通信サーバfor Bankで実行するコマンドは，収納サービスの状態によって実行できるコマンドと実行できないコマンドがあります。通信サーバfor Bankで実行できるコマンドおよび各コマンドを実行できるタイミングを次に示します。

表10-1　コマンド一覧

コマンド	機能	オプション	収納サービスの状態
			開局中	閉局中	予備閉局中	開局処理中	閉局処理中	停止中
hmpnstart	通信サーバfor Bankの起動※	任意	×	×	×	×	×	○
hmpnstop	通信サーバfor Bankの停止	-Fなし	○	○	○	×	×	×
		-Fあり	○	○	○	○	○	○
hmpnopen	オンライン開始（開局）	-Fなし	×	○	○	×	×	×
		-Fあり	○	○	○	×	×	×
hmpnclose	オンライン終了（閉局）	-c	○	×	○	×	×	×
		-cおよび-F	○	○	○	×	×	×
		-p	○	×	×	×	×	×
		-t	○	×	○	×	×	×
hmpnstat	状態表示	任意	○	○	○	○	○	×
hmpncntget	収納カウンタ情報取得	任意	○	×	○	×	×	×
hmpnretry	電文再送	任意	○	×	○	×	×	×
hmpnretryall	複数電文再送	任意	○	×	○	×	×	×
hmpnretrydelete	再送取引削除	任意	○	○	○	○	○	○
hmpnshmfree	共有メモリ解放	-nなし	×	×	×	×	×	○
		-nあり	○	○	○	○	○	○
hmpnsetup	セットアップ	任意	−	−	−	−	−	−
hmpnrawinit	ファイル初期化	任意	×	×	×	×	×	○

（凡例）

○：実行できる

×：実行できない

−：該当なし

注※

実行できるタイミングが，現用系と予備系で異なります。詳しくは，「10.3　コマンドの詳細　hmpnstart（通信サーバfor Bankの起動）」を参照してください。