ユーザ例外通知を利用するアプリケーションプログラム（Java）

トランザクショナル分散オブジェクト基盤　TPBroker Object Transaction Monitor　プログラマーズガイド

ユーザ例外通知を利用するアプリケーションプログラムのJavaでの作成例を示します。これらのサンプルコードは製品で提供されています。

ユーザ定義IDLインタフェースの例
ユーザ定義IDLインタフェースの例を次に示します。

 
//
// "UserExcept.idl"
//
 
exception UserExcept {
    long value;
};
 
interface EEE {
    void call() raises(UserExcept);
};

IDLコンパイラが生成するクラス
TPBrokerのIDLコンパイラはユーザ定義IDLインタフェースから次のファイルを生成します。
- EEE.java
- EEEHelper.java
- EEEHolder.java
- EEEOperations.java
- UserExcept.java
- UserExceptHelper.java
- UserExceptHolder.java
- _EEEImplBase.java
- _example_ EEE.java
- _st_EEE.java
- _tie_EEE.java
- EEEPOA.java
- EEEPOATie.java
- _EEEStub.java

トランザクションフレームジェネレータが生成するクラス
OTMのトランザクションフレームジェネレータは，ユーザ定義IDLインタフェースから次の表に示すクラスを生成します。

表4-4　ユーザ例外通知を利用するアプリケーションプログラムの作成時にトランザクションフレームジェネレータが生成するクラス（Java）

分類	生成するクラス名（オブジェクト名）
クライアントアプリケーション用のユーザ定義IDLインタフェース依存クラス	EEE_TSCprxy（TSCユーザプロキシ）
サーバアプリケーション用のユーザ定義IDLインタフェース依存クラス	EEE_TSCsk（TSCユーザスケルトン） EEE_TSCacpt（TSCユーザアクセプタ）
雛形クラス	EEE_TSCimpl（TSCユーザオブジェクト） EEE_TSCfactimpl（TSCユーザオブジェクトファクトリ）

＜この節の構成＞: 4.7.1　ユーザ例外通知を利用するクライアントアプリケーションの例（Java）; 4.7.2　ユーザ例外通知を利用するサーバアプリケーションの例（Java）

4.7 ユーザ例外通知を利用するアプリケーションプログラム（Java）