tscrasgetトラブルシュート情報の取得と出力

形式

tscrasget { [-h] | [-p] [-s] [-TSCSpool TSCスプールディレクトリ |
            -TSCDomain TSCドメイン名称]  出力先ディレクトリ}

機能

tscrasgetコマンドを実行するホスト上でOTMが必要とするトラブルシュート情報をファイルに取得し,取得した情報の一覧を標準出力または標準エラー出力に出力します。

オプション

●-h

コマンドの使用方法が表示されます。

●-p

TPBrokerについてのトラブルシュート情報を出力先ディレクトリに出力します。あらかじめ,TPBrokerのVBROKER_ADM環境変数を設定してください。

●-s

共通メッセージ(UNIXの場合はsyslog,Windowsの場合はeventlog)の取得を抑止します。

●-TSCSpool TSCスプールディレクトリ

トラブルシュート情報を取得するTSCスプールディレクトリを指定します。

●-TSCDomain TSCドメイン名称

~<1~31文字の英数字>

トラブルシュート情報を取得するTSCドメイン名称を指定します。省略した場合は,コンピュータ内のOTM環境に登録済みのすべてのTSCドメインからトラブルシュート情報を取得します。

コマンド引数

●出力先ディレクトリ

トラブルシュート情報を出力するファイルのディレクトリ名(相対パスまたは絶対パス)を指定します。

戻り値

このコマンドは次に示す戻り値をシェルに返してから,処理を終了します。

戻り値意味
0正常終了しました。
0以外コマンド処理中にエラーが発生したために異常終了しました。
出力されたメッセージに従って対策したあと,再度,コマンドを実行してください。

出力形式

[図データ]

(凡例)
記号説明
aa..aa収集する情報,ファイル名称などです。

注意事項