7002 INVALID_DEF_TIMEOUT
- 障害内容
- [TSCAdm::initServer]
- [TSCAdm::initClient]
- アプリケーションプログラムの開始時に,コマンドオプション引数-TSCTimeOutに指定したタイムアウト値が不正です。
- 開発時の対策
- [処理の終了]
- 内容コード,場所コード,完了状態,および保守コード1~4を取得し,アプリケーションプログラムを終了してください。
- 運用時の対策
- コマンドオプション引数-TSCTimeOutに,規定の監視時間値(0~2147483647(秒))を指定してください。
7003 INVALID_DEF_RT_ACPT
- 障害内容
- [TSCAdm::initServer]
- コマンドオプション引数-TSCRootAcceptorに指定したTSCルートアクセプタ登録名称が不正です。
- 開発時の対策
- [処理の終了]
- 内容コード,場所コード,完了状態,および保守コード1~4を取得し,アプリケーションプログラムを終了してください。
- 運用時の対策
- コマンドオプション引数-TSCRootAcceptorに,規定のTSCルートアクセプタ登録名称(1~31文字の英数字)を指定してください。
7004 INVALID_DEF_PARALLEL_COUNT
- 障害内容
- [TSCAdm::initServer]
- コマンドオプション引数-TSCParallelCountに指定したパラレルカウント(常駐するスレッド数)が不正です。
- 開発時の対策
- [処理の終了]
- 内容コード,場所コード,完了状態,および保守コード1~4を取得し,アプリケーションプログラムを終了してください。
- 運用時の対策
- コマンドオプション引数-TSCParallelCountに,規定のパラレルカウント値(1~127の符号なし整数)を指定してください。
7005 LOAD_SHLIB_FAILURE
- 障害内容
- [TSCAdm::initServer(Java)]
- [TSCAdm::initClient(Java)]
- 共用ライブラリの読み込みに失敗しました。
- 開発時の対策
- 内容コード,場所コード,完了状態,および保守コード1~4を取得し,OTMの処理を終了してください。
- 運用時の対策
- SHLIB_PATH環境変数が正しく設定されているかどうかを確認してください。
7006 INVALID_DEF_TSCID
- 障害内容
- [TSCAdm::initServer]
- [TSCAdm::initClient]
- コマンドオプション引数-TSCIDに指定したTSC識別子が不正です。
- 開発時の対策
- [処理の終了]
- 内容コード,場所コード,完了状態,および保守コード1~4を取得し,OTMの処理を終了してください。
- 運用時の対策
- コマンドオプション引数-TSCIDに,規定のTSC識別子(1~31文字の英数字)を指定してください。
7007 INVALID_DEF_DOMAIN_NAME
- 障害内容
- コマンドオプション引数-TSCDomainに指定したTSCドメイン名称が不正です。
- 開発時の対策
- [処理の終了]
- 内容コード,場所コード,完了状態,および保守コード1~4を取得し,OTMの処理を終了してください。
- 運用時の対策
- コマンドオプション引数-TSCDomainに,規定のTSCドメイン名称(1~31文字の英数字)を指定してください。
7008 INVALID_DEF_WITH_SYSTEM
- 障害内容
- [TSCAdm::initClient]
- コマンドオプション引数-TSCWithSystemに指定した値が不正です。
- 開発時の対策
- [処理の終了]
- 内容コード,場所コード,完了状態,および保守コード1~4を取得し,OTMの処理を終了してください。
- 運用時の対策
- コマンドオプション引数-TSCWithSystemに,規定の値(0または1)を指定してください。
7009 INVALID_ENV_TSCDIR
- 障害内容
- TSCDIR環境変数またはTSCSPOOL環境変数が不正です。
- 開発時の対策
- [処理の終了]
- 内容コード,場所コード,完了状態,および保守コード1~4を取得し,OTMの処理を終了してください。
- 運用時の対策
- OTMがインストールされているディレクトリをTSCDIR環境変数に指定してください。またはTSCSPOOLディレクトリがあるかどうか,アクセス権限があるかどうかを確認してください。
