Hitachi Multi Payment Network communications server メッセージ

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1.1 KDMPBS002-E〜KDMPBS998-I


KDMPBS002-E

[英語](T,S,F)
[dd..dd]The error occurred in the communications server. wording-of-a-telegram classification code=aa..aa, position code=bb..bb, factor=cc..cc
[日本語](T,S,F)
[dd..dd]通信サーバでエラーが発生しました。電文種別コード=aa..aa, 位置コード=bb..bb, 要因=cc..cc

通信サーバでエラーが発生したため,処理を中断しました。
aa..aa:エラーが発生した電文の電文種別コード
bb..bb:エラーが発生した位置
cc..cc:エラーが発生した要因
dd..dd:ログトレースID
対 処
S:応答電文をリターンし,処理を終了します。また,要因が次の番号の場合は電文をエラー電文ファイルに記録します。
 0011,0014,0016,0018,0019,0020,0021,0103,0507,0510,0511,0512
O:位置コードと要因からエラーの個所を確認し,またこのメッセージと同時に出力されるメッセージがあれば参照して,原因を特定してください。
 
対策:位置コードと要因については次の表を参照してください。
なお,位置コード,要因で分類されるエラーの詳細は,マニュアル「Hitachi Multi Payment Network communications server for Bank」を参照してください。
 
位置コード 要因 エラー内容 対処方法
大分類 中分類
01 0011 データ解析 通信サーバヘッダー部 障害情報を取得してください。
01 0014 MPNヘッダー部
01 0016 ビットマップ部
01 0018 データ部
01 0020 データチェック チェックポリシーによるエラー 同時に出力されているチェックポリシーエラーメッセージを調査してください。
01 00211 消込期限年月日エラー 電文の消込期限年月日が正しいかどうか調査してください。
01 00301 システム日付取得 取得エラー システム管理者に連絡してください。
01 0601 データ解析 通信サーバヘッダー部 障害情報を取得してください。
01 0601 MPNヘッダー部
01 0601 ビットマップ部
01 0601 データ部
02 0001 出力エリア不足 69バイト+通信サーバヘッダー制御部長未満 出力エリア長が正しいかどうか調査してください。
02 0002
02 0019 コード変換処理 コード変換処理が正しく実行されているかどうか調査してください。
02 0101 仕向処理通番 通番が最大値を超過 障害情報を取得してください。
02 0102 その他
02 01031 仕向処理年月日エラー 電文の仕向処理年月日が正しいかどうか調査してください。
02 0201 トランザクション番号 使用可能なトランザクション通番がない コマンド再送機能使用時だけ,使用可能なトランザクション番号がないので業務を実行できません。次の対策を行ってください。
  • 通信サーバを再起動する。その際にシステム定義を見直して有効トランザクション数を増やす。
  • 電文再送コマンド,複数電文再送コマンド,または再送取引削除コマンドを実行し,トランザクション番号を業務で使用可能にする。
02 0601 コールバック(MPN接続前) メモリ確保(関数実行していない) 障害情報を取得してください。
02 0601 リターンデータ解析エラー
02 9998 MPN接続前のユーザーコールバックのリターンデータを調査してください。
02 9999 リターンコード不正 MPN接続前のユーザーコールバックのリターンコードを調査してください。
02 任意2 エラーリターン MPN接続前のリターンコードを調査してください。
03 0030 システム日付取得 取得エラー 障害情報を取得してください。
03 0401 DB処理(MPN接続前) DB障害 同時に出力されているDB障害メッセージを調査してください。
03 0507 MPN接続処理 日跨りチェックエラー なし
03 0601 メモリ確保(通信していない) 障害情報を取得してください。
04 0503 受信エラー(ユーザサーバ状態取得失敗)
04 0504 送信エラー 共通ソフトウェアのログでMPN電文送信エラー要因を調査してください。
04 0505 受信エラー(タイムアウト以外) 共通ソフトウェアのログでMPN電文受信エラー要因を調査してください。
04 0506 受信エラー(タイムアウト) MPN電文受信エラー要因を調査してください。
04 0508 受信エラー(停止時再送打ち切り) なし
04 0509 受信エラー(通信サーバ状態取得失敗) 障害情報を取得してください。
05 0003 出力エリア不足 応答電文受信長未満 出力エリアが正しいかどうか調査してください。
06 0004 トータルサイズ未満 出力エリア長が正しいかどうか調査してください。
05 05101 被仕向電文解析 ヘッダー部解析エラー MPNセンタからの電文のMPNヘッダー部に誤りがないか調査してください。
05 05111 ビットマップ部解析エラー MPNセンタからの電文のビットマップ部に誤りがないか調査してください。
05 05121 データ部解析エラー MPNセンタからの電文のデータ部に誤りがないか調査してください。
05 0601 ヘッダー部解析エラー 障害情報を取得してください。
05 0601 ビットマップ部解析エラー
05 0601 データ部解析エラー
06 0019 コード変換処理 コード変換処理が正しく実行されているかどうか調査してください。
06 0402 DB処理(MPN接続後) DB障害 同時に出力されているDB障害メッセージを調査してください。
06 0403 DB処理(電文再送コマンド,複数電文再送コマンド) 電文再送コマンド,複数電文再送コマンド用の取引退避DB障害
06 0601 コールバック(MPN接続後) メモリ確保(関数実行していない) 障害情報を取得してください。
06 0601 リターンデータ解析エラー
06 9998 リターンデータ解析エラー MPN接続後のユーザーコールバックのリターンデータを調査してください。
06 9999 リターンコード不正 MPN接続後のユーザーコールバックのリターンコードを調査してください。
06 任意2 エラーリターン MPN接続後のリターンコードを調査してください。

