_CONN_FAILURE

障害内容
[TSCAdm::getTSCClient]
接続先情報ファイルに指定されたすべての接続に失敗しました。
開発時の対策
[リトライ(TSCAdm::getTSCClient)]
再度,TSCAdm::getTSCClientからやり直してください。
[処理の終了]
内容コード,場所コード,完了状態,および保守コード1~4を取得し,アプリケーションプログラムを終了してください。
運用時の対策
[最大コネクション数(ファイルディスクリプタ数)の確認]
プロセス単位で確立できる最大コネクション数,または取得できるファイルディスクリプタ数を超えて,コネクションを確立しようとした可能性が高いです。OTMのシステムを終了してください。その後,プロセス単位で確立できる最大コネクション数,または取得できるファイルディスクリプタ数の上限を変更し,再度,システムを開始してください。
[指定ポート番号の確認]
コマンドオプション引数-TSCPortに指定したポート番号は,すでにほかのプロセスで使用されている可能性があります。コマンドオプション引数-TSCPortに指定するポート番号をほかのプロセスが使用していないポート番号に変更し,再度,実行してください。
[接続先情報ファイルの確認]
接続先情報ファイルの内容が適切でないおそれがあります。接続先情報ファイルの内容を修正し,再度実行してください。

13998 TPBROKER_TRANSIENT

障害内容
[オブジェクトのユーザメソッド]
クライアント側からTSCユーザプロキシを使用して,TSCユーザオブジェクトのユーザメソッドを呼び出しましたが,CORBA::TRANSIENTの例外通知を受けました。