7010 MTRACE_FAILURE
- 障害内容
- モジュールトレース関連のコマンドオプション引数に指定した値が不正です。
- 開発時の対策
- [処理の終了]
- 内容コード,場所コード,完了状態,および保守コード1~4を取得し,アプリケーションプログラムを終了してください。
- 運用時の対策
- モジュールトレース関連のコマンドオプション引数に,規定の値を指定してください。
7011 INVALID_DEF_NICE
- 障害内容
- コマンドオプション引数-TSCNiceに指定したnice値が不正です。そのため,モジュールトレースの初期化処理に失敗しました。
- 開発時の対策
- [処理の終了]
- 内容コード,場所コード,完了状態,および保守コード1~4を取得し,アプリケーションプログラムを終了してください。
- 運用時の対策
- コマンドオプション引数-TSCNiceに,規定の値(符号なし整数)を指定してください。
7012 INVALID_DEF_PRIORITY
- 障害内容
- アプリケーションプログラムの開始時にコマンドオプション引数-TSCRequestPriorityに指定したプライオリティ値(優先順位)が不正です。
- 開発時の対策
- [処理の終了]
- 内容コード,場所コード,完了状態,および保守コード1~4を取得し,アプリケーションプログラムを終了してください。
- 運用時の対策
- コマンドオプション引数-TSCRequestPriorityに,規定のプライオリティ値(1~8の符号なし整数)を指定してください。
7013 INVALID_DEF_ACPT
- 障害内容
- サーバアプリケーションの開始時にコマンドオプション引数-TSCAcceptorに指定したTSCアクセプタ名称が不正です。
- 開発時の対策
- [処理の終了]
- 内容コード,場所コード,完了状態,および保守コード1~4を取得し,アプリケーションプログラムを終了してください。
- 運用時の対策
- コマンドオプション引数-TSCAcceptorに,規定のTSCアクセプタ名称(1~31文字の英数字)を指定してください。
7014 INVALID_PRC_KIND
- 障害内容
- [TSCDomainのコンストラクタ]
- TSCAdm::initServerまたはTSCAdm::initClientを発行する前にTSCDomainを生成しました。
- 開発時の対策
- TSCAdm::initServerまたはTSCAdm::initClientを発行したあとにTSCDomainを生成し,TSCデーモンと接続してください。
7015 INVALID_DEF_REQUEST_WAY
- 障害内容
- アプリケーションプログラムの開始時にコマンドオプション引数-TSCRequestWayに指定した接続経路の値が不正です。
- 開発時の対策
- [処理の終了]
- 内容コード,場所コード,完了状態,および保守コード1~4を取得し,OTMの処理を終了してください。
- 運用時の対策
- コマンドオプション引数-TSCRequestWayに,規定の値(1または0)を指定してください。
7016 INVALID_DEF_CLIENT_MESSAGE_BUFFER_COUNT
- 障害内容
- アプリケーションプログラムの開始時にコマンドオプション引数-TSCClientMessageBufferCountに指定したクライアント通信用バッファ数が不正です。
- 開発時の対策
- [処理の終了]
- 内容コード,場所コード,完了状態,および保守コード1~4を取得し,OTMの処理を終了してください。
- 運用時の対策
- コマンドオプション引数-TSCClientMessageBufferCountに,規定のクライアント通信用バッファ数(1~64の符号なし整数)を指定してください。
7017 INVALID_DEF_APID
- 障害内容
- [TSCAdm::initServer]
- コマンドオプション引数-TSCAPIDに指定したアプリケーション識別子が不正です。
- 開発時の対策
- [処理の終了]
- 内容コード,場所コード,完了状態,および保守コード1~4を取得し,アプリケーションプログラムの処理を終了してください。
- 運用時の対策
- コマンドオプション引数-TSCAPIDに,規定のアプリケーション識別子(1~32文字の英数字)を指定してください。
7018 INVALID_DEF_WATCH_TIME
- 障害内容
- [TSCAdm::initServer]
- サーバアプリケーションの開始時にコマンドオプション引数-TSCWatchTimeに指定した監視時間が不正です。