注※1
これらの要因の場合は,電文がエラー電文ファイルに記録されます。

注※2
規定範囲内の任意のリターンコードです。ユーザーコールバック内に設定した値です。


KDMPBS003-E

[英語](T,S,F)
Return information from the mpn center unjust error. outlen=aa..aa
[日本語](T,S,F)
RPC出力領域長が不正です。RPC出力領域長=aa..aa

RPC出力領域長が不正であるため,処理を中断しました。
aa..aa:RPC出力領域長
対 処
S:応答電文をリターンし,処理を終了します。
O:RPC出力領域長を変更してください。
 
対策:RPC出力領域長に,MPNセンタからの応答電文,および通信サーバヘッダー部が保存できる大きさを指定してください。RPC出力領域長の詳細については,マニュアル「Hitachi Multi Payment Network communications server for Bank」を参照してください。

KDMPBS004-E

[英語](T,S,F)
It became an error with the validity check in a MPN center. mpn-outlen=aa..aa, outlen=bb..bb
[日本語](T,S,F)
MPNセンタ応答電文長がRPC出力領域長を超えています。MPNセンタ応答電文長=aa..aa, RPC出力領域長=bb..bb

RPC出力領域長が不正であるため,処理を中断しました。
aa..aa:MPNセンタ応答電文長
bb..bb:RPC出力領域長
対 処
S:応答電文をリターンし,処理を終了します。
O:MPNセンタ応答電文長を基に,RPC出力領域長を変更してください。
 
対策:RPC出力領域長に,MPNセンタからの応答電文,および通信サーバヘッダー部が保存できる大きさを指定してください。RPC出力領域長の詳細については,マニュアル「Hitachi Multi Payment Network communications server for Bank」を参照してください。

KDMPBS011-E

[英語](T,S,F)
Common software API returned with an error. function=aa..aa, error=bb..bb
[日本語](T,S,F)
共通ソフトウェアのAPIがエラーリターンしました。関数名=aa..aa,エラーコード=bb..bb

共通ソフトウェアのAPIがエラーリターンしました。
aa..aa:関数名
bb..bb:共通ソフトウェアAPIの返却値
対 処
S:プロセスが異常終了します。
 
対策:共通ソフトウェアに関係する次に示す設定および状態を見直してください。
  • 通信サーバシステム定義で指定した,共通ソフトウェアに関連するディレクトリ,およびファイルのアクセス権限
  • 共通ソフトウェアのキューマネージャー(オンライン電文用)の状態
それでも原因が不明な場合は,必要に応じて共通ソフトウェアの返却値やログから原因を調査してください。
なお,各設定の詳細については,マニュアル「Hitachi Multi Payment Network communications server for Bank」を参照してください。

