ABC_TSCsk(Java)
ABC_TSCskはユーザ定義IDLインタフェース依存クラスです。
ABC_TSCskは,TSCユーザスケルトンの実装クラスです。クライアント側から送信されたバイト配列データとともに呼び出されます。ユーザ定義IDLインタフェースに従って,そのバイト配列データをユーザデータに分解し,TSCユーザオブジェクトの実装メソッドを呼び出します。ユーザ定義IDLインタフェースに従って,トランザクションフレームジェネレータがABC_TSCskを自動生成します。次にABC_TSCskの特徴を示します。
ABC_TSCskは,TPBrokerのサーバントクラスであるPOA_ABCも継承します。また,ABC_TSCskの派生クラスも同様に,TPBrokerのサーバントクラスを継承します。
ユーザ定義IDLインタフェースのマッピング
ユーザ定義IDLインタフェース内に定義されたオペレーションのJava言語へのマッピングは,TPBrokerと同じです。
形式
public class ABC_TSCsk
extends POA_ABC implements virtual TSCObject
{
public abstruct ... xxx(...);
protected ABC_TSCsk();
};
コンストラクタ
●protected ABC_TSCsk()
ABC_TSCskを生成します。
コールバックメソッド
●public abstruct ... xxx(...)
ユーザ定義IDLインタフェースのオペレーション定義に従ったメソッドです。メソッドの引数・戻り値の型や数のマッピングは,TPBrokerと同じです。