6.1.2 メッセージの記述形式

このマニュアルでの記述形式を次に示します。


KFOTnnnnn-X

メッセージテキスト (Y)

メッセージの意味を説明します。
(S)システムがメッセージを出力したあとの主な処理を示します。
(O)メッセージ確認時,オペレータがする必要のある処置を示します。
〔対策〕メッセージ確認時のシステム管理者の処置を示します。
メッセージ中の(O)または〔対策〕で,「保守員に連絡してください。」とは,当社社員,または当社営業担当部署に連絡していただくことを示します。

表6-2 メッセージID記号の意味

記号意味
KFOTOTMのメッセージであることを示します。
nnnnメッセージの通し番号です。
Xメッセージの種類を次の値で示します。
E:
各ライブラリ,コマンド,サーバの機能が働かない障害が起きたことを示します。
または,コマンドのオペランド指定誤りによって,動作ができないことを示します。
W:
各ライブラリ,コマンド,およびサーバからのメモリの使用状況などについての警告を示しています。
または,コマンドのオペランド指定誤りがありましたが,値を仮定して動作を続行することを示しています。
I:
上記E,Wに該当しないメッセージで,単純に動作を示しています。
R:
出力メッセージに対するユーザからの応答を待っていることを示しています。
Yメッセージの出力先種別を次の値で示します。
C:標準出力
E:標準エラー出力
L:メッセージログファイル
S:syslog
一つのメッセージが複数の出力種別を持つ場合は,出力される可能性のある種別を"+"でつないで示します。また,tsclogcatコマンドでの標準出力への出力は"L"となります。