同期型呼び出しをするアプリケーションプログラムを実行した場合の処理シーケンスを示します。
クライアントアプリケーションを開始すると,サービスの利用処理が実行されます。CBLClass_TSCprxyのメソッドを呼び出すと,CBLClass_TSCskを経由し,ユーザが実装したCBLClass_TSCimplのメソッドが呼び出されます。
クライアントアプリケーションの開始の流れを次の図に示します。
図6-2 同期型呼び出しをするクライアントアプリケーションの開始(COBOL)
サーバアプリケーションを開始すると,サービスの登録処理が実行されます。TSCRAcceptor-activate副プログラムを呼び出すと,CBLClass_TSCfactにCBLClass_TSCimplの生成依頼が発行されます。
サーバアプリケーションの開始の流れを次の図に示します。
図6-3 同期型呼び出しをするサーバアプリケーションの開始(COBOL)