Hitachi Multi Payment Network communications server for Bank
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照会SPP用インターフェースは,照会SPPと金融業務プログラムの間で照会処理に必要な電文を送受信するためのインターフェースです。
照会SPPの機能および照会SPP呼び出し時のRPC通信に必要な情報について説明します。
- <この項の構成>
- (1) 照会SPPの機能
- (2) RPC通信に必要な情報
照会SPPは,次の順序で照会電文を処理します。
- 金融業務プログラムが,照会要求のための情報を作成する
- 金融業務プログラムが,照会サービスを呼び出す
- 通信サーバfor Bankが,MPNセンタへ照会依頼電文を送信する
- 通信サーバfor Bankが,MPNセンタから照会応答電文を受信する
- 通信サーバfor Bankが,照会結果を金融業務プログラムに送信する
照会電文の処理の流れを次の図に示します。
図7-1 照会電文の処理の流れ
![[図データ]](FIGURE/ZBK03040.GIF)
照会サービスを呼び出すときのRPC通信に必要な情報について説明します。
- サービスグループ名
- OpenTP1の各照会SPP用ユーザサービス定義,および通信サーバシステム定義の収納サービス定義で指定したサービスグループ名を設定してください。
- サービス名
- OpenTP1の各照会SPP用ユーザサービス定義,および通信サーバシステム定義の収納サービス定義で指定したサービス名を設定してください。
- RPCの形態
- 同期応答型RPC
- 入力パラメタ
- 金融業務プログラムからの照会依頼電文,および電文長を設定してください。
- 出力パラメタ
- 金融業務プログラムへの照会応答電文を格納する領域,および応答電文長を設定してください。
なお,通信サーバfor BankがRPC通信に使用する領域については,「7.1.4 外部入出力領域」を参照してください。
- 注意
- 照会サービスを呼び出すときは,金融業務プログラムのRPC応答待ち時間が,RPCから応答が届くまでの時間より長く設定されている必要があります。そのため,サービス呼び出し元UAP(金融業務プログラム)の定義および環境変数に,次のように値を設定してください。
- 設定する定義および環境変数
SPPおよびSUPの場合:ユーザサービス定義の「watch_time」
CUPの場合:環境変数の「DCWATCHTIM」
- 設定する値
「0」または「15以上」の値を設定してください。なお,「0」を指定した場合は,応答を受信するまで,無限に待ち続けます。
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