付録D.14 内容コード14000~14999


14001 SERV_NO_SUCH_INTERF

障害内容
[オブジェクトのユーザメソッド]
クライアント側からTSCユーザプロキシを使用して,TSCユーザオブジェクトを呼び出しましたが,TSCユーザプロキシと同じインタフェース名称のTSCユーザオブジェクトがサーバアプリケーション上にありません。そのため,TSCユーザオブジェクト呼び出しは成功しませんでした。
開発時の対策
[リトライ]
該当するインタフェース名称のTSCユーザオブジェクトを活性化(active状態に遷移)させたあと,再度,TSCユーザオブジェクトを呼び出してください。
[処理の終了]
内容コード,場所コード,完了状態,および保守コード1~4を取得し,TSCユーザオブジェクト呼び出しの処理を終了してください。
運用時の対策
該当するインタフェース名称のTSCユーザオブジェクトを活性化(active状態に遷移)させたあと,再度,オブジェクトのユーザメソッドを呼び出す処理を実行してください。

14002 SERV_NO_SUCH_ACPT

障害内容
[オブジェクトのユーザメソッド]
クライアント側からTSCユーザプロキシを使用して,TSCユーザオブジェクトを呼び出しましたが,TSCユーザプロキシと同じインタフェース名称で,かつ,同じTSCアクセプタ名称のTSCユーザオブジェクトがサーバアプリケーション上にありません。そのため,TSCユーザオブジェクト呼び出しは成功しませんでした。
開発時の対策
[リトライ]
該当するインタフェース名称,TSCアクセプタ名称のTSCユーザオブジェクトを活性化(active状態に遷移)させたあと,再度,TSCユーザオブジェクトを呼び出してください。
[処理の終了]
内容コード,場所コード,完了状態,および保守コード1~4を取得し,TSCユーザオブジェクト呼び出しの処理を終了してください。
運用時の対策
該当するインタフェース名称,およびTSCアクセプタ名称のTSCユーザオブジェクトを活性化(active状態に遷移)させたあと,再度,オブジェクトのユーザメソッドを呼び出す処理を実行してください。

14998 TPBROKER_OBJECT_NOT_EXIST

障害内容
[オブジェクトのユーザメソッド]
クライアント側からTSCユーザプロキシを使用して,TSCユーザオブジェクトのユーザメソッドを呼び出しましたが,CORBA::OBJECT_NOT_EXISTの例外通知を受けました。