1001 INVALID_TIMEOUT
- 障害内容
- [TSCProxyObject::_TSCTimeOut]
- [TSCSessionProxy::_TSCTimeOut]
- 引数に指定したタイムアウト値が不正です。
- 開発時の対策
- TSCProxyObject::_TSCTimeOut,またはTSCSessionProxy::_TSCTimeOutの引数に,規定の監視時間を指定してください。
1002 INVALID_RT_ACPT_NAME
- 障害内容
- [TSCRootAcceptor::activate]
- 引数に指定したTSCルートアクセプタ登録名称が不正です。
- 開発時の対策
- TSCRootAcceptor::activateの引数に,規定のTSCルートアクセプタ登録名称を指定してください。
1003 INVALID_PARALLEL_COUNT
- 障害内容
- [TSCRootAcceptor::setParallelCount]
- 引数に指定したパラレルカウント(常駐するスレッド数)が不正です。
- 開発時の対策
- TSCRootAcceptor::setParallelCountの引数に,規定のパラレルカウント値を指定してください。
1004 INVALID_ACPT_NAME
- 障害内容
- [TSCAcceptorのコンストラクタ]
- [TSCAcceptorの派生クラスのコンストラクタ]
- [TSCSessionProxyのコンストラクタ]
- [TSCSessionProxyの派生クラスのコンストラクタ]
- 引数に指定したTSCアクセプタ名称が不正です。
- 開発時の対策
- TSCAcceptor,TSCAcceptorの派生クラス,TSCSessionProxy,またはTSCSessionProxyの派生クラスのコンストラクタの引数に,規定の長さ(1~31文字)のTSCアクセプタ名称を指定してください。
1005 OBJ_FACT_IS_NULL
- 障害内容
- [TSCAcceptorのコンストラクタ]
- [TSCAcceptorの派生クラスのコンストラクタ]
- 引数に指定したTSCObjectFactoryがnullです。
- 開発時の対策
- TSCAcceptor,またはTSCAcceptorの派生クラスのコンストラクタの引数に,newオペレータで生成したTSCObjectFactoryを指定してください。
1006 ACPT_IS_NULL
- 障害内容
- [TSCAcceptorのコンストラクタ]
- [TSCAcceptorの派生クラスのコンストラクタ]
- 引数に指定したTSCAcceptorがnullです。
- 開発時の対策
- TSCRootAcceptor::registerAcceptorの引数に,newオペレータで生成したTSCAcceptorを指定してください。
1007 INVALID_ACPT_REGID
- 障害内容
- [TSCRootAcceptor::cancelAcceptor]
- 引数に指定したTSCAcceptorの登録識別子が不正です。
- 開発時の対策
- TSCRootAcceptor::cancelAcceptorの引数に,TSCRootAcceptor::registerAcceptorの戻り値として取得し,かつ,TSCAcceptorに登録されているTSCユーザアクセプタの登録識別子を指定してください。
1008 INVALID_TSCID
- 障害内容
- [TSCDomainのコンストラクタ]
- 引数に指定したTSC識別子が不正です。
- 開発時の対策
- TSCDomainのコンストラクタの引数に,規定のTSC識別子を指定してください。
1009 INVALID_DOMAIN_NAME
- 障害内容
- [TSCDomainのコンストラクタ]
- 引数に指定したTSCドメイン名称が不正です。
- 開発時の対策
- TSCDomainのコンストラクタの引数に,規定のTSCドメイン名称を指定してください。
1010 INVALID_OP_PARAM
- 障害内容
- [オブジェクトのユーザメソッド]
- オブジェクトのユーザメソッドを呼び出すときの引数が不正です。ただし,オブジェクトのユーザメソッドの呼び出しは完了している可能性があります。
- [スタブ(場所コード:PLACE_CODE_STUB)]
- クライアント側からTSCユーザプロキシを使用して,TSCユーザオブジェクトを呼び出そうとしましたが,サーバ側に渡すin引数またはinout引数が不正です。TSCユーザオブジェクトのユーザメソッドは呼び出されていません。
- [スケルトン(場所コード:PLACE_CODE_SKELTON)]
- クライアント側からTSCユーザプロキシを使用して,TSCユーザオブジェクトを呼び出し,そのメソッドの処理は完了しましたが,クライアント側に戻すout引数,inout引数,または戻り値が不正です。
- 開発時の対策
- [処理の終了]
- 内容コード,場所コード,完了状態,および保守コード1~4を取得し,OTMの処理を終了してください。さらに,TSCユーザオブジェクトのユーザメソッドを呼び出すときの引数,またはユーザメソッドから戻るときの引数および戻り値を,IDLから各プログラミング言語へのマッピング,および各プログラミング言語での引数と戻り値の規則に従うようにしてください。
- 運用時の対策
- クライアントアプリケーション,またはサーバアプリケーションがメソッド呼び出しの規則に違反している可能性が高いです。IDLから各プログラミング言語へのマッピング,および各プログラミング言語での引数と戻り値の規則に従うように,アプリケーションプログラムを修正してください。
1011 SERV_IS_NULL
- 障害内容
- [TSCRootAcceptor::create]
- 引数に指定したTSCServerがnullです。
- 開発時の対策
- TSCRootAcceptor::createの引数に,TSCAdm::getTSCServerで取得したTSCServerを指定してください。
1012 CLNT_IS_NULL
- 障害内容
- [TSCProxyObjectのコンストラクタ]
- [TSCProxyObjectの派生クラスのコンストラクタ]
- [TSCSessionProxyのコンストラクタ]
- [TSCSessionProxyの派生クラスのコンストラクタ]
- 引数に指定したTSCClientがnullです。