- 開発時の対策
- [処理の終了]
- 内容コード,場所コード,完了状態,および保守コード1~4を取得し,アプリケーションプログラムを終了してください。
- 運用時の対策
- コマンドオプション引数-TSCWatchTimeに,規定の監視時間値(0~2147483647(秒))を指定してください。
7019 INVALID_DEF_WATCH_METHOD
- 障害内容
- [TSCAdm::initServer]
- サーバアプリケーションの開始時にコマンドオプション引数-TSCWatchMethodに指定した監視時間が不正です。
- 開発時の対策
- [処理の終了]
- 内容コード,場所コード,完了状態,および保守コード1~4を取得し,アプリケーションプログラムを終了してください。
- 運用時の対策
- コマンドオプション引数-TSCWatchMethodに,規定の監視時間値(0~2147483647(秒))を指定してください。
7020 INVALID_DEF_MY_HOST
- 障害内容
- [TSCAdm::initClient]
- [TSCAdm::initServer]
- コマンドオプション引数-TSCMyHostに指定したホスト名称またはIPアドレスが不正です。
- 開発時の対策
- [処理の終了]
- 内容コード,場所コード,完了状態,および保守コード1~4を取得し,アプリケーションプログラムを終了してください。
- 運用時の対策
- コマンドオプション引数-TSCMyHostに,規定のホスト名称またはIPアドレス(1~64文字の文字列)を指定してください。
7021 INVALID_DEF_REBIND_TIMES
- 障害内容
- [TSCAdm::initClient]
- [TSCAdm::initServer]
- アプリケーションプログラムの開始時に,コマンドオプション引数-TSCRebindTimesに指定したリバインド回数が不正です。
- 開発時の対策
- [処理の終了]
- 内容コード,場所コード,完了状態,および保守コード1~4を取得し,アプリケーションプログラムを終了してください。
- 運用時の対策
- コマンドオプション引数-TSCRebindTimesに,規定のリバインド回数(0~255の符号なし整数)を指定してください。
7022 INVALID_DEF_REBIND_INTERVAL
- 障害内容
- [TSCAdm::initClient]
- [TSCAdm::initServer]
- コマンドオプション引数-TSCRebindIntervalに指定したリバインド間隔が不正です。
- 開発時の対策
- [処理の終了]
- 内容コード,場所コード,完了状態,および保守コード1~4を取得し,アプリケーションプログラムを終了してください。
- 運用時の対策
- コマンドオプション引数-TSCRebindIntervalに,規定のリバインド間隔(0~65535(秒))を指定してください。
7024 INVALID_DEF_RETRY_REFERENCE
- 障害内容
- [TSCAdm::initClient]
- [TSCAdm::initServer]
- アプリケーションプログラムの開始時にコマンドオプション引数-TSCRetryReferenceに指定した接続先情報ファイルが不正です。
- 開発時の対策
- [処理の終了]
- 内容コード,場所コード,完了状態,および保守コード1~4を取得し,アプリケーションプログラムを終了してください。
- 運用時の対策
- コマンドオプション引数-TSCRetryReferenceに,規定の接続先情報ファイル名称を指定してください。
7025 INVALID_FILE_FORMAT
- 障害内容
- [TSCAdm::initClient]
- [TSCAdm::initServer]
- アプリケーションプログラムの開始時にコマンドオプション引数-TSCRetryReferenceに指定した接続先情報ファイルの形式が不正です。
- [TSCORBコネクタの開始]
- TSCORBコネクタの開始時にコマンドオプション引数-TSCExceptConvertFileに指定した例外変換テーブルファイルの形式が不正です。
- 開発時の対策
- [処理の終了]
- 内容コード,場所コード,完了状態,および保守コード1~4を取得し,アプリケーションプログラムを終了してください。
- 運用時の対策
- [接続先情報ファイルの確認]
