セション呼び出しをするアプリケーションプログラムのC++での作成例を示します。これらのサンプルコードは製品で提供されています。

ユーザ定義IDLインタフェースの例，およびIDLコンパイラが生成するクラスは，同期型呼び出しの場合と同様です。「2.2　同期型呼び出しをするアプリケーションプログラム（C++）」を参照してください。

• トランザクションフレームジェネレータが生成するクラス
  OTMのトランザクションフレームジェネレータは，ユーザ定義IDLインタフェースから次の表に示すクラスを生成します。
  

  表2-3　セション呼び出しをするアプリケーションプログラムの作成時にトランザクションフレームジェネレータが生成するクラス（C++）

  分類	ファイル名	生成するクラス名（オブジェクト名）
  クライアントアプリケーション用のユーザ定義IDLインタフェース依存クラス	ABCfile_TSC_p.hh ABCfile_TSC_p.cc	ABC_TSCspxy（TSCユーザプロキシ）
  サーバアプリケーション用のユーザ定義IDLインタフェース依存クラス	ABCfile_TSC_s.hh ABCfile_TSC_s.cc	ABC_TSCsk（TSCユーザスケルトン） ABC_TSCacpt（TSCユーザアクセプタ）
  雛形クラス	ABCfile_TSC_t.hh ABCfile_TSC_t.cc	ABC_TSCimpl（TSCユーザオブジェクト） ABC_TSCfactimpl（TSCユーザオブジェクトファクトリ）

＜この節の構成＞

2.4.1　セション呼び出しをするクライアントアプリケーションの例（C++）

2.4.2　セション呼び出しをするサーバアプリケーションの例（C++）