- 開発時の対策
- TSCProxyObject,TSCProxyObjectの派生クラス,TSCSessionProxy,またはTSCSessionProxyの派生クラスのコンストラクタに,TSCAdmのgetTSCClientで取得したTSCClientを指定してください。
1013 ORB_IS_NULL
- 障害内容
- [TSCAdm::initServer]
- [TSCAdm::initClient]
- 引数に指定したCORBA::ORBがnullです。
- 開発時の対策
- [TSCAdm::initServer]
- TSCAdm::initServerの引数に,ORBのinitで得たCORBA::ORBを指定してください。
- [TSCAdm::initClient]
- TSCAdm::initClientの引数に,ORBのinitで得たCORBA::ORBを指定してください。
1015 DOMAIN_IS_NULL
- 障害内容
- [TSCAdm::getTSCClient]
- [TSCAdm::getTSCServer]
- 引数に指定したTSCDomainがnullです。
- 開発時の対策
- [TSCAdm::getTSCServer]
- TSCAdm::getTSCServerの引数に,newオペレータで生成したTSCDomainを指定してください。
- [TSCAdm::getTSCClient]
- TSCAdm::getTSCClientの引数に,newオペレータで生成したTSCDomainを指定してください。
1016 INVALID_REQUEST_WAY
- 障害内容
- [TSCAdm::getTSCClient]
- 引数に指定した接続経路が不正です。
- 開発時の対策
- TSCAdm::getTSCClientの引数に,規定の接続経路を指定してください。
1017 INVALID_PRIORITY
- 障害内容
- [TSCProxyObject::_TSCPriority]
- [TSCSessionProxy::_TSCPriority]
- 引数に指定したプライオリティ値(メソッド呼び出し時の優先順位)が不正です。
- 開発時の対策
- TSCProxyObject::_TSCPriority,またはTSCSessionProxy::_TSCPriorityの引数に,規定のプライオリティ値を指定してください。
1018 THREAD_FACT_IS_NULL
- 障害内容
- [TSCRootAcceptor::create]
- 引数に指定したTSCThreadFactoryが不正です。
- 開発時の対策
- TSCRootAcceptor::createに,newオペレータで生成したTSCThreadFactoryを指定してください。
1020 PROXY_IS_NULL
- 障害内容
- [COBOL]
- 引数に指定したTSCユーザプロキシのポインタがnullです。
- 開発時の対策
- 生成したTSCユーザプロキシのポインタを指定してください。
1021 OBJECT_IS_NULL
- 障害内容
- [COBOL]
- 引数に指定したTSCユーザオブジェクトのポインタがnullです。
- 開発時の対策
- 生成したTSCユーザオブジェクトのポインタを指定してください。
1022 INVALID_FLAG
- 障害内容
- [TSCDomain-NEW]
- 引数に指定したフラグ値が不正です。
- 開発時の対策
- TSCDomain-NEW副プログラムの引数に,規定のフラグ値を指定してください。
1027 INVALID_WATCH_TIME
- 障害内容
- [TSCWatchTimeのコンストラクタ]
- 引数に指定した監視時間が不正です。
- 開発時の対策
- TSCWatchTimeのコンストラクタの引数に,規定の監視時間を指定してください。
1028 WATCH_TIME_IS_NULL
- 障害内容
- [COBOL]
- 引数に指定したTSCWatchTimeのポインタがnullです。
- 開発時の対策
- 生成したTSCWatchTimeオブジェクトのポインタを指定してください。
1029 INVALID_RETRY_REQUIREMENT
- 障害内容
- [TSCAdm::getTSCClient]
- TSCAdm::getTSCClientの引数に指定した,TSCDomainクラスのコンストラクタのTSCドメイン名称,TSC識別子,および接続経路(指定がない場合は,コマンド引数オプション-TSCRequestWayの指定値)を持つ接続対象が接続先情報ファイル中に含まれていないため,接続を実行できません。
- 開発時の対策
- 接続先情報ファイル中のレコードが接続対象となるようTSCAdm::getTSCClientの引数を指定してください。マルチノードリトライ接続の対象となるための条件については,マニュアル「TPBroker Object Transaction Monitor ユーザーズガイド」のマルチノードリトライ接続の接続対象に関する説明を参照してください。
- 運用時の対策
- TSCAdm::getTSCClientに指定したTSCドメイン名称(nullが指定されている場合は任意),および接続経路に適応する接続対象が含まれる接続先情報ファイルを使用してください。
1038 INVALID_SESSION_INTERVAL
- 障害内容
- [TSCSessionProxy::_TSCSessionInterval]
- 引数に指定したセション呼び出しインターバル監視時間が不正です。
- 開発時の対策
- TSCSessionProxy::_TSCSessionIntervalの引数に,規定のセション呼び出しインターバル監視時間を指定してください。
1047 INVALID_QUEUE_LENGTH
- 障害内容
- スケジュール用キューの長さを指定するメソッドに指定したスケジュール用キューの長さが不正です。
- 開発時の対策
- サーバアプリケーション内のメソッドで指定したスケジュール用キューの長さを見直し,規定のスケジュール用キューの長さを指定してください。
1998 TPBROKER_BAD_PARAM
- 障害内容
- [オブジェクトのユーザメソッド]
- クライアント側からTSCユーザプロキシを使用して,TSCユーザオブジェクトのユーザメソッドを呼び出しましたが,CORBA::BAD_PARAMの例外通知を受けました。