- コマンドオプション引数-TSCRetryReferenceに指定した接続先情報ファイルが,tscgetrefコマンドで作成したファイルかどうかを確認してください。また,接続先情報ファイル作成時に,tscgetrefコマンドにこのバージョンで使用できない形式を指定していないかどうかを確認してください。
- また,接続先情報ファイルの内容を誤って変更していないかどうか,接続先情報ファイル名称にディレクトリを指定していないかどうかを確認してください。
- [例外変換テーブルファイルの確認]
- コマンドオプション引数-TSCExceptConvertFileに指定した例外変換テーブルファイルの内容が誤っていないかどうかと,例外変換テーブルファイル名称にディレクトリを指定していないかどうかを確認してください。
7030 INVALID_DEF_RETRY_WAY
- 障害内容
- [TSCAdm::initClient]
- [TSCAdm::initServer]
- アプリケーションプログラムの開始時にコマンドオプション引数-TSCRetryWayに指定した値が不正です。
- 開発時の対策
- [処理の終了]
- 内容コード,場所コード,完了状態,および保守コード1~4を取得し,アプリケーションプログラムを終了してください。
- 運用時の対策
- コマンドオプション引数-TSCRetryWayに,規定の値(4けたの符号なし整数)を指定してください。
7031 ALREADY_SHUTDOWN
- 障害内容
- [TSCAdm:: getTSCClient]
- クライアントアプリケーションと,TSCデーモンまたはTSCレギュレータとの接続の過程で,CORBA::INITIALIZEの例外通知を受けました。
- [オブジェクトのユーザメソッド]
- オブジェクトのユーザメソッドを呼び出す過程で,CORBA::INITIALIZEの例外通知を受けました。
- [TSCAdm:: releaseTSCClient]
- クライアントアプリケーションと,TSCデーモンまたはTSCレギュレータとの切断の過程で,CORBA::INITIALIZEの例外通知を受けました。
- 開発時の対策
- [処理の終了]
- 内容コード,場所コード,完了状態,および保守コード1~4を取得し,アプリケーションプログラムを終了してください。
- 運用時の対策
- CORBA::ORB_init()またはORB::shutdown()が発行されていないかを確認してください。
7034 INVALID_DEF_EXCEPT_CONVERT_FILE
- 障害内容
- コマンドオプション引数-TSCExceptConvertFileに指定した例外変換テーブルファイル名称が不正です。
- 開発時の対策
- [処理の終了]
- 内容コード,場所コード,完了状態,および保守コード1~4を取得し,アプリケーションプログラムを終了してください。
- 運用時の対策
- コマンドオプション引数-TSCExceptConvertFileに,規定の例外変換テーブルファイル名称を指定してください。
7035 ENTRY_FAILURE
- 障害内容
- [TSCAdm::initServer]
- サーバアプリケーションのプロセス登録処理で障害が発生しました。
- 開発時の対策
- [処理の終了]
- 内容コード,場所コード,完了状態,および保守コード1~4を取得し,OTMの処理を終了してください。
- 運用時の対策
- TSCAdm::initServerの発行までの時間が長過ぎる可能性があります。tscstartprcコマンドの-TSCStartTimeOutオプションの指定値を増やして,再度サーバアプリケーションを起動してください。
7036 INVALID_DEF_SESSION_INTERVAL
- 障害内容
- コマンドオプション引数-TSCSessionIntervalに指定したセション呼び出しインターバル監視時間が不正です。
- 開発時の対策
- [処理の終了]
- 内容コード,場所コード,完了状態,および保守コード1~4を取得し,アプリケーションプログラムを終了してください。
- 運用時の対策
- コマンドオプション引数-TSCSessionIntervalに,規定のセション呼び出しインターバル監視時間(1~2147483647の符号なし整数)を指定してください。
7998 TPBROKER_INITIALIZE
- 障害内容
- [オブジェクトのユーザメソッド]
- クライアント側からTSCユーザプロキシを使用して,TSCユーザオブジェクトのユーザメソッドを呼び出しましたが,CORBA::INITIALIZEの例外通知を受けました。