KDMPBS013-E

[英語](T,S,F)
Failed to connect DB. sqlcode=aa..aa, sqlmsg=bb..bb
[日本語](T,S,F)
DBへの接続に失敗しました。SQLCODE=aa..aa,SQLメッセージ=bb..bb

DBへの接続に失敗したため,処理を中断します。
aa..aa:エラー要因を示すSQLCODE
bb..bb:エラー要因を示すSQLメッセージ
対 処
S:プロセスが異常終了します。
O:SQLCODEとSQLメッセージについては,マニュアル「スケーラブルデータベースサーバ HiRDB メッセージ」を参照し,原因を調査してください。
 
対策:必要に応じて,マニュアル「Hitachi Multi Payment Network communications server for Bank」を参照して,障害情報を収集してください。

KDMPBS014-E

[英語](T,S,F)
Failed to disconnecting DB. sqlcode=aa..aa, sqlmsg=bb..bb
[日本語](T,S,F)
DBとの切断に失敗しました。SQLCODE=aa..aa,SQLメッセージ=bb..bb

DBとの切断に失敗したため,処理を中断します。
aa..aa:エラー要因を示すSQLCODE
bb..bb:エラー要因を示すSQLメッセージ
対 処
S:処理を中断します。
O:SQLCODEとSQLメッセージについては,マニュアル「スケーラブルデータベースサーバ HiRDB メッセージ」を参照し,原因を調査してください。
 
対策:必要に応じて,マニュアル「Hitachi Multi Payment Network communications server for Bank」を参照して,障害情報を収集してください。

KDMPBS015-E

[英語](T,S,F)
Failed to management of transaction number.
[日本語](T,S,F)
トランザクション番号管理に失敗しました。

起動時にトランザクション番号採番に失敗したため,業務SPPの起動を中断します。
対 処
S:プロセスが異常終了します。
 
対策:直前にKDMPTN002-Eが出力されている場合は,起動する業務SPPに割り当てられるトランザクション番号がありません。通信サーバシステム定義の「MAX_TRAN_NUM」の値を大きくするか,電文再送コマンド,複数電文再送コマンドまたは再送取引削除コマンドを使用してトランザクション番号を業務SPPに割り当てられる状態にしてください。
それ以外の場合は,マニュアル「Hitachi Multi Payment Network communications server for Bank」を参照して,障害情報を収集してください。

KDMPBS016-E

[英語](T,S,F)
Failed to initialization of code conversion.
[日本語](T,S,F)
コード変換の初期化に失敗しました。

コード変換の初期化に失敗したため,処理を中断します。
対 処
S:プロセスが異常終了します。
 
対策:マニュアル「Hitachi Multi Payment Network communications server for Bank」を参照して,障害情報を収集してください。

KDMPBS017-E

[英語](T,S,F)
System call error occurred. function=aa..aa, error=bb..bb
[日本語](T,S,F)
システムコールエラーが発生しました。関数名=aa..aa,エラーコード=bb..bb

システムコールエラーが発生しました。
aa..aa:関数名
bb..bb:エラーコード
対 処
S:処理を中断します。またはプロセスが異常終了します。
 
対策:関数名にOpenTP1の関数名が出力された場合は,次のマニュアルのうちどれかを参照し,リターン値一覧から原因を調査してください。
  • 「分散トランザクション処理機能 OpenTP1 プログラム作成リファレンス C言語編」
  • 「分散トランザクション処理機能 OpenTP1 クライアント使用の手引」
関数名に「HMpnCmnGetStat」が出力された場合は,ロウ論理ボリュームが正しく設定されているか確認してください。
それ以外の値が出力された場合は,マニュアル「Hitachi Multi Payment Network communications server for Bank」を参照して,障害情報を収集してください。

KDMPBS018-E

[英語](T,S,F)
An error occurred during access Database. table=aa..aa, error=bb..bb, message=cc..cc
[日本語](T,S,F)
データベースアクセスでエラーが発生しました。テーブル=aa..aa,エラーコード=bb..bb,エラーメッセージ=cc..cc

データベースとのアクセスで障害が発生しました。
aa..aa:テーブル名
bb..bb:HiRDBが出力したエラーコード
cc..cc:HiRDBが出力したエラーメッセージ
対 処
S:処理を継続します。
O:テーブルとエラーコードについては,マニュアル「スケーラブルデータベースサーバ HiRDB メッセージ」を参照し,原因を調査してください。
 
対策:OpenTP1のユーザサービス定義またはユーザサービスデフォルト定義に設定したHiRDB関連の環境変数が正しく設定されているか確認してください。環境変数の設定に誤りがある場合は修正して,通信サーバを再起動してください。

KDMPBS022-I

[英語](F)
Relation information [aa..aa], channel processing number [bb..bb], channel processing date [cc..cc], channel processing time [dd..dd]
[日本語](F)
紐付け情報[aa..aa],チャネル処理通番[bb..bb],チャネル処理年月日[cc..cc],チャネル処理時刻[dd..dd]

業務電文を受け付けました。
aa..aa:紐付け情報
bb..bb:チャネル処理通番
cc..cc:チャネル処理年月日
dd..dd:チャネル処理時刻
対 処
S:処理を継続します。

KDMPBS501-I

[英語](F)
Successful execution of retry to send telegram. no=aa..aa-bb..bb-cc..cc
[日本語](F)
電文を再送しました。番号=aa..aa-bb..bb-cc..cc

コマンド再送機能による電文の再送処理が成功しました。
aa..aa:仕向センタコード
bb..bb:仕向処理年月日
cc..cc:仕向処理通番
対 処
なし

KDMPBS502-I

[英語](F)
Timeout occurred at retry to send telegram. no=aa..aa-bb..bb-cc..cc
[日本語](F)
電文の再送でタイムアウトが発生しました。番号=aa..aa-bb..bb-cc..cc

コマンド再送機能による電文の再送処理でタイムアウトとなりました。
aa..aa:仕向センタコード
bb..bb:仕向処理年月日
cc..cc:仕向処理通番
対 処
S:再送処理を継続します。

KDMPBS511-E

[英語](T,S,F)
Failed to retry to send telegram. code=aa..aa, information1=bb..bb, information2=cc..cc
[日本語](T,S,F)
再送処理でエラーが発生しました。要因=aa..aa,情報1=bb..bb,情報2=cc..cc

再送処理中にエラーが発生しました。
aa..aa:エラーが発生した位置を示すコード
bb..bb:保守情報
cc..cc:保守情報
対 処
S:再送処理を中断します。
 
コード エラー発生個所 対処
006 再送取引格納テーブルSELECT 直前に出力されているKDMPBS018-Eを基にDBのエラー要因を調査してください。
007 再送取引格納テーブルUPDATE 直前に出力されているKDMPBS018-Eを基にDBのエラー要因を調査してください。
008 再送取引格納テーブルから取得した電文の解析 エラーの発生したレコードの内容に問題がないか調査してください。
009 MPNセンタへの再送電文送信 共通ソフトウェアを調査してください。
010 MPNセンタへの再送応答電文受信 共通ソフトウェアを調査してください。
011 再送応答電文の解析 直前に出力されているメッセージからエラー発生個所を特定し,エラー電文ファイルに出力した電文データを確認してください。
012 コード変換エラー エラー電文ファイルに出力した電文データを調査してください。
018 MPN接続前取引履歴格納テーブルINSERT 直前に出力されているKDMPCN008-Eを基にDBのエラー要因を調査してください。
019 MPN接続後取引履歴格納テーブルINSERT 直前に出力されているKDMPCN008-Eを基にDBのエラー要因を調査してください。
上記以外 内部処理エラー マニュアル「Hitachi Multi Payment Network communications server for Bank」を参照して,障害情報を収集してください。

KDMPBS998-I

[英語](F)
Hitachi Multi Payment Network communications server for Bank version=aa..aa
[日本語](F)
Hitachi Multi Payment Network communications server for Bank バージョン=aa..aa

aa..aa:バージョン
対 処
S:処理を継続します。